誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

度量について / About Measurement

2009-05-25 | 米国事情
        

[米国事情]
長さ、質量、面積、体積・容積がすべて日本と違うのは分かっていたが、毎日の生活で一番困るのが買い物をする際、食料品がポンド・オンスで売られている事である。特に野菜、果物類がすべてバラ売り。それが又、1ポンド(pound /省略は lb.) は16オンス(ounce /省略は oz.) ときている。なぜ、10進法にしないのかと言いたくなる程ややこしい。

[1ポンド=16オンス]
1ポンドは 453...グラム
1オンスは 28...グラム

「一々計算しながら買い物など出来るか!」と言うことで、アメリカ人の曖昧さを見習って、1ポンドは大体500グラムと思って毎日の買い物をしている。オンスは "Forget it!" で全く頭にない。

ちなみに長さの1フィート(foot/feet)は約30センチで計算している。

[1フィート=12インチ(inch)]
1フィートは 30.48 センチメートル
1インチは   2.54 センチメートル

容積の1ガロン(gallon)は大体4リットルと覚えている。

[1ガロン=4クォーツ(quart)]
1ガロンは 3.78...リットル

■YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人種差別(1) / Racial Discrimination

2009-05-24 | 米国事情
       
[米国事情]

人種差別を公に堂々と問題視する国は多分アメリカだけであろう。それだけ mature (大人)な社会になっているのは素晴らしいことである。何かにつけ事件、事故が起こるたびに人種からの分析がなされているような気がしてならない。偏見かもしれない。

テレビ、あるいは新聞紙上で公に個人名で意見の対立や、かなり厳しい批判が交わされる割には「人種」にはかなり気を使っている。それもその筈、この国は長い間、人種差別の葛藤があったし、これからも永遠の問題として続いてゆくだろう。

ウェスタン映画でお馴染みのインディアン(Indian) がアメリカン・インディアン(American Indian)、そしてネイティブ・アメリカン(Native-American) に。また、黒人がニグロ(Negro) からカラード(Colored) へ、そしてブラック(Black)になり、今はアフリカン・アメリカン(African-American)。単語が結構長くなってきているから近い将来、簡単な省略形を使って表すようになるかもしれない。

大統領や有名な俳優・コメディアンが自分の人種について悪く言うのは joke (ジョーク)を含めてかなり許されている。ここに何かカギがあるように思われる。そう言えば40数年前にロスアンゼルスで学生をしていた頃、日本人の悪口はジャップ(Jap) でその後イェロー(Yellow) になったが、その時も自分で自分のことをジャップと呼んでいたら皆、そんなに悪い気はしていなかったし笑ったりもした。この「控え目」な姿勢がこれからの人種問題を解決していくヒントが隠されているのでは。数々の歴史の中で「おごり」の姿勢で人間がうまく成功した例はない。YS

       
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オアフ島のショッピング・センター / Shopping Centers in Oahu

2009-05-21 | ハワイ事情
  

[ハワイ事情]
ホノルルのあるオハフ島のショッピング・センターはワイキキを中心に大きなところだけでも14~15ヶ所あるが、これらについては日本人観光客の方がかなり詳しい。日本のガイドブックにはセンター内にある一軒一軒が詳しく紹介されているからで、ホテルに着くとすぐ目的の店に行く人が多い。

一番有名なのが「アラモアナ・センター(Ala Moana Center)」でメイシーズ、ニーマン・マーカス、ノードストローム、シアーズなどのデパートと、290店以上のショップとレストランが入る世界最大のオープンエアのショッピング・センターである。何せ大きい、何回行っても迷ってしまう。

ワイキキのど真ん中にあっても、余りお勧め出来ないのが「インターナショナル・マーケットプレイス(International Market Place)」。以前はそれほど悪くはなかったのだが、今は安物の商品を売る店で満杯である。

この2つ以外は皆似たりよったりで、しゃれた店とレストラン、ファーストフードなどの複合商業施設。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハワイ・コンベンション・センター」 / Hawaii Convention Center

2009-05-21 | ホノルル

[ホノルル]

ハワイで大きな催し物があるときは「ハワイ・コンベンション・センター(Hawaii Convention Center)」が使われる。3回ほど入ったことがあるがかなり大きい。国際自動車ショーが開かれたときなどはすべての自動車メーカーの新車が少なくとも150台は展示されていた。

そう言えば10年位前に全米各都市にあるコンベンションセンターだけを視察した事を思い出した。5~6ヶ所ほど行ったがほとんど何も覚えていない。各センターとも何も展示していなければ、ただの駄々広いスペースのある建物で何も印象に残らないのが本音である。

ここホノルルのコンベンションセンターは、今いるコンドーから近いので買い物に行くたびに横を通っている。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハワイ・マリタイム・センター」 / Hawaii Maritime Center

2009-05-20 | ホノルル
                                   


[ホノルル]
アロハ・タワーの近くに「ハワイ・マリタイム・センター(Hawaii Maritime Center)」がある。ポリネシア民族の航海術やハワイの海に関する歴史や文化を紹介している。

捕鯨時代の展示が見所となっているが、和歌山県のクジラ展示館やパリの博物館をみているので比べると見劣りがする。入館料8ドル50セント(850円)。航海が好きな方はどうぞ。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無料フラ・ショー と 「ポリネシア文化センター」 / Free Hula Show and Polynesian Cultural Center 

2009-05-20 | ハワイ事情



[ハワイ事情]
ワイキキの主要ホテルではディナー・ショーとしてフラを催している。日本円にしたら大したことない金額でも、こちらでは結構高いドルで支払わなければならない。以前、ハワイに来たときには何も知らないでホテルのショーに2~3度お世話になった。そこで今度は無料で見られるフラ・ショーはないか探してみた。定期的にやっているものは調べたかぎりではホノルルに3つほどある。

その内の2つに行ってきた。一つはアロハ・タワー・マーケットプレイスから出航する客船「スター・オブ・ホノルル号」のウエルカム・フラショーで、乗船する客を迎えるため埠頭で一時間ほどバンド、歌手、ダンサーの10人のグループが行う。乗船する客は船が出港した後、船内で同じショーが見れるので素通りで中に入っていった。結局、最後まで見ていたのは自分1人でショーを独占できたので結構良かった。(毎日16:30~17:30)

もう一つはヒルトンホテル群があるヒルトン・ハワイアン・ビレッジで、プールサイドで見ると25ドル(2500円)とられるが、ホテルのロビー、砂浜側から良く見えるのでわざわざ金を払う必要はない。こちらは少し規模が大きくて25人くらいのハワイアン・グループで一時間のショー。締めくくりは目の前で大きな花火の打ち上げが30分ほど続く。ホテル客など(約1000人)で超満員である。(毎週金曜日の19:00~20:30)

もっとゆっくりとポリネシアの文化、歴史、ダンスなどを堪能したい場合は、ホノルルから北へ車で約一時間のところにある「ポリネシア文化センター(Polynesian Cultural Center)」に行くべきだろう。入園料58ドル(5800円)と高いがその値打ちはあると思う。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カワイアハオ教会」 ・ 「ミッション・ハウス博物館」 / Kawaiahao Church and Mission House Museum

2009-05-20 | ホノルル
                        

[ホノルル]

観光客が必ず訪れるカメハメハ大王像の近くに「カワイアハオ教会(Kawaiahao Church)」と「ミッション・ハウス博物館(Mission House Museum)」がある。

教会はホノルル初の英国国教会で、ハワイ王朝のカメハメハ3世の時代(1842)に建設された。外壁はサンゴ岩で大変美しい建物である。この由緒ある教会で結婚式をあげるカップルも多い。

博物館は1820年にアメリカ東部から来たプロテスタント宣教師が暮らした家で、当時の宣教師たちの生活を見ることができる。ハワイ最古の木造建築物。

宗教に興味が無い人でも必見だと思うが、短期観光客はほとんど訪れない。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温度の『華氏』 / Fahrenheit

2009-05-20 | 米国事情


[米国事情]
アメリカの日常生活で結構困るのが天気予報の中での温度である。『華氏』なんていう言葉は小学校の授業以来である。長年、『摂氏』に慣れているのでなかなかピンとこない。

何か良い方法はないかと思ったら、ちゃんと次の方程式がある。
『華氏』(F / Fahrenheit) の計算の仕方は: F = (C x 1.8) + 32
『摂氏』(C / Celsium . Centigrade) は:   C = (F - 32) ÷ 1.8

ただ、一々計算するのも面倒くさいので
華氏70 = 摂氏・約21
   75 =     24
   80 =     27
   85 =     30
   90 =     33
   95 =     35
と覚えた。これらの範囲以外は「アメリカ人」になることにした。すなわち、聞かれたら適当にその場をしのぐこと...。YS


  
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療英語 / Medical English

2009-05-19 | 語学
        
[米国事情]

最近、テレビ・新聞を見たり読んだりする時に困るのが、やたらと医療英語が多くなってきているので理解出来ないことがある。その時は学生時代にもどって、その場ですぐ英単語を調べるようにしている。

一つは米国も老齢人口が増えてきて、メディアもそちらのニュースを多くながす傾向になってきている。二つ目はそれに関連して、健康器具、ダイエット、フィットネス、病気防止の薬などの宣伝が頻繁である。三つ目はテレビドラマでやたらと検死描写がある、等々の理由である。

日本語でもほとんど知らないのにいきなり英語を覚えろといっても所詮、無理である。60を過ぎると忘れずに長期に覚えていられるようにするには時間がかかる。

現在、最も頻繁に使われている医療単語は:
《1》 cancer(キャンサー/ガン)
これはもう日本語になっているので誰でも知っているのだが、今、TVシリーズ「チャーリーズ・エンジェルス」で有名な金髪映画女優のファラ・フォーセット(Farrah Fawcett) がガンに冒されていてその闘病記録ビデオを900万人のアメリカ人が見て連日ニュースの話題になっている。

《2》 dementia(ディメンシア/痴呆症・認知症)
若い頃から絶世の美人といわれたモデル・女優ブルック・シールズ(Brooke Shields) の母親が痴呆症で施設に入っている。ジャーナリストがシールズに無断で母親のところへ取材に行って記事を掲載したことが大きな問題になっている。

《3》 diabetes(ダイアビーティーズ/糖尿病)
アメリカの人口は3億人だが、そのうちの7.5%(約2300万人)が現在糖尿病にかかっている。

その他、diarrhoea(ダイアリア/下痢)、lumbago(ランベイゴウ/腰痛)は未だましである。一度も見たことがない医療英語が結構頻繁に出てくるので『頭が痛い。』YS

              
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホノルル美術館」 / Honolulu Academy of Arts

2009-05-18 | ホノルル
                    

[ホノルル]

ハワイに旅行で来て「ホノルル美術館(Honolulu Academy of Arts)」を訪れた人は自分の周りにはいない。実は自分も余り関心がない場所だった。美術に関心がないのではなく、他に見るべきスポットが沢山あるからだ。入館料は10ドル(1000円)だが、月に2回ほど子供のために無料開放する日がある。たまたま今日がその日にあたるので覗きに行ってきた。

アナ・クック(Anna Rice Cooke) という女性宣教師によって1927年に設立された。美術を愛好し趣味で絵画を集め始めたのがことの始まりで、現在は5万点のコレクションがある。また、館の建物は米国の重要建築物の一つに指定されている。ギャラリーが30ちょっとあり、イタリア・ルネッサンスから17~20世紀までの各種のヨーロッパ・ギャラリーからインド・中国・韓国・日本・フィリッピン、インドネシア、イスラム美術、アメリカ美術ギャラリーなど世界美術の「縮小版」が見れる。各ギャラリーの展示数はそんなに多くはないのだが、ほとんど手の届くところにある。何か一般の大きな家の居間で美術鑑賞している感じである。

ワシントンDC にあるスミソニアンに所属する美術館・博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、シカゴのシカゴ美術館など米国の主要な美術館は20以上訪問しているが、このホノルル美術館ほど落ち着いたと言うか、身近に美術に触れられたのは初めてである。やはり建物のユニークさのゆえか。YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイのゴルフ・コース / Golf Course in Hawaii

2009-05-13 | ハワイ事情

[ハワイ事情]

ハワイというと男にとって「ゴルフ」のイメージが湧く。それもその筈、調べてみるとホノルルのあるオアフ島だけでも37のゴルフコースがある。ここでも日本人旅行業者の商魂たくましい宣伝が繰広げられている。

「全てのホールから海が見えるコース」、
「ワイキキからたった30分のところにあるコース」、
「オバマ大統領が滞在中に必ずプレイするコース」、
「~~設計の最高のコース」、
「ゴルフTVチャンネルでナンバーワンに選ばれたコース」、
「穴場のコース」などなど、様々なうたい文句でアピールする。写真を見る限り全部素晴らしいゴルフ場に思われ、全く違いが分からないのだが。これが『猫に小判』、『豚に真珠』(この2つのことわざ proverb の英語訳は: Like casting pearls before swine) の自分が感じることらしい。

6年前に仕事でカネオエ・クリッパー・ゴルフ・コース(Kaneohe Klipper Golf Course) を訪れた。先月はワイアレア・カントリー・クラブ(Waialea Country Club) にブランチ(branch) を招待された。これらのコースが全く宣伝されていないので色々な人に聞いてみると、カネオエはアメリカ海兵隊軍司令本部の中にあり、一般客は使えないオアフ島で最も美しいゴルフ場とのこと。ワイアレアは全米オープンなどが行われるところで会員以外は入れない名門中の名門とのこと。知らないというか、興味がないと言うことは非常に恐ろしい。

そう言えば、30数年前にサム・スニード、ジャック・ニクラウスなど超一流選手が現役の頃、日米ゴルフの催しで関西に2~3度来た際、テレビ局から招待されてオープニングなどに出席した。クラブのロビーで日米の有名選手がウロルロして握手したり、話をしたりするチャンスが沢山あった。後からゴルフ好きの友人から、選手のサインをもらったかどうか聞かれた。そんなものがある筈がない、だって興味ないもん!YS

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイ州観光局 と 旅行ガイドブック・パンフレット / Hawaii Visitors & Convention Bureau

2009-05-12 | ハワイ事情
     
[ハワイ事情]

ワイキキのど真ん中の一等地のビルの8階にハワイ州観光局がある。旅行代理店だったら知っているが一般観光客はほとんど知らないと思う。なぜならこのオフィス、この数年間に3回も引越しをしているし、内容・外見とも非常に素晴らしい無料パンフレットを作っていても英語で書かれていているので、その存在を知ったとしてもわざわざビルの上階にまで上がってもらう観光客はいないだろう。

覗いてみると案の定、そこに訪問していたのは自分だけ。実はこの観光局、東京と大阪に長年、事務所があったが6年前に今の州知事が税金の無駄づかいということで閉鎖してしまった。その話を受付の年配のロコ(地元)の女性に話すと懐かしそうにやさしく色々と話してきた。現在は40人体制でハワイの各島に分散して観光プロモーションしているという。それもこの不況でだんだんと縮小しているという。

さすが地元のプロ、プロモーション・パンフレットは主要島の地図、観光スポット、写真、紙質、など非常に見やすく、簡潔で上品である。実はハワイに移って来る前に色々な書店で30~40のガイドブックをチェックし、またこちらに来て数種類の無料ガイドブック等を端から端まで見たが、これという一冊が見つからなかった。要するに情報が多すぎて何が重要で何が必要ないかが判断できない。今から思うと結構くだらないインフォメーションがあった。また、こちらのオプショナル・ツアーの会社が沢山ありすぎて(非常に商魂たくましいが)混乱してしまう。もうちょと gentlemen's agreement で何か協定でも作ったらどうなのかと言いたいくらいである。YS

     
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「チップ制度」廃止論 / Tipping System

2009-05-12 | 米国事情
       
[米国事情]

米国に来たことがある人なら必ず経験しているのが『チップ』を払うこと。いや、今更ながら厭と言うか面倒くさい慣習である。タクシー、ホテル、レストランなど人的サービスを受けることに対して謝礼ということだが、それは建前であって最初からそれは従業員の給料なのだ。だから彼らの基本給は安く設定されている。「そんなヤヤッコシイ制度はやめてしまえ」である。

チップの目安は現在、請求額の15~20%を上乗せすることになっているが、15%出すと "Thank You" で、20%以上出すと "Thank You Very Much!" という返事がもどってくる。本当に『現金なこと』だ。(オヤジ・ギャグがわかるかな?)

先日、ワシントンDC でオバマ大統領夫妻がホワイトハウスを抜け出して近くの町ジョージタウンのレストランで食事をとったとき、チップを20%出したと報道していたが、ジェントルマンあるいはハイクラスの人だったら常に20パー。米本土で何回かそれ以上のチップを出したら「サンキュー・ヴェリィ・マッチ」に更に「サー(Sir)」が付いて返ってきた。ここで思ったのが人間は現金に弱い。逆の立場だったら自分も現ナマを見せられたら多分同じ事をしていると思う。

一番厄介なのがレストランで食事をした後。現金で支払う場合、テーブルにチップを置くのか、レジでまとめて渡すのか、またあるいは請求書(チェック)に既に含まれているのか、その場の見極めが大変である。税金加算前の15~20%となっているが金額が加算前なのか後なのか、いちいち調べられるかい!

クレジットカードで支払う場合、ウエイターにチェックと一緒にカードを渡すと、チップとトータルの欄が空欄になっているレシートを持ってくるので、そこに数字を記入してサインすればよいようになっている。そこで大変なのが頭の回転をフルにしないと計算間違えをする。(電卓を出して計算するような格好悪いことだけはしないように。算数の苦手なアメリカ人でさえそんなものは使わない。)ただ、ここにも落とし穴があって、レストランによってはチップが既にチェックの合計額に含まれている場合があるので、下手をするとチップを2度払ってしまう事になる。

いい加減にしてよ、食事も落ち着いて食べられたものではない!! YS

        
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パールハーバー と 「USS アリゾナ記念館」 / Pearl Harbor and USS Arizona Memorial

2009-05-12 | ホノルル




多分ハワイのロコ(地元民)でも知らないと思うが、パール・ハーバー(Pearl Harbor) の海軍基地には米国大統領と副大統領専用ボートの2隻が常駐している。6年前、視察旅行でラッキーにもこのボートに乗ることができた。港の真ん中に浮いているアリゾナ記念館(USS Arizona Memorial)に行くのに満員の一般観光用ボートを尻目にスイスイと着いてしまった。顰蹙(ひんしゅく)をかうところだが、カンべン、カンべン。

パール・ハーバーで第二次世界大戦(World War II) の発端となった真珠湾攻撃が行われたのは周知のこと。1941年12月7日の早朝、日本連合艦隊の戦闘機183機による奇襲攻撃に見舞われ、撃沈された米軍太平洋艦隊の主力戦艦が今でも沈んでおり、そのうちの一隻である USS アリゾナ号の上に記念館が建てられた。今も沈んだ艦の所々から泡が出ている。

記念館(入場無料)には当時の写真や戦士たちの名前が刻まれたパネルが壁一面に飾られている。館は白人の観光客でいっぱいで、別に悪いことをしたわけではないのに何か肩身が狭かった。まさに広島と長崎を訪れるアメリカ人観光客と同じ心境ではないかと思う。

ドックに戻る途中、横手に戦艦ミズーリ号(USS Missouri) が係留されているのが見えた。この艦は第二次世界大戦の終結の象徴で、1945年9月2日東京湾に停泊し船上でマッカーサー元帥 (General Douglas MacArthur) 立会いのもと、時の外務大臣・重光葵(Aoi Shigemitsu) が降伏文書に署名した。現在は歴史博物館なので16ドル(1600円)出せば艦内見学ができる。

湾の周りを見渡すと驚いたことに世界各国の戦艦5~6隻係留していた。海軍士官に聞くと同盟国の軍事演習の真っ最中とのこと。勿論、海上自衛隊の海軍日章旗も確認できた。こんな『平和』なところで大規模な『軍』の演習が行われているという『チグハグ』さが異様というか、何となく嫌な感じがした。

アメリカのペイ・ケーブルTVはほとんどが専門局で24時間、ニュースのみ、劇映画、昼メロ、スリラー、探偵、動物、通販、宗教、フイットネス、ジュエリー販売のみを放送している。中には世界の歴史ばかり取り扱っているチャンネルがあって、たまたま見ていたら真珠湾攻撃の特集だった。如何に攻撃が計画・実行されたかが実戦記録映画を交えて放送されていた。確かそれが1週間、毎日4~5時間オンエアされていたと思うが、無意識のうちに BGM 感覚で毎日見てしまった。なるほど...大変勉強になった。久しぶりに学生気分にもどった。YS

     
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッケージ・ツアー と バス利用 / Package Tour and Bus Fare in Hawaii

2009-05-10 | ハワイ事情

[ハワイ事情]

今まで米国政府・研修旅行と称して7回、通算5ヶ月間、全米中いろいろな所を回ったが思い出すことと言ったら大変ささいな、又、旅行目的と全く関係ないことばかりである。教訓は「どこどこの都市・場所に行ったことがある」と人には言えるが、英語で言うと "So, what?"「だから、それがどうしたって言うの?」である。その街の実情をレクチャー・資料・現地視察で知ったとしても現地の人達と本当に接していないので身にならないというか、すぐ忘れてしまう。

何だかハワイ観光旅行のことと結びついてしまう。確かに旅行代理店のツアー・プランにのったら非常に楽である。空港とホテル間の送迎、ホテルの予約、各観光スポットまでの送迎、夕食プラン、ゴルフプランなどなど何も考える必要が無い。また、避暑地にのんびりしに行くのだから「そんなことはどうでもよい」というなら全くその通りである。

それらを満喫し日本に帰ってから思い出してほしい。「ああ、面白かった」、「あれとあれをショッピングできて良かった」、「ビーチ・海・空が大変きれいだった」「まわりが日本人ばかりで英語を使うことがなかった」などなどであろう。5年、10年、20・30年たった時、人に「行った事がある、した事がある」と言えたとしても、果たしてそれらが本当に自分にとって楽しかったのかどうか、良きにしろ・悪きにしろ思い出として残っているかどうかである。勿論、人それぞれ考え方も違うし趣味・興味も違うからとやかく言えないが、自分としてはその旅行自体が全く思い出せないというのがかなりある。(ボケではない。)それが虚しいというか残念である。

ホノルル中を毎日のように3~4時間、2ヶ月間歩き続けたので今度は歩いてはちょっと行けない場所に挑戦している。バスの利用である。バス運転手の様々な性格も然ることながら乗客の服装・雰囲気などから、ちょっとしたしぐさ・マナーなどの観察で、かなりこの街の人達の生活が肌で感じことができる。別に無理して知らない人に話しかける必要はない。足を踏んだとか・踏まないとか、親切な人・怪しい人に話しかけられとか、間違ってつり銭を少なくもらったとか・多くもらったとか、何かささいなことがその辺にころがっている。そのようなことを訪問地と重なって思い出す。良い事も悪い事も時効となって、笑って人に言えることが本当の旅の面白さなのでは?!そんなチャンスを作るためにもパッケージと自由行動の併用を勧める。

ホノルル市のあるオアフ島のバス料金は一律2ドル(200円)で、乗車時に運転手の横にある料金ボックス(硬貨用)・自動札機(1ドル札用)に入れる。つり銭も出ないし両替機もないので、きっちりと2ドル持っていないと乗れない。運転手の上にバス停が表示されるので降車間際に窓沿いに一本張ってあるロープを引いて知らせる。運転手の横の前側のドアでも中ほどにあるドアでも降りられるが、中ほどのドアを降りる時はグリーンのランプがついているのを確かめてからドアを手で押す。

ただバスを利用するのに2つ難点がある。一つはバス停に停留所名、又行き先が書いていない。路線番号のみか、全く表示されていないかのどちらかで小さな黄色いバスのサインが目印。数えただけでも85路線あるので前もって調べておく必要がある。二つ目は時刻表が表示されていない。時刻表というものは市の交通局・分室に置いてあるが、もらう必要はなし。どうせ時間通り来る筈はないし、いつ来るのか分からない。来ないかもしれない。短気な人、イライラする人には向いていない。

料金を払ったら必ず "Transfer (トランスファー)!" と言って細長いキップをもらうこと(写真参照)。これを持っていると2時間以内だったらどの路線にも一度だけ乗り換えができる。乗り間違えの時のことを考えて必ずもらうこと。また、往復キップとしても使える。2~3回乗って慣れたら結構便利な交通手段である。YS






Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする