仙台POSSE(NPO法人POSSE仙台支部)活動報告

仙台POSSEでは、無料で労働相談・生活相談を受け付けています。また、宮城・仙台での被災地支援にも取り組んでいます。

ブラック企業裁判勝利記念イベント「ブラック企業裁判に勝利!~20代の若者たちの闘い~」のご報告

2017-01-19 17:58:19 | 活動報告(裁判)


 1月12日、仙台POSSEは、ブラック企業対策仙台弁護団、エステ・ユニオンと共催で、ブラック企業「RE:ジャパン」(旧名:(株)東北医療器械)との裁判の勝利和解記念イベント、「ブラック企業裁判に勝利!~20代の若者たちの闘い~」を開催いたしました。

   当日は大変寒い中にも関わらず、20名を超える多くの方に参加いただきました。

  イベントでは、事件の概要と3年にわたった裁判の闘いを、写真などの記録を用いて振り返りました。本訴訟の最大の意義は原告が新卒の20代の若者であり、全国で初めてとなるブラック企業への申立てを行ったことでした(意義などについてはエステ・ユニオンのブログを参照)。

  とはいえ、最初から裁判をやろうと思っていたわけではありません。当初は原告らも不安が大きかったようで、「裁判などの争いができるとは思っていなかった。裁判を起こすことになっても、社長などの被告に会うことになると思うと怖かった。」と振り返っています。そのような原告たちが、提訴まで踏み切り、また最後まで闘えたことの大きな要因は、周囲の支えでした。「POSSEなどの支援団体多くの方が裁判傍聴に駆けつけてくださるなど支援の輪が広がる中で、徐々に不安が消えていき、長い裁判を継続することができました」。と原告の方は話していました。

  参加してくれた皆様からは、原告らに「裁判中、いちばん辛い時期はいつ頃でしたか?」、「全国の働く若者になんと伝えたいですか?」などの質問が寄せられ、それぞれ「(裁判当初の)会社から非を認めない返答を見たときでした。」、「働いていて、実になるような働き方でなければ、相談してほしいと思う。」と答えていました。そのほかにも多くの質問やそれぞれの振り返りの話が交わされ、有意義な場になっていたと思います。

  イベントの終盤では、就活を控える学生さん向けに、ブラック企業対策仙台弁護団事務局長の太田伸二弁護士から、ブラック企業への対処術の解説も行いました。そこで強調されていたのは、「証拠を残すこと」、「一人で悩まないで、専門家に相談すること」でした。自分たちの身を守るためにも証拠を残すことは大事です。また、それ以上に、働き方についておかしいことを感じたら、一人で悩まずに相談することが重要です。今回の原告らの勝利も、専門家につながり、闘いを支えてくれる仲間の支援を得られたことが大きな意味を持ちました。一人で悩まずに、まずは相談することで、解決への道が切り開かれるのです。

  NPO法人POSSEやエステ・ユニオン、ブラック企業対策仙台弁護団では労働相談を受け付けております。是非お気軽にご相談ください。

 

・NPO法人POSSE

TEL:03-6699-9359(022-302-3349)

MAIL:soudan@npoposse.jp

HP:http://www.npoposse.jp/

 

・ブラック企業対策仙台弁護団

事務局(新里・鈴木法律事務所)

TEL:022-263-3191

FB:https://www.facebook.com/blacktaisakusendaibengodan/

  

・総合サポートユニオン(関東、関西、東北)

→エステユニオン、介護・保育ユニオン、ブラックバイトユニオンの各支部

TEL:03-6804-7650(022-796-3894)

MAIL:info@sougou-u.jp

HP:http://sougou-u.jp/

 

メディア報道

2017/1/15 河北新報 「ブラック企業裁判」で勝利 支えに感謝

 

 

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NPO法人POSSE仙台支部

所在地:宮城県仙台市青葉区本町1-14-20 キクタビル6階

TEL:022-302-3349

FAX:022-302-3239

Email:sendai@npoposse.jp

HP:http://www.npoposse.jp/

BLOG:http://blog.goo.ne.jp/sendai-posse

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【1月12日】ブラック企業「RE:ジャパン」に対する裁判の勝利和解記念イベントを開催します!

2017-01-10 22:04:04 | 活動報告(イベント)

 仙台POSSEは、ブラック企業対策仙台弁護団、エステ・ユニオンと共催で、ブラック企業「RE:ジャパン」(旧名:(株)東北医療器械)との裁判の勝利和解記念イベント、「ブラック企業裁判に勝利!~20代の若者たちの闘い~」を開催いたします。

 ブラック企業「RE:ジャパン」は、仙台や松島などのホテルや旅館にセラピスト(エステ・マッサージ)を派遣していた会社で、長時間労働・低賃金で若者を使い捨てにしており、原告らの同期は入社後3年以内に全員がこの会社を去っていました。このようなブラック企業に対し、元従業員の20代の男女6人が、2013年11月、同社と取締役15人を相手取り、使い捨てに対して責任を追及し、仙台地裁に提訴しました。この事件は2016年11月9日に、原告6名に対する1200万円の解決金を認めさせ、社長本人からの謝罪文も出させた、完全な勝利和解で終わっています(詳細はエステ・ユニオンのブログを参照)。

今回のイベントでは、今勝利和解の内容や意義、また原告らがどのように闘いぬいたのかを多くの方に知っていただきたいと思っています。詳細は以下の通りです。ブラック企業の被害にあっている若者や、これから社会人になる学生の方は、是非ご参加いただければと思います。多くの方のご参加お待ちしております。

 

【日時】2017年1月12日(木)18時半~

【場所】仙都会館3階会議室(宮城県仙台市青葉区中央2-2-10)

【参加費】無料

【登壇者】ブラック企業対策仙台弁護団事務局長 太田 伸二

       エステ・ユニオン 森 進生

       原告2名(20代女性)

【内容】

(1)提訴から勝利和解までの振り返り

(2)ブラック企業裁判勝利の社会的意義の報告

(3)会場を交えたフリートーク

(4)ブラック企業に対する対処法講座

   

 

【開催団体】

〇ブラック企業対策仙台弁護団

ブラック企業の被害者を救済するとともに、被害者の権利を実現することを目的として、仙台で2013年6月に結成されました。現在、仙台弁護士会に所属する約20名の弁護士が所属しています。ブラック企業・ブラックバイト案件を数多くこなし、当事件の他にも「J’sfactory求人詐欺裁判」などに取り組んでいます。Facebookページで活動情報を発信していますので、こちらもご覧ください。

 

〇NPO法人POSSE

NPO法人POSSEは、若者の労働問題・貧困問題に、若者自身が取り組むNPOです。代表の今野晴貴による著書、『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、2012年)は、発行部数10万部を超えるベストセラーとなり、第13回大佛次郎論壇賞にも選出されました。現在は「ブラックバイト」や「求人詐欺」などの諸問題に取り組んでいます。団体HPにて、より具体的な活動内容をご覧いただけます。

 

〇エステ・ユニオン

 エステ・ユニオンは、エステ業界で働く人が集まって、エステ業界の働き方の改善に取り組む団体です。総合サポートユニオン・エステ支部として2014年に発足しました。「たかの友梨ビューティークリニック」や「エステティックTBC」など業界最大手企業と、「ママ・パパ安心労働協約」や「ホワイト求人労働協約」などの日本でも先進的な労働協約を結ぶなどしています。団体HPもごらんください。

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 NPO法人POSSE仙台支部

所在地:宮城県仙台市青葉区本町1-14-20 キクタビル6階

TEL:022-302-3349

FAX:022-302-3239

Email:sendai@npoposse.jp

HP:https://sendaiposseblog.wordpress.com/

BLOG:http://blog.goo.ne.jp/sendai-posse

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11月15日(火)16時~22時 「最賃割れ・働きすぎ 無料相談ホットライン」開催のお知らせ

2016-11-07 22:08:32 | イベント宣伝

 この度仙台POSSEは、ブラック企業対策仙台弁護団と共催で、「最賃割れ・働きすぎ無料相談ホットライン」を開催します。

 

「最賃割れ・働きすぎ 無料相談ホットライン」

 実施日時      11月15日(火)16:00~22:00

 相談電話の番号  022-261-4444 ・ 022-261-5555

 相談料 無料 (秘密厳守 友人やご家族からの相談も可)

 

 今年の最低賃金改定は、過去最大の上昇額であることが世間をにぎわせました。

 宮城県の最低賃金は748円に上がり、若干の生活改善にはつながっているはずです。

 しかし、実際には、その最低賃金すらまともに払われておらず、多くの未払い賃金が発生しているケースがあります。

 

 とくに時給額が明らかにならない、月給制がとられている場合、実際の労働時間で賃金を割ってみると、最賃割れとなっていることも珍しくありません。

 宮城県の最低賃金748円で1週間40時間働くフルタイム労働をした場合、月給は約13万円。フルタイム労働でこの金額以下の賃金しかもらっていない場合や最低賃金違反の時給になっていることが予想されます。

 

 また、適切な残業代が支払われていないために、実際の労働時間で賃金を割ってみると、実質最賃以下の時給で働かされている結果となっているケースもあります。厚生労働省の定める過労死基準(ひと月80時間残業時間の残業)も多く、最賃割れのみならず、残業代未払いや、電通事件のように過労死の問題にもつながりかねません。

 

 そこで、POSSEとブラック企業対策仙台弁護団は、問題の解決のために共同して無料労働相談ホットラインを行うことにしました。

また、その取り組みの一環として、最低賃金違反に関して簡単に計算できるエクセルシートをネット上で無料配布します。

このエクセルシートで、みなさんの時給を実際に計算してみてください。違反があれば、専門機関にすぐ相談ください。

エクセルシートは、仙台POSSEのHP(https://sendaiposseblog.wordpress.com/)からダウンロードできます。

※このエクセルシートは、計算のしやすさを重視したため厳密な計算ではありません。

 

 自分の給料の払われ方に疑問をお持ちの方や、長時間労働にお悩みの方は、些細なことでも構いませんので、ぜひ一度ご相談ください。

 

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NPO法人POSSE仙台支部

所在地:宮城県仙台市青葉区本町1-14-20 キクタビル6階

TEL:022-302-3349

FAX:022-302-3239

Email:sendai@npoposse.jp

HP:https://sendaiposseblog.wordpress.com/

BLOG:http://blog.goo.ne.jp/sendai-posse

 

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【仙台】11月5日、6日、12日に「仕事と就職活動の困りごと相談会」を開催します!

2016-10-27 16:33:52 | イベント宣伝

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【主催:NPO法人POSSE】

   「仕事と就職活動の困りごと相談会」開催のお知らせ

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 みなし仮設住宅にお住まいの方を対象に、「仕事と就職活動の困りごと相談会」を開催します!

 就職活動や、職場のトラブル、仕事と生活の両立などに関してお困りであれば、1度スタッフと一緒に考えてみませんか?

 現在働かれている方、お仕事を探し中の方、これから仕事を探される方も、お気軽にご相談ください。相談は無料・秘密厳守で行います。

 

〇相談例

・自分にあった仕事が見つからない

・どのように就職活動を進めたら良いのか分からない

・転居して家賃や生活費が増加し、仕事を見直したい

・現在働いている職場で困ったことがある

・雇用保険や職業訓練の利用について相談したい

 

※当法人で独自の求人を持っていないため、直接お仕事を紹介・あっせんすることはできませんので、あらかじめご了承ください。

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●日程・会場:

11/5(土)NTT三神峯社宅 1-114号室(仙台市太白区三神峯2丁目2-36)

11/6(日)JR東日本南小泉アパート 1-201号室(仙台市若林区南小泉3丁目18)

11/12(土)東北財務局川内住宅 7-102号室(仙台市青葉区川内元支倉35)

●時 間:10:00~14:00 ※ご都合のよい時間にお越しください

●予約:不要

●参加費:無料

●対象者:上記3団地の借上げ公営住宅にお住まいで、 お仕事や生活に関してお困りの方

●年齢:年齢不問

 

【短期支援プランのご紹介】

 継続した就労支援・労働相談をご希望の方には、2017年3月末までの短期支援プランをご利用いただけます。

 短期支援プランもご利用は完全無料です。詳細は相談会にてご質問いただくか、下記までお問い合わせください。

 

〇短 期 支 援 プ ラ ン の 流 れ

① 初 回 面 談

② 課 題 の 整 理

③ 活 動 ・ 支 援 計 画 の 作 成

④ 活 動 ・ 支 援 の 実 施

⑤ 就 労 の 継 続 支 援

 

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【お問い合わせ先】

NPO法人POSSE POSSE就労支援事業

〇電話 022-302-3349

    ( 平日9:00~17:30)

〇MAIL sendai@npoposse.jp

〇住所 〒980-0014

    仙台市青葉区本町1丁目14-20本町キクタビル601

    (地下鉄勾当台公園駅公園1出口より徒歩約7分)

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7/21(木)16~22時、「全国奨学金総合相談ホットライン」を開催します!

2016-07-13 10:35:04 | 活動報告(裁判)

「全国奨学金総合相談ホットライン」を開催します!


若者の労働・貧困問題に取り組むNPO法人POSSEでは、7月21日(木)に奨学金の返済に関して問題を抱えている方を対象に、「奨学金総合相談ホットライン」を開催します。
 
 近年、奨学金を返済できない若者が増えていることが注目されており、10日に投開票が行われる参院選でも各政党がそれぞれの公約に給付型奨学金の創設などを盛り込んでいます。しかし、そうした議論は現在起こっている奨学金の関わる被害実態を十分に反映しているとは言えません。

私たちのもとには、将来的な奨学金の返済を考慮して学生のうちからアルバイト中心の生活を送り辞められなくなってしまうというブラックバイトの相談や、奨学金を返済できないほどの低賃金と長時間労働というブラック企業の相談が多く寄せられています。

さらに、この間特に目立つようになったのは、家族の奨学金の保証人になっており、借りた本人が返済不能になってしまったために連鎖的に破綻してしまうという、奨学金による多重破綻の問題です。そこで、今回、奨学金を借りている本人だけでなく、保証人になっている家族からのご相談も受け付けるためのホットラインを開催します。

◆POSSEに寄せられた奨学金に関する相談事例
・「生活困窮のため返済が滞り、裁判所から支払督促が届いた。現在生活保護を受給中で返済不能なことは明白なのに、一括請求されて途方に暮れている」(男性)
・「夫が病気で生活が苦しく、子どもが大学に通うために月12万円の有利子奨学金を借りている。それでも学費を賄いきれないため、週6でバイトをしており留年しそうになっている。バイト辞めて勉強に集中させるためにさらに教育ローンを組んだため、借入総額が1000万円ほどになってしまった」(40代・女性)
・「妹が自分で返済するという約束で、妹の大学進学のための奨学金の保証人になった。しかし妹は病気になり返済できなくなってしまった。ある日突然、利子と延滞金合わせて約700万円の返済をするよう日本学生支援機構から手紙が届いた。払えるわけがなく、このままでは自分も破産するしかない」(50代・男性)

このような相談が私たちのところには日々寄せられておりますが、相談機関につながることができた当事者はごくわずかであり、大多数の方が誰にも相談できずに生活苦に陥っていると考えられます。
 そこで、私たちは多くの方に相談してもらうため、ホットラインを開催することにしました。奨学金返済に関する法的な対処方法だけではなく、労働相談・生活相談の実績を生かした総合的なアドバイスを行います。

◆「全国奨学金総合相談ホットライン」概要
日時:7月21日(木)16~22時
電話番号:0120−987−215 
対象:奨学金の返済のことでお悩みの学生や社会人、および奨学金の保証人になっている家族など
対象地域:全国
通話料相談料無料、秘密厳守です。POSSEの専門スタッフと弁護士が対応します。
※フリーダイヤルはホットライン時のみの番号になっています。
 常時、03-6693-5156で奨学金の相談を受け付けています。


◆NPO法人POSSE(ポッセ)とは?
POSSEは労働相談、労働法教育、調査活動、政策研究・提言、文化企画を若者自身の手で行うNPO 法人です。現在、会員は約250 人、10 代・20 代を中心に、約100 人のメンバーで運営しています。事務所を東京の下北沢、京都、仙台に構え、年間およそ1500 件の相談に対応しています。また、仙台における被災者支援活動や東京での生活相談活動など貧困・生活困窮問題への取り組みにも力を入れています。

事務所所在地・連絡先:
〒155-0031 東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201 号室
TEL:03-6699-9359
   03-6693-5156(奨学金相談専用番号)
FAX:03-6699-9374
E-mail:soudan@npoposse.jp  HP:http://www.npoposse.jp

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