幸せについて（その２）

こんにちは。幸せについての洞察その２です。


脳科学の分野では、色々な脳内物質（神経伝達物質）を研究してきました。

脳内物質の中で、「ドーパミン」というのがあります。

「ドーパミン」は一言でいうと幸福物質です。脳からこれが分泌されると、幸福で、快感が味わえます。

では、脳科学の見地から、どういう状態になればこの幸せを味わえるのでしょうか？


脳科学者の中野信子氏によるとドーパミンは次のようなときに分泌されます。

（「脳内麻薬」幻冬舎新書による）

①楽しいことをしているとき
②目的を達成したとき
③他人に褒められたとき
④新しい行動を始めようとするとき
⑤意欲的な、やる気が出た状態になっているとき
⑥好奇心が働いているとき
⑦恋愛感情やときめきを感じているとき
⑧セックスで興奮しているとき
⑨美味しいものを食べているとき

この中で②の「目標が達成したとき」がキー（重要）になります。

精神科医の樺沢紫苑著「脳内物質仕事術」（マガシンハウス刊）によると

ほどよい難易度の小さな目標を刻むことで大きな目標を達成できることができる。

目標を達成した自分を明確にイメージすることで実現確率は高まる。

成功の秘訣は楽しみながらやること。

目標を達成したらそれに満足せずに次の目標を設定する。

自分のご褒美も与える。それがモチベーションにつながる。

常にチャレンジを続けることで自己成長ができる。


毎日のトレーニングでは、始める前に会員さんひとりずつ「今日の目標」を聞いています。

いかに自分がその目標に近づけるようにするのかが、ドーパミンの分泌量を左右します。

自分で幸せを創造できるようになれるのです。

イルチブレインヨガのトレーニングでは、脳科学の研究から脳内物質を分泌することをしています。