「魔界転生」などの漫画家 石川賢さん 死去 （朝日）
□石川 賢さん（いしかわ・けん＝漫画家、本名・賢一＝けんいち）が１５日、急性心不全で死去、５８歳。
通夜、葬儀の日取りは未定。
６９年に漫画家永井豪さんのダイナミックプロに入り、アシスタントを務めるかたわら「ゲッターロボ」（永井さんと共著）、「魔界転生」などを発表した □
（以上転載）
自分は小説家の高千穂遥氏のＨＰで知ったのですが…
本当に突然死だったらしく、言葉もありません。
最後に自分が読んだのは「極道兵器」でしたが、バイオレンスとコミカルの融合の先駆者であり、傑作「魔獣戦線」に
「ゲッターロボ」「アステカイザー」「バトルホーク」「えん魔くん」等の永井豪氏との競作、右腕というには黄金すぎる漫画家だったと思います。
山田風太郎の「魔界転生」の漫画など石川賢以外では考えられないくらいです。
あまりにも若すぎる…
機械獣のデザインはダイナミックプロの人間が持ちまわりでやっていたそうですが、石川賢のデザインしたものが一番多かったそうですね。才能の特異さを感じさせるエピソードです。ご冥福をお祈りいたします。
自分も魔獣戦線は凄い影響を受けました
極道兵器を読んだときにエログロナンセンスバイオレンスの変わらなさに嬉しくなったものです。
ゲッター１の亀甲面は石川賢デザインという話ですがメカとかギーガー影響のおどろおどろしさとか無限に対する恐怖の表現（特に宇宙空間）がバツグンだったと思います。
機械獣の何処の影響も受けていて国や獣が特定できないデザインは秀逸だとおもいます。
（名称はドイツ兵器っぽい）