不当な離職票を書き換えられます!

2012-02-04 00:40:20 | 京都POSSEの活動報告です!
「残業が多すぎて体が壊れるから辞めたのに離職票には自己都合退職と書かれた」
「会社に退職をしつこく迫られたから辞めたのに離職票を見たら理由が自己都合だった」
「解雇されはずが自己都合退職になっていた」

みなさんはそんな経験ありませんか?
これらは経営者側の不当な取り扱いであり、不利益を被る場合があります!

○自己都合退職による働く人への不利益
離職票に「自己都合退職」と書かれてしまうと雇用保険の受給にペナルティが発生し、3ヶ月間の受給制限が発生してしまいます。また、それだけではなく再就職の際にも「自分の都合でやめる勝手な人」というような評価をされることも多いのです。今働いている人も離職する際には注意が必要です。

○本当に自己都合?
「そうは言っても自分から辞めたから仕方ない」と思っている人も多いと思います。ですがそれは本当にあなたの都合なのでしょうか?あなたが辞めようと思った理由には会社に責任があるはずの内容が含まれていませんか?例えば労働時間が長すぎるというのは会社がもっと働く人の健康に気を遣う必要がありますし、それがサービス残業であるなら違法行為でもあります。退職を勧めてきたり解雇と言われた場合も、自分は辞めたいとは思っていないのに「自己都合」で辞めていることになっているのはおかしいでしょう。他には遠隔地の転勤や労働条件の不利益変更などの理由で辞めざるを得ない人も、それは自分の都合ではありません。

○離職票を書き換えよう!
すでに「自己都合」と書かれてしまった人もあきらめる必要はありません。不当に作られた離職票は作り直させることができます。私たちPOSSEと協力関係にある労働問題に詳しい弁護士が協力してくれます。

○まずはご相談ください!
いくら弁護士が助けてくれると言っても、弁護士を使うような話かよくわからなかったり、最初から弁護士に頼むとなると少しハードルが高いと思います。そこでまずは私たちPOSSEにご相談ください。皆さんがどのような状況かをPOSSEでお聞きして、整理してから行動していきましょう。私たちは24時間体制で無料で相談を受け付けております。どんな些細なことでも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

◯労働相談はこちらまで(無料で相談を受け付けています。)
TEL:075-365-5101
E-mail:kyoto@npoposse.jp


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■京都POSSEとは
京都POSSEは労働相談、政策研究・提言、調査活動、労働法教育事業、労働法セミナーなどのイベント運営等を若者自身の手で行うNPO法人で、2009年12月に設立されました。
POSSEの本部は東京にあり、支部が京都と仙台にあります。 労働相談の件数は団体全体で全国から年間300件を超えています。
現在、京都大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学など京都の学生や、大阪大学、大阪市立大学など大阪の学生も参加し、社会人も合わせ、約30名のメンバーで運営しています。
「ひと・まち交流館京都」市民活動総合センター(河原町五条下る東側)内に事務所を構え、活動しています。

大きな活動として、労働相談班、雑誌政策班があり、それぞれ毎週水曜日と木曜日に学習会兼会議を行なっています。
また毎年街頭で行うアンケート調査や、セミナー、シンポジウム等はさまざまな新聞、雑誌、TVなどで取り上げられており、社会的に注目されています。
それぞれ各人が各人の興味・関心に基づき、個性を生かして社会にアプローチしていける場となっています。

◯京都POSSEでは随時ボランティアを募集しています。
労働や貧困の現場を知りたい、勉強したい、自分の力を社会のために発揮したいといった方は、ぜひ一度見学にいらしてください。時期や学年、学部等問いません。連絡は京都POSSE事務所の方に電話又はメールをいただけたらと思います。

■京都事務所:京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1  2階
「ひと・まち交流館」京都市市民活動総合センター内NPO法人POSSE
TEL:075-365-5101
E-mail:kyoto@npoposse.jp
HP:http://www.npoposse.jp/

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