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届く EF24mm f 2.8 レンズ for 5D

2021年12月22日 | カメラ・ビデオ関連
今日(12/21)Canon純正レンズ、広角24mm f 2.8 が届きました。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

フルサイズセンサーのカメラ・Canon EOS5Dを使って、三脚固定のまま(星の動きを追尾せずに)お手軽星空撮影をしてみようと思って、先に使っていなかった<Pentax M28mm f 3.5>をCanon EOS5D用に改造しました。(5Dのフルサイズ用大型ミラーに衝突するので、Pentaxレンズ基部の突起を削り落とす改造) 

星空撮影などでは、APS-Cイメージセンサーサイズのカメラで撮影するのと比較すると、フルサイズイメージセンサーのCanon EOS5Dを使っての撮影では、広角レンズが広い画角で、目の前に広がる星空を写真に収めることが出来ます。
(APS-C用18mm広角は、35mm版換算約27mmになってしまいますし、もし28mm広角レンズは換算約42mmになってしまいます。 そして35mm版のフルサイズカメラでは、18mmは18mm広角ですし、28mmは28mm広角レンズとして広く撮影範囲を捉えてくれます)

基本的に星空撮影遊びは、GPSで星の動きを追尾しながら撮影可能なPentax一眼レフカメラ(APS-C)で楽しもうと思っているのですが、それでもせっかくのフルサイズセンサーでも星空を撮影出来たらいいなと思ってしまいます。

実際50mm(Takumar 55mm f1.8 )での星空撮影も、28mm(PentaxM28mm)でも、十分面白く、楽しんでいるのですが、出来たらもう<一声>広い画角で星空を撮影できたらいいなあ、と思ってしまいます。

で、広角レンズを各種マウント(Pentax,M42・・・など)で安価に一つ入手できたらいいなあと思っていたのですが、レンズ本体を仮に安価に入手できたとしても、変換マウントも必要になります。

また、変換マウント利用でCanon EOS5Dに取り付けようとしても、レンズ基部の突起などで、物理的に取付が不可能、というケースもあります。また、レンズの取付が実現したとしても、レンズ基部がカメラボディ内部に飛び出ていて、その中で上下に動作する反射ミラーに衝突するため、実質撮影不可といううケースもあります。

ちなみに上のPentaxM28mmでも、ほんのごくわずかにミラー上下動作との衝突が発生したため、Pentaxレンズ基部をかなり削り落としてミラーとの干渉を回避する加工作業を行いました。



Canon純正以外のレンズを利用する場合に対して、、何もしなくてもポンとレンズを取り付けるだけで、変換マウントも不要な「Canon純正広角レンズ」を探して入手するというのは、いろいろな意味で結果的には経済的だったり、低コストだったりするなあと思うようになっていました。

で、そんな時たまた出くわしたのが、上のCanon EF28mm単焦点レンズでした。 レンズの先端を何かにぶつけたあとがあり、また、届いたレンズよく見るうと前玉レンズ表面には何かをあててこすった傷が入っていました。 でも、そういうこともあって中古市場のほぼ半値で見つけてしまったものですから、「それでは!」とクーポンやポイントなども利用して、購入することにしました。

なんと言っても純正レンズですから、変換マウントアダプターのことを考える必要はありませんし、カメラ本体の反射ミラーとの干渉のことも考えなくてもいい!というのは、とても軽快な気持ちでこのレンズ EF 28mm f 2.8を使うことが出来ます。

このレンズは古い方のモデルなので、レンズ内手ブレ補正機能は装備されていません。ですが、これほどの「超広角」といっても良いレンズなので、手ブレ補正は不要だろうと個人的には思っています。(もしかしたらAFピント合わせも不要かもしれませんが、AF機能が装備されているというのはありがたいことではあります。)

また、星空撮影の時、PentaxM28mmは開放絞り値がf 3.5 (Pentaxカメラでは同じ28mmレンズでf 2.8の方を使用、そのためこのf 3.5は使われずに保管されていました) と、少しだけ<やや暗めのレンズ>になっていました。それでも、フルサイズセンサーCanon EOS5Dで、f 3.5  f4.0絞り値での撮影で、思った以上に良好な星空写真になっていました。

そのレンズよりももうひとつ広い画角で、なおかつ開放絞り値が f 2.8 といことなので、このCanon EF 28mm f2,8レンズは、さらに星空撮影遊びで活躍してくれそうです。

・・・・ということで、届いた日の夜、ちょっと外に出てみて星が見えていたら、さっそく星空撮影をちょっとだけでも試してみたいと思っています。


◯さっそく夜空の試写 Canon EF24mm f2.8    2021.12.21  

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

東の空にぽつんと見える明るい星、とりあえずそこへレンズを向けてピント合わせも適当に、とりあえずJPEGで撮影・・・・・
 ISO1600  f4  6秒露光  三脚固定 (星追尾なし) 

ごそごそカメラ・レンズクリーニング作業をしたあとそのまま持ち出して撮影したため、イメージセンサー上にたくさんのゴミがある状態で撮影してしまいました。
(Canon EOS5D(初代)では電源ON時にセンサークリーニング機能が装備されていないため、ある程度定期的にセンサークリーニングが必要です。EOS40Dでは電源起動時に振動してクリーニングしてくれるのでこれほどセンサー上のゴミに影響を受けることはありませんでした。)

ともあれ、28mmレンズから、24mmレンズになるだけで、かなり広い範囲の星空を撮影できるようになったのをあらためて実感することが出来ます。

ぐっと広角ということもあって、周辺光量落ちは多く見られますね。24mmレンズはCanon純正なので、Canon純正アプリで「補正」出来るかもしれませんし、他方、そのまま超広角レンズの周辺光量の具合を楽しむ写真あそびも良いかもしれないなあと思っていたりします。

ともあれ、これで、焦点距離24mm  28mm  55mm (Canon24mm  PentaxM28mm  Takumar55mm) とこれら3本のレンズが安価に用意できました。フルサイズ初代のCanon EOS5Dでのお手軽星空撮影遊びは十分な装備になったような気がしています。
(中望遠から、望遠レンズでの星空撮影は、星の動きを簡易追尾しながらの撮影となりますし、フルサイズセンサーよりもAPS-Cセンサーでの撮影のほうがより大きく写真に捉えることが出来ます。Pentax一眼レフカメラの守備領域ということになりそうです)


ちなみに、絞り開放 f 2.8で撮影すると・・・ 出来上がった写真をぐーーーんと拡大表示して、見渡してみると、画面のすみの星は、形がゆがんでいます。なんとなく、いくつもの<銀河>がたくさん写真に写っているように見えて・・・お得で面白いです(^-^;)。

 
  (画像をクリックで拡大写真へ)

そうそう、このレンズはCanon純正レンズなので、画像ファイルのプロパティから、撮影情報のすべてを確認できますね。これは便利です。(Canon以外のレンズを使う時には、ある程度撮影情報を覚えておこうとしているので)

 









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