人権擁護法案に反対する理由として「差別利益」

自分が人権擁護法案に反対している理由を書いてみます

前に自分の記事
「人権擁護法案」
http://blog.goo.ne.jp/lalala50/e/e3385fdf0489a6d6e7d35cf5e28379df
にも少し書きましたが詳細版というか整理みたいなモンです。

この法案の反対した理由に差別認定での利権と癒着を自分は書きましたが何故そのような考えになったかを書いていなかったので。
文章が下手なので言葉が足りない部分、事実誤認等があれば御指摘もお願い致します

自分は趣味で「放送禁止歌」「現在ＴＶ・劇場でで放映・公開できない映画」「小説の不適切な言葉」等を調べたときに「差別問題」に出会いました。

だから実際に差別にあったわけでもないし差別していないかと言われれば「してない」と答えたいが口が裂けても「差別は一切していません」とはいえない。

人種問題、問題、アイヌ問題、階級差別、身障者差別、、、と色々あるのですが資料や文献、判例等を読むと中にはあきらかに言い掛かりなものも混じっています。

しかし「差別」という大儀名分を振りまわしているので臭いものには蓋とまではいいませんんが「なかった事」にして「和解金・削除・封印」でごまかしてきた歴史もあると思います。

時代が変わって発生したものもあれば今も火の手があがる日本兵の虐殺のような真偽不明（どんどん不明になっていく）ものもあります

言い掛かりの例であきらかにこじつけなのを紹介すると
※・海外アニメ（タイトル不明）のブラックタクシー
これはアニメの中で無謀運転をするタクシー（車体にブラック・タクシーと書いてある）を懲らしめる話なのですが
「ブラック・タクシーは『タクシー』に聞こえる　悪い事するのがだと子供に誤認識させている」
と、考えられないクレームをつけてその話を欠番にしたかしようとしたか（今がどうなのか追跡できてない）という話です。

※この事例は修正致しました
さるとびエッちゃんだと思っていたんですが別の問題とごっちゃになっていました（陳謝）
この「ブラックタクシー問題」が載っていた本を知人に貸していてそのままだったんですが知人からメールが来て指摘されました
記憶で書くと恥ずかしいミスするね　それはそれで本返してくれよ（苦笑）　　

エッちゃんの問題は犬を助けて野犬捕獲員に追いかけられたときのエッちゃんの台詞、
「助けて～　人殺し～！犬殺し～！」の犬殺しの部分が問題になっていたそうです。
「犬殺し」という呼び名は「日雇い人夫」とかと同じ職業差別用語と歴史的背景問題
いま表面上なくなった「床屋」（整髪店）とかもそんな背景

製作側が思っていない出来事の「ＴＶ特撮　バロム１打ちきり」とは話が違います
「バロム１打ちきり」は敵ボスの名前ドルゲが丁度その時の駐日ドイツ大使の御子息と同じ名前で学校でからかわれたと抗議が大使側からきてボスの名前を変えたくらいでは収まらないので（主題歌・ＥＤにも歌われてますから）打ちきりになったという間の悪い話。

広告では
・健康ドリンク「ヨッ！」
広告でモデルさんが相手に向かって「ヨッ！」と挨拶しているポスターがあったのですが
大きく書き文字で「ヨッ！」と書かれていたのが「ヨツ（よつ＝４つ　四つ足）」に見えるといって抗議の末
回収、修正「ヨォ！」になったという。

これは近年でもあって漫画なんかで指４本突き出すのを単行本で修正したりで今も続いています
自分がみた最近の例だと「覚悟のススメ」という漫画で敵の幹部「血髑髏朗」が戦術鬼という怪物を連れて出陣を宣言するシーンで親指をまげて指４本立てて
「四鬼！四鬼いただければ！」というシーンが単行本では指を全部立てて誓いのポーズのように修正されてました。　

その他にもきりがないのですが「めくら　おし　かたわ　きちがい」等の言葉も内容に関係無く例の「ぴー」という音がはいります
自分が不謹慎にも笑ってしまった例では「破れ傘刀舟悪人狩り」で精神障害者（当時呼称：きちがい）が事件を目撃してしまった為に始末されそうになった話で刀舟がミエを切るとき
「おまえらの悪事はこの「ぴーっ」が全部見ていた！自分たちの悪事がばれる事を恐れて罪のない「ぴーっ」を始末しようたぁ　この「ぴーっ」よりおまえらのほうが「ぴーっ」だ！」と流れました

映画の「獄門島」なんかでも推理の要になる「気ちがい＝季違い」が「気狂い＝季狂い」に改変されていて原作を読んでいた自分は「あれ？」と思いました

教育関係だと
・冬の星座　野中の一軒家削除
冬の星座を書いたイラストで　「丘の上に家が立っていて夜空に星座がきらめく」イラストがありました
そのイラストの家が「丘の一軒家は子供が『ここはおまえの家』といっていじめを助長する」
と、いう理由でイラストが変更になりました
これは仲間ハズレに重点が置かれているようにみえますが「川向こう」という言葉が差別用語だといってきた団体がクレームをつけたとか言われてます
（真偽が不明なので詳細のわかる方御指摘を）

誤解が無い様にクギを刺しますと「全部が全部言い掛かり」ではなく勿論、筋の通ったクレームもあります
製作側が無知の為起こったものや誤解のまま定着したもの「ハンセン氏病」「らい病」なんかはその例です
（最近でも温泉施設で問題になりましたね）

これらの事件の中で更にごく一部ではあるが「精神的苦痛」の名目で賠償金をせしめる不心得ものがいたりしてるし、いつまでたっても「言葉」だけに反応して被害者意識が抜けない輩がいる事を考えると今回の人権擁護法案の「選ばれた人間が差別判定ができる」事を自分は疑問に思うわけです

なにをもって差別か？を明確にできていないので今現在でも差別苦情や意味ではなく「言葉部分」の為放送禁止があることを考えるとこの法案では穴だらけ無意味ではないかと思うのです。

ないよりあったほうが…とか見切り発車をするとその「穴」をついて退廃の元になると思います
「人権擁護委員」になれば差別行為をしたと認定されたくない人、企業、団体は賄賂に走るだろうし逆に気に食わない政敵、ライバル企業・団体等を蹴落とす為に言葉だけ抜き出して「差別」を認定する事もできるし自分たちに不利な発言等で判定を求められてももみ消す事が可能なのです。
政治家の男女差別や失言の数々、汚職を思い返せば使い方はまさに無限
自分には
「差別団体が差別で儲けているんだから国の利益にしてしまうべ（北海道弁）」にしか思えないんですよ。

無くならないどころか差別が増える危険性、無意味な言葉狩り、国の腐敗推進になる可能性が高いと自分は判断してこの法案を反対すると小さいながら表明いたしました。