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何秒露光?24mm広角レンズで星空撮影

2021年12月26日 | カメラ・ビデオ関連
先日入手したばかりのCanonEF28mmレンズ、フルサイズセンサーのカメラで「超広角」画角で撮影する場合、何秒くらいまでシャッターを開いたままでも、夜空の星が「点の光源」として撮影できるのだろう? このレンズを入手した時からずっと思っていました。

大寒波が西日本・岡山市までやって来る直前、ギリギリ星が見えている状況で、シャッター速度を変化させながら実験撮影をしてみました。

<<Pentax一眼レフカメラ、GPS機能を利用した簡易星追尾での星空撮影とは異なり、構えた三脚の上でカメラを固定し、星の動きを追尾しない星空撮影をする場合、24mm広角レンズでの露光時間確認実験です>>


一般的には24mm超広角レンズとなると、最大20秒くらいまでシャッターを開いたままにしていたとしても、ぱっと見た目には普通の星空の写真に見えるといわれています。 
ただ自分が撮影した星空を部分的にトリミングしようとすると(トリミングの仕方にもよりますが)、写真上で日周運動の影響で星が流れて光の線になってしまいます。

24mm超広角といってもいいレンズを使用した場合、少しくらいトリミングしても、少しくらい見ている写真をアップして眺めても、星の光が「点になって見える」のは、何秒くらいまでの露光になるだろう・・・

 ISO1600  f 2.8   10秒露光 三脚固定(追尾なし) JPEG 一枚
 Canon EOS 5D   +  canon EF24mm f2.8 単焦点レンズ

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

<この時、デジタル一眼レフカメラがAPS-C・イメージセンサーサイズの場合、星が流れてしまう露光時間は違ってきます。この実験ではフルサイズセンサーのカメラで撮影した場合の、星が点に見える露光時間を手探りしています。またレンズが28mm、35mm、50mmと焦点距離が変わると、星が点に見える露光時間は大きく変化してきますね。>

・・・で、結果として、フルサイズセンサーで24mm広角レンズ撮影の場合、20秒露光でも実際に目で見るような星空の写真になっていました。
(手持ちの55mmレンズで10秒も露光すると、あちこちで星が流れているのを目にするケースとは大きな違いです)

で、さらに<トリミング>したり<拡大表示>したりしても、もう少しだけ見た目上で星が点に見える・・・その露光時間は個人的には最大「15秒」かなと思いました。

できたら、24mm広角レンズの場合、10秒から15秒くらいの間での撮影をいつもイメージしているとどうやら具合が良さそうかなと思いました。

状況に応じて基本のISO値設定を1600や、1000、800、あたりに変更したい場合、また絞り値を開放の f 2.8 から 少し絞って、f4とか、f5.6で撮影したいという場合など、その時その時の撮影状況に応じて、撮影設定を変化させるうような場合に、シャッター速度そのものは10-15秒のあいだで、値を変化させながら撮影するといい、ということかな、と今回の実験撮影で手応えを得ました。

とりあえず、最初の実験撮影でここまで確認できたので、今後も実際に撮影しながら、さらに星空撮影写真に撮影設定値の変化でどのような写り具合になっていくのか、その様子を経験、体験してみたいなあと思っています。

ともあれ、標準Takumar 55mm f1.8 での撮影設定値と比べると、レンズが24mm広角になることで、ずいぶん大きな違いが出てくるものだなあということを、今日の実験撮影で確認することが出来ました。

手持ちの28mmレンズではこのような星空撮影用の設定をチェックしていなかったのですが、広い範囲の星空撮影をする時のメインになるはずの24mm広角レンズなので、大寒波で大荒れ天気になる直前、雲の向こうにぎりぎりチラチラみえる星にレンズを向けて実験撮影をした、2021年12月25日土曜日の夜でした。

比較追加  シャッター20秒の長時間露光 (寒波到来12月25日夜)

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

今日25日夜は、こちら西日本でも北から南へ大寒波・雪雲が下りてきていて、時間の経過とともに気温がどんどん低下していますし、空にも雲がどんどん増えている状況です。( 中国山地ではすでに強い冷え込み、降雪になっていて、瀬戸内海沿岸の岡山市もあと少し時間が経過すると、今回の寒波におおわれる直前です )

このコンディションで、空にカメラを向けて20秒の長時間露光をしてしまうと、写真全体が早い雲の動きで覆われてしまっています。(また夜空のコンディションのいいタイミングで、もう少し細かな実験撮影を試してみようと思います)


 

25日で日付が変わって午前0時から午前1時になる時間帯、瀬戸内沿岸の岡山市では気温が3-4度くらいあって、中国山地を飛び越えてやってきている雲からの雪は、みぞれにさえもならず、小雨になって岡山市に降っています。

このあと岡山市でも更に気温が下がり、空からは小雨が雪に変わることもあるかもしれません。




<<Canon EOS5D(初代)>>
<<PentaxM28mmレンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<Takumar 55mm f1.8 レンズ>>
<<PentaxM135mm レンズ>>
<<Canon EF24mm 単焦点レンズ>>



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