誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

2020年米大統領選挙(2)/ 2020 US Presidential Election (Part 2)

2020-01-29 | 政治




【参考ブログ:『2020年米大統領選挙(1)』(2019・2・23) 】

今日1月29日現在、野党・民主党で、すでに16名が撤退表明しているものの、いまだに出馬表明して意欲を燃やしている者が12名もいる。こんなに候補者が乱立しているのでは、与党・共和党のトランプ大統領の再選に拍車をかける結果になるのでは.....。

民主党候補者の現在の人気順位は:【女性候補者は紫色】

① ジョセフ・バイデン(77才)[前副大統領]
     (Joseph R. Biden, Jr., Former vice president)
② バーニー・サンダース(78)[バーモント州選出・上院議員]
     (Bernie Sanders, Senator from Vermont)
③ エリザベス・ウォーレン(70)[マサチューセッツ州選出・上院議員]
     (Elizabeth Warren, Senator from Massachusetts)
④ ピート・ブティジェッジ(38)[前インディアナ州サウスベンド市長]
     (Pete Buttigieg, Former mayor of South Bend, Indiana)
⑤ アンドリュー・ヤン(45)[起業家]
     (Andrew Yang, Former tech executive)
⑥ エミー・クロブシャー(59)[ミネソタ州選出・上院議員]
     (Amy Klobuchar, Senator from Minnesota)
⑦ マイケル・ブルームバーグ(77)[前ニューヨーク市長]
     (Michael R. Bloomberg, Former mayor of New York City)
⑧ トゥルシー・ギャバード(38)[ハワイ州選出・下院議員]
     (Tulsi Gabbard, Congresswoman from Hawaii)
⑨ トム・テイヤー(62)[資産家]
     (Tom Steyer, Activist)
⑩ マイケル・ベネット(55)[コロラド州選出・上院議員]
     (Michael Bennet, Senator from Colorado)
⑪ デバル・パトリック(63)[前マサチューセッツ州知事]
     (Deval Patrick, Former governor of Massachusetts)
⑫ ジョン・ディレニー(56)[前メリーランド州選出・下院議員]
     (John Delaney, Former congressman from Maryland)

有力な候補だったカマラ・ハリス(Kamala Harris) クリステン・ギリブランド(Kristen Gillibrand) 、コリー・ブッカー(Cory Booker) は、すでに撤退表明をしている。

ちなみに共和党は現職のドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump) が、他の2人の候補者ウイリアム・ウエルド(William F. Weld, Former governor of Massachusetts) と、ジョー・ウォルシュ(Joe Walsh, Former congressman from Illinois) を大差でリードしている。

さてさて、あと選挙まで10ヶ月ある。それまでに「大ドンデン返し(=a complete reversal) 」が起こるのか?!  ■YS




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トランプ米大統領強し/ Unshakeable President Trump

2020-01-07 | 政治




トランプ氏が今一番懸念しているのが(最新の大統領のツイッターから読み取ると)、①弾劾訴追問題と②イランとの関係である。

①については、今年11月3日の大統領選挙で勝利し2期目を狙うため、反対勢力の民主党(Democratic Party) に極めて戦闘的でいかなる批判にも報復し、オバマ前政権の政策失敗批判を繰り返し行っている。特に、弾劾問題に時間を費やす民主党の「愚かさ」を指摘し続けている。

②については、米軍によるイラン精鋭部隊司令官の殺害を、人々のツイッターを使い色々な角度からその正当性をうたい続けている。

そんなトランプ氏だが、現在の支持率(Presidential approval reatings) は45%前後で大統領就任時とほとんど同じで、最高レベルではないものの強固のままである。大変不思議なことではあるが、それには訳がある。

SNS(social networking service) を駆使し、毎日ツイッターで全米の media に自分の今までの政策成果をアピールする手法で選挙民の支持を得てきている。また、毎週のように各地で選挙集会を開き、実際にそこを訪れ広い地域での選挙活動を展開している。非常にまめ(忠実)である。

そして減税と低金利で、企業の収益は上がり消費拡大にもつながり、アメリカ経済は好調し続けている。

また、野党・民主党内部の問題(リベラルな支持層と中道的な支持層の考え方の相違)もあって、トランプ氏には有利にはたらいている。

現時点ではトランプ氏再選有利。ただ最後の最後まで何がおきるのか全く分からないのが「アメリカ大統領選挙」である。■YS



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