誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

ロバート・フラー TV西部劇『ララミー牧場』/ Robert Fuller ・TV Western "Laramie"

2021-04-09 | 映画・テレビ・まんが
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前述のセクシーな女優・歌手のジュリー・ロンドン(Julie London 1926~2000) を調べていたら、日本で「一世を風靡した(いっせいをふうびした)=be the rage of the times) 」西部劇スター、ロバート・フラー(Robert Fuller 1933~ )が、ロンドンと一緒に映っている写真を見つけた!早速 Website でフラーを検索したら彼自身のホームページがあり、87才で健在!1990年代で俳優業をやめ、それ以後テキサス州で牧場を経営しているという!長年の西部劇フアンとしては、非常にうれしかった!【参考ブログ:①『ウエスタン・西部劇と時代劇の衰退』(2012/12/20)  ②『ウエスタンと時代劇』(2009/12/3) 】

「団塊の世代(=1947~1949年に生まれたベビーブーム時代の世代 the baby boomers) 」前後の人間だったら誰でもがこの俳優を知っているだろう。米国の NBC で1959~1963年に制作された連続テレビ映画のウエスタン『ララミー牧場 (Laramie) 』で、世界70ヵ国以上で放送された。日本では、映画評論家・淀川長治が番組中に「西部こぼれ話」をして、テレビ最高視聴率43.7%を記録した超人気番組であった。【筆者も当時、シネマクラブの会員で淀川氏の講演会に通っていた。】

ロバート・フラー氏が1961年に来日した際は、なんと10万人のフアンが殺到。伝説の超人気グループ「ビートルズ(the Beatles) 」が1966年に来日した際のフアン数をもってでも、フラー氏の足元にも及ばなかった(=be nowhere near as good as) 。また、昭和天皇の皇后から勲章を授与されている米俳優唯一の人だ。ただ、フラー氏の人気は日本だけの特異な現象で、米国では取り立てて人気があったわけではなかった。Surprised!!

ジュリー・ロンドンとは長い間、公私ともに親しい関係にあり、テレビドラマ『エマージエンシ―! "Emergency!" 』(1972~1977 NBC放送)で、フラーが医師、ロンドンが主任看護師役で共演してる。なお、フラー氏の手形(Hollywood of Walk Fame) はハリウッドの 6608 Hollywood Boulevard 通りに設置されている。■YS


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男優オマー・シャリフ と 映画「ドクトル・ジバコ」 / Omar Sharif & "Doctor Zhivago"

2015-07-18 | 映画・テレビ・まんが
 
エジプトの俳優オマー・シャリフ(Omar Sharif 1932~2015) が10日亡くなったとニュースで流れた。83才だった。彼を世界的に有名にしたのがハリウッド映画『アラビアのローレンス(Lawrence of Arabia)』(1962年コロンビア映画)、『ドクトル・ジバゴ(Doctor Zhivago)』(1965年MGM映画)、と『ファニー・ガール(Funny Girl)』(1968年コロンビア映画)である。

特に『ドクトル・ジバゴ』は3時間20分の大作で、『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』(1939年)と共に今まで制作された作品の中で世界2大名作映画の一本といわれている。オマー・シャリフの演技は勿論、共演女優のジュリー・クリスティ(Julie Christie 1941~ ) の妖艶的な魅力、ジェラルディン・チャップリン(Geraldine Chaplin 1944~ チャーリー・チャップリン Charlie の娘)の清純的な魅力は作品の中で見事に発揮されている。また、モーリス・ジャール(Maurice Jarre 1924~2009 フランスの名映画音楽作曲家)による主題歌「ララのテーマ(Lara's Theme / Somewhere My Love)」は様々なオーケストラ、歌手によって今でも世界中で演奏・歌われ愛されている。大変感動的な素晴らしい映画で観ていない方にはお勧めの一本である。(自分もDVDでたまに楽しんでいる。)

★【「ドクトル・ジバゴ」はソ連の作家ボリス・パスターナク(Boris Pasternak 1890~1960) の小説で1958年ノーベル文学賞を受けたがソ連共産党の強制で受賞を辞退させられた。物語は20世紀はじめの帝政ロシアの末期から第一次世界大戦、ロシア革命を描いた作品。】

★【監督はデヴィッド・リーン(David Lean 1908~1991) で他の主な作品に『大いなる遺産(Great Expectations)』(1946)、『オリヴァ・ツイスト(Oliver Twist)』(1948)、『旅情(Summertime)』(1955)、『戦場にかける橋(The Bridge on the River Kwai)』(1957)、『アラビアのローレンス』(1962)、『ライアンの娘(Ryan's Daughter)』(1970)、『インドへの道(A Passage to India)』(1984)がある。】

オマー・シャリフはブログで書いたとおり 【参照ブログ『映画俳優と自動車』(2009/7/21) 】 立派なひげを蓄えた個性的な俳優で、この映画を学生時代にハリウッドで観て大変心を動かされた。自分の青春時代を鮮明に思い出すものとなった。■YS






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シェイクスピア と 劇映画 / William Shakespeare and Feature Films

2015-03-04 | 映画・テレビ・まんが
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演劇を志した人なら誰もが知っているウィリアム・シェイクスピア。歴史劇、喜劇、悲劇、ロマン劇など38本の名作を残し52歳で亡くなった (1564~1616・ 年号は「ひとごろし」と「いろいろ」と覚えると忘れにくい!)。ちょうど日本の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の戦国時代に活躍した人物で、世界の演劇の黄金時代を築き上げた。そもそも演劇は教会の儀式の一部として典礼劇(the Liturgical Drama) として始まった。時間の経過とともに変化し上演場所も教会から教会の外側に移り、文字の読めない庶民に聖書とキリスト教を伝える目的とした聖史劇が誕生した。そして道徳劇(Moralities) が人気となっていった。そこでシェイクスピアが登場し演劇史に残る数々の名作を書き上げた。

作品は:
『ハムレット (Hamlet)』、
『オセロ (Othello)』、
『リア王 (King Lear)』、
『マクベス (Macbeth)』
 の4大悲劇のほか、

『ロメオとジュリエット (Romeo and Juliet)』、
『テンペスト (The Tempest)』、
『夏の夜の夢 (A Midsummer Night's Dream)』、
『ヘンリー五世 (Henry V)』、
『一二夜 (Twelfth Night)』、
『から騒ぎ(Much Ado About Nothing)』、
『ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)』、
『じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)』、
『お気に召すまま(As You Like It)』、
『ベニスの商人(The Merchant of Venice)』、
『リチャード三世(King Richard Ⅲ)』、
『終わりよければすべてよし(All's Well That Ends Well)』,
『ヘンリー六世(Henry VI)』 など著名なものばかり。
その証拠に、今まで世界で500本以上のシェイクスピア劇筋ふうの劇映画が制作され、その内の約300本がシェイクスピア演劇の翻案(adaptation) である。主だった劇映画は、


■アメリカ映画大ヒット作で1961年度アカデミー賞を総ナメにした『ウエスト・サイド物語(West Side Story)』
     【出演・ナタリー・ウッド (Natalie Wood) ジョージ・チャキリス (George Chakiris) リタ・モレノ(Rita Moreno)
     /原作「ロミオとジュリエット」】
■『ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)』 
     【1953年/出演・マーロン・ブランド(Marlon Brando)】 
     【1969年/出演・チャールトン・ヘストン(Charlton Heston)/原作「ジュリアス・シーザー」】
■『オセロ(Othello)』 
     【1952年/出演・オーソン・ウエルズ(Orson Welles)】 
     【1964年/出演・ローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier)/原作「オセロ」】
■『ライオン・キング(The Lion King)』
     【1994年/デズニー映画 /原作「ハムレット」】
■『ライオン・キング2・シンバズ・プライド(The Lion King II: Simba's Pride)』
     【1998年/デズニー映画 /原作「ロメオとジュリエット」】
■『ポカホンタス(Pocahontas)』
     【1995年/デズニー映画 /原作「テンペスト」】
■『アメリカン・ピーチパイ(She's the Man)』
     【2006年/コメディ映画 /原作「一二夜」】
■『タイタス(Titus)』
     【1999年/出演・アンソニー・ホプキンズ(Anthony Hopkins) ジェシカ・ラング(Jessica Lange)/
     原作「タイタス・アンドロニカ (Titus Andronicus)」】
■『リチャード三世(Richard Ⅲ)』
     【1955年/出演・ローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier) クレア・ブルーム(Claire Bloom)/原作「リチャード三世」】
■『ビッグ・ビジネス(Big Business)』
     【1988年/出演・ベット・ミドラー(Bette Midler)/原作「間違いの喜劇(The Comedy of Errors)」】
■『じゃじゃ馬ならし(The Taming of the Shrew)』
     【1967年/出演・エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor) リチャード・バートン(Richard Burton)/原作「じゃじゃ馬ならし」】
■『マクベス(The Tragedy of Macbeth)』
     【1971年/出演・ジョン・フインチ(John Finch)/原作「マクベス」】
■『禁断の惑星(Forbidden Planet)』
     【1956年/出演・アン・フランシス(Anne Francis) レスリー・ニールセン(Leslie Nielsen)/原作「テンペスト」】
■『マイ・プライベート・アイダホ(My Own Private Idaho)』
     【1991年/出演・キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)/原作「ヘンリー四世(Henry IV)」と「ヘンリー五世」】
■『ヴェニスの商人(The Merchant of Venice)』
     【2004年/出演・アル・パチーノ(Al Pacino)/原作「ヴェニスの商人」】
■『シークレット/嵐の夜に(A Thousand Acres)』
     【1997年/出演・ミシェル・ファイファー(Michelle Pfeiffer) ジェシカ・ラング(Jessica Lange)/原作「リア王」】
■『廃墟の群盗(Yellow Sky)』
     【1948年/出演・グレゴリー・ペック(Gregory Peck) リチャード・ウィドマーク(Richard Widmark)/原作「テンペスト」】
■『ロンドン塔(Tower of London)』
     【1939年/出演・ビンセント・プライス(Vincent Price) ボリス・カーロフ(Borris Karloff)/原作「リチャード三世」】
     【1962年/出演・ビンセント・プライス(Vincent Price)/原作「リチャード三世」と「マクベス」】
■『から騒ぎ(Much Ado About Nothing)』
     【1993年/出演・キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)/原作「から騒ぎ」】 



日本の黒澤明監督もシェイクスピア原作の映画を何本か制作している。

■『蜘蛛巣城(Kumonosu-jo/Throne of Blood)』 
     【1957年/出演・三船敏郎(Toshiro Mifune) 山田五十鈴(Isuzu Yamada)/原作「マクベス」】
■『乱(Ran)』
     【1985年/出演・仲代達代(Tatsuya Nakadai) 寺尾聡(Akira Terao) 根津甚八(Jinpachi Nezu) 
     原田三枝子(Mieko Harada)/原作「リア王」】
■『悪い奴ほどよく眠る(The Bad Sleep Well)』
     【1960年/出演・三船敏郎(Toshiro Mifune) 香川京子(Kyoko Kagawa) 三橋達也(Tatsuya Mihashi)/原作「ハムレット」】


最近でもかなり多くのシェイクスピア plots を使った映画がつくられているようだが、この十数年ほとんど映画館に足を運んでいないので作品名、若手の俳優の顔・名前がまったく分からない!! ただ何百年たった今でも、この作家の偉大さ・勢いはとまるところはなく、これからもずうっと続くことは間違いない。

大学時代、演劇教科をとってシェイクスピア劇のセリフを英文で読もうとしたが、あまりにも古典英語・古典表現が多くて4~5ページほどでギブ・アップ!! まだ、三船プロ助監督時代の時代劇、「拙者は(せっしゃは)...」とか、「お主は(おぬしは)...」、「...そうろう」などなどの台本のセリフのほうが心地が良かったのを思い出した!! □YS


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ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman) ・ 映画俳優&監督

2013-04-19 | 映画・テレビ・まんが
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映画『卒業』



久々に「ダスティン・ホフマン」という名前を耳にした。彼が75歳になって初めて監督した映画 『カルテット!人生のオペラハウス(Quartet) 』(2012)のPRで来日したからだ。映画は引退した音楽家たちが身を寄せるホームのストーリーで、リタイアした有名な音楽家が多数出演しており、彼らの歌・音楽は大変素晴らしい。映画は今日、4月19日から日本公開されるとのこと。

46年前の1967年から、学業にも生活にも苦境に立ちながらもロサンゼルスで留学生活を謳歌していた頃、大変衝撃的な2本の映画に出合った。当時、無名だった若い俳優が出演した映画、『卒業(The Graduate) 』 (1967)と 『真夜中のカーボーイ(Midnight Cowboy) 』 (1969) だ。もちろん主演はダスティン・ホフフマン。「映画とは、2~3時間の上映でその時代の文化、風俗、習慣、生活様式を描くミニチュア (縮図)である」とつね日頃から思っているが、まさに当時の米社会をリアルに風刺した最高傑作の映画だった。

『卒業』は2人の魅力的な女優、アン・バンクロフト(Anne Bancroft) とキャサリン・ロス (Katharine Ross) の名演技によって主役が引き立っている。彼女らは自分があこがれていたアメリカ人女性像( "Graceful, but yet Yankee girls!" ) にドンピシャで、今だに彼女らのフアンである。また、ポピュラー音楽ユニットのサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel) の歌った主題歌「サウンド・オブ・サイレンス(The Sounds of Silence)」と「ミセス・ロビンソン(Mrs. Robinson)」が大ヒット、この映画の名声を不動のものにした。

『真夜中のカーボーイ』は共演したジョン・ヴォイト(John Voight) 《女優アンジェリーナ・ジョリー (Angelina Jolie) の実の父親》とのやりとりは絶妙。この2つの映画でホフマンはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ一躍有名スターの仲間入りをした。ヴォイトもこの映画がきっかけでスター街道をまっしぐら。もちろん彼らの出演料は超飛躍的にハネ上がった。

そして俳優ホフマンの名声は意外なところからでてきた。「背は167cmでかなり小柄のユダヤ系アメリカ人! 特にハンサムでもなく容姿はごくごく普通の若者! 」こういったトップスターは未だかつてハリウッドには存在しなかった。それが7回もアカデミー賞の候補者になり、2回主演男優賞に輝いている。まさに American dreams を実現した男である。

■アカデミー賞・主演男優賞ノミネート作品■
 『卒業(The Graduate)』(1967)
 『真夜中のカーボーイ(Midnight Cowboy)』(1969)
 『レニー・ブルース(Lenny)』(1974)
*『クレイマー、クレイマー(Kramer vs. Kramer)』(1979)
 『トッツイー(Tootsie)』(1982)
*『レインマン(Rain Man)』(1988)
 『ワグ・ザ・ドッグ(Wag the Dog)』(1997)

 * = 主演男優賞受賞


当時の風潮としてユダヤ系アメリカ人(Jewish-American / American Jews) を「馬鹿にする」「良く言わない」人たちが沢山いた。(たぶん彼らに対する「妬み」からきているのだとは分かってはいたが。)その時代、固定為替相場制だったので1ドルは360円。親父がいくら日本から送金してくれても、すぐに財布はカラッポになる。やむを得ずロサンゼルス・タイムズ紙の新聞広告欄(ad / advertisement) に「書生(house-boy) 可能」を出し、ハリウッド(ロサンゼルス市内)隣接の高級住宅街ビバリーヒルズ(Beverly Hills) の老夫婦宅に住み込みすることになった。そして後から分かったのが、有名映画スターがたむろするこの街の住民のほとんどが Jewish people だった。もちろんお世話になったこの老夫婦も。I have to say, "Just amazing!!!"

余談だが、ハリウッドの映画関係者にはやたらと Jewish-American が多い。理由を一言でいうと、アメリカ合衆国の建国に由来している。1776年の独立宣言以前の殖民地時代・以後の建国初期時代はヨーロッパ(主にイギリス人、ドイツ人、オランダ人、フランス人、スエーデン・フィンランド人、スペイン人のいわゆる広義の WASP = ワスプ = White Anglo-Saxon Protestant)の移民で職業のほとんどが占められていた。1880~1924年に200万人のユダヤ人が入植してきたが、この後発組は比較的新しい分野、映画・新聞を含む情報産業(のちにラジオ・テレビ)に勢力を伸ばしていったからである。行政府職にも同じようなことがいえる。アメリカ政府の官僚の多くがそうなので、政府内部でユダヤ人の悪口を言うのはご法度である。米国の総人口が約3億人で、その内のたった2%のこの人たちが国の世論を牛耳っていること自体がものすごいことである。

話を元に戻すが、『卒業』と『真夜中のカーボーイ』の2本のVHSテープはだいぶ前に米ストアで購入して家の本棚に大事にとってある。

チャンスがあったらぜひ『カルテット!』を観て、この映画で何を訴えたいのかホフマン解釈 (interpretation) をしてみたい。#YS




映画『真夜中のカーボーイ』


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ウエスタン・西部劇 と 時代劇の衰退 / The Decline of Western and Samurai Movies

2012-11-20 | 映画・テレビ・まんが


[Autographed pictures sent by Mr. John Wayne] ジョン・ウェイン氏から送られてきたブロマイド 




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ウエスタン・西部劇

ウエスタン(Western) という言葉を聞かなくなってから久しい。アメリカ南北戦争 "the Civil War"(1861~65)の頃から1890年代までの30年間ぐらいが西部劇 story の中心で、日本では江戸幕府の末期から明治の中期頃にあたる。アメリカ開拓時代のフロンティア・スピリットと、日本人の第2次世界大戦の敗北の痛手から立ち直ろうとしていた時代が噛み合って、日本では1950年代の半ばから1960年代の半ばまでハリウッドの西部劇全盛時代を迎えた。「一生懸命に努力すれば明るい未来が開ける」と誰もが希望に満ちていて、西部劇のヒーロー(hero) があこがれの的になった。

そして数多くのカウボーイ(cowboy) スターが生まれた。
ジョン・ウェイン(John Wayne 1907~1979)を筆頭に
ゲイリー・クーパー(Gary Cooper 1901~1961)
ロバート・ライアン(Robert Ryan 1909~1973)
エロル・フリン(Errol Flynn 1909~1959)
ロイ・ロジャース(Roy Rogers 1911~1998)
タイロン・パワー(Tyrone Power 1914~1958)
カーク・ダグラス(Kirk Douglas 1916~2020)
バート・ランカスター(Burt Lancaster 1913~1994)
ロバート・テイラー (Robert Taylor 1911~1969)
ウィリアム・ホールデン(William Holden 1918~1981)
スティーヴ・マックイーン (Steve McQueen 1930~1980)
ジェームズ・スチュアート (James Stewart 1908~1997)
ヘンリー・フォンダ (Henry Fonda 1905~1982)
ランドルフ・スコット(Randolph Scott 1898~1987)
アラン・ラッド (Alan Ladd 1913~1964)
スチュアート・グレンジャー(Stewart Granger 1913~1993)
グレン・フォード (Glenn Ford 1916~2006)
オーディ・マーフィ (Audie Murphy 1925~1971)
クリント・ウォーカー (Clint Walker 1927~2018)
フエス・パーカー (Fess Parker 1924~2010)
リチャード・ウィドマーク (Richard Widmark 1914~2008)
グレゴリー・ペック(Gregory Peck 1916~2003)
チャールトン・ヘストン(Charlton Heston 1923~2008)
ジェフリー・ハンター(Jeffrey Hunter 1926~1969)
ロナルド・レーガン(Ronald Reagan 1911~2004)
リチャード・ブーン(Richard Boone 1917~1981)
ヴィック・モロー(Vic Morrow 1929~1982)
アンソニー・クィン(Anthony Quinn 1915~2001)
チャック・コナーズ(Chuck Connors 1921~1992)
ブローデリック・クロウフォード(Broderick Crawford 1911~1986)
リー・ヴァン・クリーフ(Lee Van Cleef 1925~1989)
アーネスト・ボーグナイン(Ernest Borgnine 1917~2012)
ロバート・ミッチャム(Robert Mitchum 1917~1997)
リー・マーヴィン (Lee Marvin 1924~1987)
ジャック・パランス (Jack Palance 1919~2006)
ピーター・グレイブス (Peter Graves 1926~2010)
チャールズ・ブロンソン (Charles Bronson 1921~2003)
ジェームズ・コバーン (James Coburn 1928~2002)
ジェームズ・ガーナー(James Garner 1928~2014)
ポール・ニューマン (Paul Newman 1925~2008)
ロック・ハドソン(Rock Hudson 1925~1985)
クリント・イーストウッド (Clint Eastwood 1930~ )
ロバート・フラー(Robert Fuller 1933~)
ロバート・レッドフォード (Robert Redford 1936~ )
トム・ベレンジャー(Tom Berenger 1949~ )
ケビン・コスナー (Kevin Costner 1955~ )
などなど、きりがないほどいる。

前にも書いたが、東京・渋谷の生家 (home) の隣がたまたま封切り(first run) 洋画専門館 (movie theater) だった為、映画館の所有者と親父の関係で封切りの映画(ほとんどがハリウッド製)を毎週、「タダ」で観ることが出来た。[正確に言うと、隣の映画館の大きなポスターを自宅の塀に数枚貼ることで、毎月映画館の無料招待券が5枚手に入った。]当時、ラーメン1杯分の120円が大人の料金(週3本立てで入れ替えなし)で中・高校生が80円、小人が50円だった。月12本ペースでの観覧は、嫌でも「映画好き」と言うよりは「映画気狂い」(maniac, rather than movie fan) への道をたどることになる。近所の遊び相手が皆、幼稚園 (kindergarten / preschool) に通っていたころ(当時は保育園 nursery school がなかった)何もすることがなくやむなく隣の映画館に「遊びに」行く。小学校 (elementary school) 入学前の子供に英語がわかる筈がない。ましてや字幕 (superimpose / subtitle) の日本語はちんぷんかんぷん (gibberish / It's Greek to me.)。 しょうがない、唯一の楽しみはブロンド (blond) やブルーネット (brunette) 髪の美人、脚のスラっとしたグラマーなハリウッド女優を「ながめる」ことだった。今から思うと大変ませたエロガキだった。(失礼ながら、当時の日本女性の体形は、男は言うまでもなく、散々であった!ずっと、ずっと昔の60~70年前の話なのでご勘弁を‼)

そんな生活が高校3年生まで続いたので、上に列記したカウボーイたちの顔と名前は全員、鮮明に思い浮かぶことが出来る!! 好きな俳優は荒くれの大男ではなく、甘いマスクの美男子男優だった。ゲイリー・クーパー、ロバート・テイラー、アラン・ラッド、オーディ・マーフィなどで、特にオーディ・マーフィは第2次世界大戦の功績で32もの勲章を授与された最も有名な兵士・英雄で皆があこがれた。マーフィは戦後、ハリウッドに招かれて44本の映画に出演したので、彼の登場したウエスタン映画は結構たくさん観ている。

ハンサムではないがジョン・ウエインの映画はやはり面白い。とくに監督ジョン・フォード(John Ford) 、俳優ジョン・ウエインのコンビによる映画作品は天下一品。監督・黒澤明(くろさわ・あきら)、三船社長(俳優・三船敏郎 みふね・としろう)コンビの映画に匹敵する。
「駅馬車」“Stagecoach” (1939)
「黄色いリボン」“She Wore a Yellow Ribbon”(1949)
「リオ・グランデの砦」“Rio Grande”(1950)
「捜索者」“The Searchers”(1956)
「騎兵隊」“The Horse Soldiers”(1959)
「リバティ・バランスを射った男」“The Man Who Shot Liberty Valance”(1962)

これらの作品は映画音楽と共に大ヒットし決して忘れられない名作となった。【上記のサイン入りブロマイド2枚もジョン・ウエイン氏から送られてきた自慢のものだ。】

1960年後半ごろからウエスタン映画製作が全く行なわれなくなった。その理由はいくつかあるが、主な事柄として人種差別 (segregation / racial discrimination) がある。それまで基本は、白人・カウボーイは「善人 (good person)」、先住民・インディアンは「悪人 (bad person)」として描かれていた。60年代後半のベトナム戦争 (Vietnam War) の激化、70年代前半のアメリカ軍のべトナムからの撤退 (evacuation)、戦争の終焉 (end) は約6万人のアメリカの若者の命が奪われた[そして30万人の負傷者]米国社会を一変させた。それまでの若者の価値観が変わり、人権がますます重んじられ、少数民族・マイノリティー(minority) の存在が重要視された。以来、インディアン(Indian) という言葉は差別用語で死語となり、先住民/ネイティヴ・アメリカン(Narive American) と呼ばれるようになった。

自分が最後に観たウエスタンは、ケビン・コスナー(Kevin Kostner) 監督・主演の1990年作『ダンス・ウィズ・ウルヴズ (Dances With Wolves)』だ。アカデミー賞 (Academy Award) の最優秀作品と最優秀監督賞を獲って西部劇活性化 (revitalization) が期待されたが、それ以降、全く観られなくなった。

時代劇

当時(1950年代前半)町内には隣の洋画専門館「ロマン座」以外に東映系の「パール座」、松竹・日活系と東宝・大映系の3軒の映画館があった。よく通ったのは東映系列の小屋で、好んで観た時代劇映画スターは:

大河内傳次郎(おおこうち・でんじろう 1898~1912)
進藤英太郎(しんどう・えいたろう 1899~1977)
阪東妻三郎(ばんどう・つまさぶろう 1901~1953)
月形龍之介(つきがた・りゅうのすけ 1902~1970)
片岡千恵蔵(かたおか・ちえぞう 1903~1983)
嵐寛寿郎(あらし・かんじゅうろう 1903~1980)
島田正吾(しまだ・しょうご 1905~2004)
辰巳柳太郎(たつみ・りゅうたろう 1905~1989)
志村喬(しむら・たかし 1905~1982)
市川右太衛門(いちかわ・うたえもん 1907~1999)
東野英治郎(とうの・えいじろう 1907~1994)
長谷川一夫(はせがわ・かずお 1908~1984)
黒川弥太郎(くろかわ・やたろう 1910~1984)
高田浩吉(たかだ・こうきち 1911~1998)
河津清三郎(かわづ・せいざぶろう 1908~1983)
大友柳太郎(おおとも・りゅうたろう 1912~1985)
近衛十四郎(このえ・じゅうしろう 1914~1977)
三船敏郎(みふね・としろう 1920~1997)
西村晃(にしむら・こう 1923~1997)
鶴田浩二(つるた・こうじ 1924~1987)
東千代之介(あずま・ちよのすけ 1926~2000)
大川橋蔵(おおかわ・はしぞう 1929~1984)
若山富三郎(わかやま・とみさぶろう 1929~1992)
市川雷蔵(いちかわ・らいぞう 1931~1969)
勝新太郎(かつ・しんたろう 1931~1997)
萬屋錦之介(中村錦之介)(よろずや・きんのすけ 1932~1997)
平幹二朗(ひら・みきじろう 1933~2016)
藤田まこと(ふじた・まこと 1933~2010)
伏見扇太郎(ふしみ・せんたろう 1936~1991)
仲代達矢(なかだい・たつや 1932~ )
里見浩太朗(さとみ・こうたろう 1936~ )

などで、新しい作品が上映されるのが待ちどうしかった。特に好きだったのが嵐寛寿郎、大友柳太郎、東千代之介、中村錦之助だった。残念ながら西部劇同様、それらの時代劇は若者の嗜好の変化についてゆけず、台本・脚本のマンネリ化、後のパソコンの急激な普及・多様化などなどで全くヒット作がでなくなってしまった。NHK大河ドラマの時代劇がある程度がんばった時期があったが、テレビ視聴率だけでは大衆ブームになるには至らなかった。

前述の黒澤明監督・スター三船敏郎コンビによる映画(全16作品)は最高傑作ばかりで、今どの作品を観ても感動する。ただ素晴らしいの一言!!!!
「酔いどれ天使」(1948)
「野良犬」(1949)
「羅生門」(1950)
「7人の侍」(1954)
「どん底」(1957)
「蜘蛛巣城」(1957)
「隠し砦の三悪人」(1958)
「悪い奴ほどよく眠る」(1960)
「用心棒」(1961)
「椿三十郎」(1962)
「天国と地獄」(1963)
「赤ひげ」(1965)


三船敏郎*三船プロダクション http://www.mifuneproductions.co.jp/


【参考ブログ】
『三船敏郎(恩人)』(2015・6・27)
『米国で最も有名な日本人:クロサワ・ミフネ(黒澤明 & 三船敏郎)』(2011・11・7)
『映画俳優と自動車』(2004・7・26)

なぜ、このような心に残る映画が現在作れないのか不思議でたまらない。製作者たちの発想の転換、一層の努力、奇抜なアイディア、ひらめきなどなどにより西部劇と時代劇の復活を願う一人だ。#YS

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映画のリメイク (remake) と シリーズ (series) もの / Movie Remakes & Series

2010-06-25 | 映画・テレビ・まんが


最近、やたらと映画のリメイクが目につく。米国のものを日本版に、日本のものを米国版に変えるのはまだ許せる。なぜならストーリーが同じでも時代・社会的背景が違うし、出演俳優がアメリカ人・日本人の登場で全く別物に思われるからである。

これで成功している有名な例は、英・米映画『リア王 (King Lear)』が黒澤明監督の時代劇『乱』(1985年製作、仲代達矢主演)へ。

また逆に、日本映画『七人の侍』(1954年製作、黒澤明監督、三船敏郎主演)が西部劇『荒野の七人(The Magnificient Seven)』(1960年ユナイテッド映画)となって、ユル・ブリンナー(Yul Brynner)、スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)、ロバート・ボーン(Robert Vaughn)、ジェームズ・コバーン(James Coburn)、チャールズ・ブロンソン(Charles Bronson) などのそうそうたるメンバーで大ヒットした。

他に日本映画『Shall We ダンス?』(1996年製作) がリチャード・ギア (Richard Gere) とジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez) 主演の『Shall We Dance?』(2004年)へ、1998年の日本映画『リング』が2002年の米映画『ザ・リング(The Ring)』にリメイクされているが、これらの米国の評判はかんばしくなかった。

先に述べた様に、外国作品を国内作品に作り直すのは良しとしよう。だが、リメイクが米国内、日本国内で行われるのが最悪のパターンと言わざるをえない。その証拠にオリジナル(=第一作目)をリメイク作品が超えた話は一度も聞いたことがない。その理由はいくつかあるだろうが、監督・俳優がオリジナルを余りにも気にしすぎて(忠実に前作にそって、あるいは自由に脚色しすぎて)ダメになるとか、観客側のオリジナルのイメージが強すぎるという事もあろう。

シリーズものも、この部類に入ると思う。一作目が大ヒットすれば、製作者側としてはそれに続くニ作目、三作目を狙うのも分からない訳でもない。観客としても次第に期待がエスカレートして行くから2作品くらいが限度だろう。それ以上になると、作る側がストーリーをひねりすぎて反ってつまらなくしてしまう傾向がある。世界で唯一の成功例は『007』のボンド・シリーズだろう。その理由は、監督、俳優などの変更と、悪役設定の多様性は勿論だが、主題曲にかなり力を入れている点だろう。映画音楽はその映画をイメージする大変重要な要素で、これを過小評価すると映画はヒットしないと言っても過言ではない。YS

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ハリウッド映画と『聖書』 / Hollywood Films and The Bible

2010-05-22 | 映画・テレビ・まんが


アメリカの映画をよく理解するための不純な動機からキリスト教 (Christianity)に入信したのが今から20数年前である。聖書を知らないとアメリカ社会が分からないことが多々ある。

プロレスタント系一派の組合教会派(Congregational Church) に加入して、旧約聖書 (the Old Testament)、新約聖書 (the New Testament)、賛美歌集 (hymn book)、キリスト教解説本など英文・和文など数十冊を購入し、片っ端から読んでいった。毎週日曜日に教会へ通いつめたのは言うまでもない。

「映画は社会の縮図(microcosm) 」だと認識はしていたが、社会がそれ程までにこの宗教と密接な関係にあるとは夢にも思わなかった。人物の名前・地名から慣習、建国234年の歴史に至るまでありとあらゆる事柄がキリスト教の考え方に関わっている。

米大統領就任式に大統領が左手を聖書の上に置き、右手をあげて宣誓する儀式もその一例だ。自分自身も東京のアメリカ大使館の職員になった時、同様の事をしたと記憶している。神に誓って誠心誠意、国益のために全力を尽くすということである。なので、大なり小なり「嘘をつく」ということは人々の間では「最大の罪」である考えられている。どこかの首相が公約で米軍基地をよそへ移すと言って、それが出来なかったから人々に謝った。これは米社会では絶対許されない。神に対する冒涜になるからだ。

キリスト教に関連する映画は数多くある(ゴッド・神、イエスキリスト、聖書に登場する人物以外に、キリスト教の「教え(the teachings) 」などを含む)。有名なところでは:

■1931年のチャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)監督・主演の 『街の灯(City Lights) 』

■1942年のマイケル・カーチス(Michael Curtiz)監督、ハンフリー・ボガード(Humphrey Bogard)  イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman) 主演の 『カサブランカ(Casablanca) 』

■1955年のエリア・カザン(Elia Kazan) 監督、ジェームズ・ディーン(James Dean) 主演の  『エデンの東(East of Eden) 』

■1956年のセシル・デミーレ(Cecil B. DeMille) 監督、チャールトン・ヘストン(Charlton Heston)  ユル・ブリーナー(Yul Brynner) 主演の 『十戒(The Ten Commandments) 』

■1958・59年のアルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)監督、ジェームズ・スチュアート(James Stewart) キム・ノヴァク(Kim Novak) 主演の 『めまい (Vertigo) 』 と、ケーリー・グラント(Cary Grant)  エバ・マリー・セイント(Eva Marie Saint) 主演の 『北北西に進路をとれ (North by Northwest) 』

■1959年のウィリアム・ワイラー(William Wyler) 監督、チャールトン・ヘストン(Charlton Heston) 主演の 『ベンハー(Ben-Hur) 』

■1963年のラルフ・ネルソン(Ralph Nelson) 監督、シドニー・ポワチエ(Sidney Poitier) 主演の 『野のユリ(Lilies of the Field) 』

■1965年のロバート・ワイズ(Robert Wise) 監督、ジュリー・アンドリュース(July Andrews) 主演の 『サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music) 』

■1969年のスタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick) 監督の 『2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey) 』

■1969年のヘンリー・ハサウエイ(Henry Hathaway) 監督、ジョン・ウエイン(John Wayne) 主演の 『勇気ある追跡(True Grit) 』

■1993年のスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg) 監督の 「シンドラーのリスト(Schindler's List)」

■1994年のロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis) 監督、トム・ハンクス(Tom Hanks) 主演の 『フォレスト・ガンプ/一期一会(Forrest Gump) 』

■1995年のメル・ギブソン(Mel Gibson) 監督・主演の 『ブレイブハート(Braveheart) 』

■1999年のサム・メンデス(Sam Mendes) 監督、ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey) 主演の 『アメリカン・ビューティー(American Beauty) 』

■2000年のローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich) 監督、メル・ギブソン(Mel Gibson) 主演の 『パトリオット(The Patriot) 』

などの他、多数あるが聖書を知っているとより一層映画が面白くなる。

内容を忘れて聖書を開く回数が日に日に増えてくるのがちょっと気になる。#YS

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ハワイを有名にした映画 / Movies Won Hawaii Fame

2010-05-02 | 映画・テレビ・まんが
      



映画『ブルー・ハワイ』


ハワイで撮影されたハリウッド映画は『猿の惑星』(Planet of the Apes - 2001)、『ジェラシック・パーク』(Jurassic Park - 1992 & 2000)、『ゴジラ』(Godzilla - 1997)、『ロスト・ワールド』(The Lost World - 1996)、『レイダース・失われたアーク』(Raiders of Lost Ark - 1980)など多数あるが、大半はハワイのジャングル、秘境の映像を求めてロケーションがおこなわれたものだ。

しかし、ハワイを世界的に有名にしたのは、実は約50年前の2本のロマンチックなミュージカル・音楽映画であることは徐々に忘れられてきている。1958年20世紀フォックス制作の『南太平洋』(South Pacific) がその1本で、映画そのものは最高の作品とは言えなかったが、スクリーンの中で歌われた "Some Enchanted Evening" (魅惑の宵)と"Bali Hai" (バリ・ハイ)が大ヒット、人々のハワイへの憧れを助長した。「魅惑の宵」は、『王様と私』や『サウンド・オブ・ミュージック』などの音楽を手がけたリチャード・ロジャース(Richard Rogers) とオスカー・ハマーシュタイン(Oscar Hammerstein) によって作られた。

もう1本はエルビス・プレスリー(Elvis Presley) 主演映画の『ブルー・ハワイ』(Blue Hawaii - 1961年パラマウント映画)。 プレスリーを不動の大スターにした歌、"Blue Hawaii" (ブルー・ハワイ)、"Can't Help Falling in Love" (好きにならずにいられない)、"Moonlight Swim" (月影のなぎさ)、"Hawaiian Wedding Song" (ハワイアン・ウェディング・ソング)他、ヒット曲満載の映画である。時折、DVDで観ているが今でも結構楽しめる。やはり大歌手だ。

半世紀前のハワイ各島やホノルル市内の模様が、現在もほとんど変わっていないのがすごい。自然を愛し大切にする行政、人々の努力の表れで頭が下がる思いだ。また、これらの名曲がいまだ「南国の夢の島」を我々に彷彿させるのが驚きである。YS



映画『南太平洋』



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トニー・カーチス ☆ ハンサムなハリウッド男優 / Tony Curtis

2010-04-12 | 映画・テレビ・まんが
    

Movie "The Rawhide Years"



先日、最近の映画ポスターにトニー・カーチス(Tony Curtis) の写真が載っているのを見て大変驚いた。なぜなら、自分が幼少時代、最初のころ観た映画の中で一番覚えている主演俳優だがらである。彼が主演した1955年の映画 "The Rawhide Years" (邦題「顔役」)の封切映画を実家の隣の映画館で観たのが最初。当時、東京でも3館しかなかった洋画ロードショウ専門館の一つがたまたま隣にあったのが「超映画気狂い」になる第一歩だったのだが、年間100本以上の洋画を無料で [隣だった特権!] 観た中で無性に彼の顔が浮かんでくる。

トニー・カーチスは1950年代、1960年代に一世を風靡(ふうび)した男優で、1925年生まれの現在84才である。女優ジャネット・リー(Janet Leigh) や自分の好きだったドイツ女優クリスチーネ・カウフマン(Christine Kaufmann) などと結婚、離婚した俳優で、現在6人目の奥さんをもらって現役中だ!

大学生時代、ビバリーヒルズ(Beverly Hills) のユダヤ系アメリカ人老夫婦で住み込みのハウスボーイ [メイドのような仕事] をしていた時、2階の家のオーナーで同じように住み込みメイド(maid / housekeeper) をしていたジュリーさんが長年、トニー・カーチス邸でメイドをしていたことを聞いて、彼女からこの俳優の私生活の話をしてもらって胸をときませていた自分を思い出した。

何年たっても「トニー・カーチス」の名前が出てくるのが奇遇だ。YS 

追伸:このブログを書いた5ヶ月後に残念ながら亡くなった。 Tony Curtis (1925~2010)



   
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ウエスタン と 時代劇 / "Western" TV Series

2009-12-03 | 映画・テレビ・まんが




Robert Fuller in the "Laramie"


スクリーンからウエスタン(Western /西部劇 Cowboy film)と時代劇(Samurai film)が消えて久しい。1950年代中頃から1970年代中頃の20年間はアメリカではウエスタン、日本では時代劇の最盛期で他のジャンルの映画はほとんどヒットしなかったか、製作しても赤字のリスクを背負わなくてはならない状態だった。

そのブームに輪をかけたのが日本のテレビ各局が競って時代劇シリーズ、米国製テレビ西部劇シリーズを輸入して日本語で吹き替え(dubbing)、毎週毎週放送したことだ。ハリウッドの代表作は、

   『ガンスモーク(Gunsmoke)』
     1955~75年 (主演:ジェームズ・アーネス James Arness)
   『シャイアン(Cheyenne)』
     1955~63 (クリント・ウォーカー Clint Walker)
   『ワゴントレイン(Wagon Train)』
     1957~65
   『マベリック(Maverick)』
     1957~62 (ジェームズ・ガーナー James Garner)
   『ライフルマン(The Rifleman)』
     1958~63 (チャック・コナーズ Chuck Connors)
   『ボナンザ(Bonanza)』
     1959~73 (ローン・グリーン Lorne Greene と 
             マイケル・ランドン Michael Landon)
   『ローハイド(Rawhide)』
     1959~66 (クリント・イーストウッド Clint Eastwood と
             エリック・フレミング Eric Fleming)
   『ララミー牧場(Laramie)』
     1959~63 (ロバート・フラー Robert Fuller と
             ジョン・スミス John Smith)


などがあった。毎日、日本のどこかのチャンネルで放送されていて、各番組は結構良い視聴率を取っていた。小・中・高校生時代の自分の青春のエネルギーになっていたことは言うまでもない。

時代劇シリーズで特によく覚えているものに、

   『三匹の侍』
     1963~69 (主演:丹波哲郎、平幹二朗、長門勇、加藤剛)
   『銭形平次』
     1966~84 (大川橋蔵)
   『水戸黄門』
     1969~83 (東野英治郎)他に、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗、武田鉄矢も演じているが…。
   『大岡越前』
     1970~99 (加藤剛)
   『木枯らし紋次郎』
     1972   (中村敦夫)
   『荒野の素浪人』
     1972~74 (三船敏郎、坂上二郎、大出俊)  ★筆者も1年半、この制作に関与した。
   『子連れ狼』
     1973~76 (萬屋錦之介)
   『必殺仕置人』
     1973   (藤田まこと)
   『旗本退屈男』
     1973~74 (市川右太衛門)
   『座頭市物語』
     1974~75 (勝新太郎)
   『遠山の金さん』
     1975~77&1979 (杉良太郎)
   『必殺仕事人』
     1979~81 〔藤田まこと)

などである。

先日、古いウエスタン映画をテレビで観る機会があった。今見るとストーリーはかなり単純なのだが、見終わると何かほっとし、後味が良い。最近の映画を見てそういう気が湧かないのはなぜか、ちょっと考えてみた。自分との年齢のズレもあるだろう。

たぶん、主な原因は製作者がコンピューターグラフィックやストーリーに余りにも懲りすぎているせいではないか。採算のとれる映画、ヒット映画を創りたい気持ちは分かるが、所詮、物語の主役は人間。人間の本質を大切にした内容であれば、そういうテクニックは必要なく、また制作に莫大な金を使う必要もない。心に響く映画は、いつの時代であっても人々に共感を与えるはずである。#YS

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CBS-TVシリーズ「NCIS」 / CBS-TV Series "NCIS"

2009-09-20 | 映画・テレビ・まんが







CBSテレビの人気ドラマシリーズに「NCIS(=Naval Criminal Investigative Service 米海軍犯罪捜査局)」がある。これは自分の一番好きな米テレビ番組の一つである。

好きな理由が2つあって、1つはスクリプト(script 脚本)の面白さとカメラワーク。主役捜査員たちのセリフの緻密さピカ一。マーク・ハーモン(Mark Harmon)、マイケル・ウエザリィ(Michael Weatherly)、シーン・モーレイ(Sean Murray)、デビッド・マッカラム(David McCallum) などの男優はじめ2~3の女優のやりとりがかなり面白い。また、still(スチール・静止)の映像がほとんどなく、カメラは常に右から左へ、左から右へと pan (パン・移動)し、ドラマの躍動感を狙い視聴者が画面に飽きないようにしている。

もう1つの理由は、NCIS の組織が実在し米海軍省の機関として安全確保、反諜報・反テロ活動、法執行を司っている。米海軍第七艦隊の母港が横須賀と佐世保にあるが、ここでも NCIS が活躍している。

第七艦隊の守備範囲は、北の千島列島から南の南極まで、日付変更線からインド・パキスタンの国境線の東経68度までとかなり広く、ロシア、中国、北朝鮮、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、日本など重要な国が多く含まれる。

60~70隻の艦船、200~300機の飛行機、4万人の海軍・海兵隊員がこの艦隊に所属しているが、航空母艦 (aircraft carrier) 、旗艦 (flagship)、駆逐艦 (destroyer)、巡洋艦 (cruiser)、フリゲート艦 (frigate)、揚陸艦 (landing ship)、掃海艇 (mine sweeper) など17隻が日本の2つの母港を中心に活動している。これらの艦船の西日本各地の港への寄港に長年携わり、NCIS の人々とも一緒に働いてきたから、このテレビシリーズに親しみを感じる。テレビ番組のような殺人事件はなかったが、かなり各地の警察と密接に連携して事件・事故がないように努めた。

フィクションと現実が重なって、このテレビシリーズを楽しく観ている毎日である。#YS

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日米共通テレビ番組 / Common TV Programs in the US and Japan

2009-08-31 | 映画・テレビ・まんが


日本でもアメリカでも面白くて視聴率の取れるテレビ番組はどちらかがまねをして放送するのが常である。今回は日本のテレビ局がまねをした代表的なクイズショー「Family Feud (ファミリー・フュード/家族間の争い)」を見学してきた。

以前、TBSテレビ系で放送された関口宏司会の番組「クイズ100人に聞きました」(1979~1992年)のオリジナル版。1976年に初めて制作されて若干、何度かブランクはあったものの現在も続いているアメリカ長寿TV番組の一つである。この quiz show 日米だけでなく、英国、カナダ、オーストラリアをはじめ南米、東南アジア各国でも好評を博している。

スタジオのレイアウト、進行内容は日米全く同じで2家族・グループのメンバーが一人ずつ前に出てきてクイズが始まる前に「握手」をし、100人に聞いた調査結果で最も多かった回答を当てる30分番組である。勝った方のグループ(party) にその点数が加算されていって最終的には1万5000ドル(約150万円)以上の賞金がどちらかにわたる可能性があり、また勝ち抜き戦なので勝ち続ければ番組に出続けられる。司会者によると、今日のテープの放送日はカリフォルニア州内では来年の2月、全米の他地区ではまちまちでテレビ局まかせ。やはり広大な土地の国、独立精神旺盛な国はどこか「寛大・大らか・大ざっぱ」な感じがする。

やたらと軍服を着ているクイズ参加者が多いので隣の年配婦人に聞いたら、国家安全のために働いている軍人を優先的に番組に出す配慮をテレビプロダクションがしているとのこと。さすがアメリカ、頭が下がる。

観客200人の方は前のブログにも書いた通り相変わらず95%以上が WASP。アジア人1人のみ?アパートの管理人の白人女性曰く、本当のところはよく分からないが多分、黒人、南米人、アジア人は仕事が忙しくて1日つぶれるような収録には付き合えない、家庭内ではあまり英語を使わない、言語理解の問題と文化、taste (テイスト/嗜好)の違いなどがあるのではと。3時間で3本撮り。進行のテンポがかなり早く大変気に入った。もう3本くらい付き合えそうな感じである。

現在の司会者は John O'Hurley(ジョン・オハーリー)で関口宏同様、かなり魅力的である。番組はサンセット通りに面しているトリビューン・スタジオ(Tribune Studios /以前KTLAテレビ・スタジオとか、ワーナーブラザース映画スタジオと呼ばれていた)で制作されており、広大なスタジオ棟は1919年につくられただけに品と貫禄がある。

逆に、日本の番組がアメリカにコピーされて有名なのがフジテレビ系の「料理の鉄人」(1993~1999年)、米国名「Iron Chef(アイアン・シェフ/鉄人料理人)」である。

思い出すのが1997年に3時間スペシャルを京都・嵐山で収録するので大阪の米国総領事館から審査員を出してくれと東京のフジテレビから頼まれた。外交官2人を連れて昼過ぎ現場に着くと、桂川にかかる渡月橋のたもとの川原に大きな鉄骨が組まれていてテレビ用観客が約500人座っていた。

日米仏の3国シェフ代表の他、審査委員長が北大路欣也、ゲストが瀬戸内寂聴、中華・フレンチ・イタリアン・日本料理の鉄人陳建一、坂井宏行、石鍋裕、神戸勝彦、道場六三郎、中村孝明、森本正治などで、沢山の有名人と一緒の控え室でたわいの無い話をして相当の時間を費やし、結局ビデオ撮りが終わったのが夜中の11時だった。付け加えておくと、この放送のおかげで領事が日米で有名になって昇進につながった!彼は今でも感謝しているはずである。#YS

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映画・テレビスタジオ と 公開番組 / Movie & TV Studios and Open-to-the-public Program

2009-08-26 | 映画・テレビ・まんが


ハリウッドにはメジャーの映画・テレビスタジオだけでも21もある。誰もがすぐ認識できる「山と☆」のロゴで有名なパラマウント(Paramount)、「WB」ロゴのワーナーブラザース (Warner Brothers)、「地球」のユニヴァーサル (Universal)、「神殿風」の20世紀フォックス(20th Century Fox)、「おとぎの国の城」のデズニー (Walt Disney)、「自由の女神風」のコロンビア (Columbia)、「ライオンの叫び」のMGM (Metro-Goldwyn-Mayer) 等々はパイオニアだが、今は聞いたことがない大手のスタジオがかなりある。現在、ライオンのMGMは完全に消滅しソニー・ピクチャーズと名前を変えてコロンビアと共に日本のソニーが所有している。

今日はその中のパラマウント・ピクチャーズに行って来た。1921年に創設された映画会社だが映画・テレビ・メディアの度重なる再編成で現在はCBSなどが所有している。CBSテレビと世界各国(カナダ、英国など20数カ国)のテレビ局に配給されている人気番組『ドクター・フィル(Dr. Phil)』の1時間トークショー(talk show)のビデオ撮り2本を見学。ホスト役の臨床心理学者(clinical psychologist) フィル・マクグロウ(Phil McGraw) が広範囲な分野から毎回テーマを選んで人生相談方式で番組を進めてゆく。今日のテーマは「学校でのいじめ」と「独身女性の結婚観」について。「いじめ (bullying)」では現在、いじめで悩んでいる親子、過去いじめにあった女性達、いじめをしていた女性などが出演してかなりリアルに演出。2本目の「結婚観」は出演者たちの台本がないせいか、かなり自由に討論、あるいは口喧嘩をする。かなり面白い。それがこの番組の人気の秘訣かも。

なぜか今日の観覧(70~80人)もアジア人は自分以外に全くいない。9割強が WASP である。ウィークデイ(weekday) の時間をのんびり過ごせるのは裕福な、あるいは時間を持て余ました白人だけなのか?あるいは公開番組は WASP に参加特権の慣習があるのか?ハリウッド産業=白人なのか?毎回、大変不思議に思われて仕方がない。#YS


【ハリウッド・スター達から送られてきたマイ・コレクション】

[Autographed pictures and sent by Ms. Diane McBain (ダイアン・マクベイン 1942~ ) , Mr. John Wayne (ジョン・ウエイン 1907~1979) , Ms. Sylva Koscina (シルヴァ・コシナ 1933~1994) , Mr. Van Williams (ヴァン・ウイリアムズ 1934~2016) and Ms. Doris Day (ドリス・ディ 1922~2019) ]


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米テレビ・ラジオ・ニュース と ヒアリング / TV & Radio News in English

2009-06-01 | 映画・テレビ・まんが
  
[映画・テレビ・まんが]

米国に来てから出来るだけテレビ・ラジオのニュースをかけっ放しにしている。英語のヒアリングを確実にするためと、米国での政治、経済、文化、社会の情報を得ることの「一石二鳥 (Kill two birds with one stone)」だ。

一般のアメリカ人の話す速度は、1分間 (WPM = words per minute) で125~150語と云われている。アナウンサーは 165~200語とかなり速い。それで標準の日本人が放送を不十なく理解するには相当時間がかかる。大学時代の授業のことが頭をよぎった。かなり日本にいるときに自信があったヒアリングでも、大学教授の授業についてゆくのに約1年掛かった。

テレビでも毎日の生活でも一番困ることは、「若いアメリカ人女性」、ティーンエイジャーとでも言っておこうか、彼女らは機関銃のごとく話す。調べてみるとWPMが 250 とかなり速い。速く話すので余程頭が良いと思ってしまうが、よくよく注意深く聞いてみると内容がないと言うか、場当たり的内容ばかりで安心する。そういう人に劣等感を感じていたからだ。そういえば、有名な放送人のウォルター・クロンカイト(Walter Cronkite) はわざと 124 WPM で人々の心をつかんで成功したし、200WPMのかなり速い口調で演説したジョン・F・ケネディ大統領(John F. Kennedy) でさえ、途中途中に「間(pause)」を頻繁に設けて大衆に訴えた。

自分の英語スピーキングのヒントにしたい。#YS

   
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2009-02-15 | 映画・テレビ・まんが


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