ワイドショーなんて観てると思うのだよ、LINEとかの無い時代に生まれててほんと助かったわと。
この時代に生まれてたらアタシなんてとっくに抹消されてたよ。
とは言ってもこういうご時世、SNS全般に言える事だけども
「十数年前のヤンチャ」もネットに出た瞬間に 「最新情報」 になってしまうことをしっかりと肝に銘じておかねばならぬ。
きゅうです、ども。
そんなヤンチャなアタシは先月めでたくひとつ歳を重ねることとなり
まぁそれもあるけど単に旨いものと旨い酒が呑みたいという理由で
いつもの 『すし処鳴海』 さんへお邪魔いたしました。
相変わらず美しいお造りの数々。
ユメカザゴにアラ、小鯛の昆布〆にキジハタ、 白身でゆっくりお酒を呑む。
そうそう、一か月近く前の話なんで現在はネタも変わってるだろうね。
で折角なんでワインをボトルでオーダー。
寒ブリで有名な氷見市の小高い丘の上にワイナリーを持つSAYSFARMさんのワイン“Says Farm Ojico Chardonnay(セイズ・ファーム オジコ・シャルドネ)”
こちら富山(特に西側)では弟(次男坊)の事を方言で“おじこ”と言います。(おっさん&おっさま とも言う)
因みに兄(長男)は“あんま”。(あんさまとも言う)
とても評判が良いらしく味わってみたものの、ワインがいまいちよく判らぬ二人は「美味い味」としか表現出来ず。
日本酒で言えば搾りたて風。
まだまだ若々しさや若干角なども感じられ、もう少し寝かせたらどんな味に変化するのだろうと楽しみに思うワインでもありました。
烏賊を焼いてもらい、
カワハギを肝で和えたのを自家製ポン酢で戴き、
〆は当然ながら華麗な握りでフィニッシュ!(画像はない)
大変美味しゅうございました。
アラは、北九州の呼び名なので、違う魚?
なぜか?
隣の高知県東洋町では、ユメカサゴをノドグロという名前で売っています
ノドグロは、アカムツ
こちらでとれたほんまのノドグロは、ほとんど金沢に行ってしまいます
たぶん、日本海側よりも、たくさんノドグロは獲れます
海が深いからです そしてでかい
キジハタ(アコウ)は、瀬戸内海側の人はよく食べますが
こちらの人は、味を知らない
最近日和佐の水産試験場が、稚魚を放流しているのに
地元で売っているのを見たことがない
宗玄は、初搾り生酒を春にだいぶのみました
そうですか、宗玄 「だいぶ」 飲まれましたか(笑)。
なんだか嬉しいです。
そして、ユメカザゴ=ノドグロ に頭が混乱し、整理するのに少々時間を要してしまったアホな私です。
それはさておき、こちらで言うアラは「アラ」の事です。
クエは「クエ」で、マハタの様にうっすら縞模様のある あの「クエ」です。
ややこしいですね。
因みにメジナ、そちらではグレでしょうか?この魚は富山では「ツカイダイ」という呼び名で
スーパーでは鯛みたいなふりして並んでいますよ。
しかし、お魚天国の富山でも ノドグロは勿論ハタ系の魚は一般では中々口には出来ないし売られても無いですね。
他にもっと手頃な魚があるからなんでしょうけど。
次回ノドグロを戴く機会があったら、その時は西に想いを馳せながら一杯やりたいと思いマス。
毎年毎年 お互い、大人の階段上りますね~
私も1度 鳴海さんに行ってみたいです
毎年よっこいしょと一段よぼよぼ上り、
ふぅとひと息ついたと思ったらすぐにまた一段上れと御達しが。
「ええっ!さっき上ったばっかりですけどぉ!」
と毎回思ってます。(笑)
鳴海さん、さっぱりと落ち着くお店ですよ。
是非行ってみてください!