誰も書かない「ハリウッド・ハワイ・米国」の本音トーク

Information about Hollywood, Hawaii and the U.S. 

米人気ポップス作曲家バート・バカラック / Burt Bacharach

2023-02-12 | 音楽




超人気の作曲家だったバート・バカラック(Burt Bacharach 1928~2023)氏が亡くなった。94才。アカデミー賞3回、グラミー賞8回を受賞した氏は、カントリー、リズム&ブルース、ソウル、シンセポップ(=country, rhythm & blues, soul and synth-pop)で500以上を作曲、長年、著名な歌手たちとコラボしてきた。

自分が1960年代後半から70年代前半、ビバリーヒルズのユダヤ系アメリカ人夫婦の家に houseboy (住み込み雑役人)として、貧乏留学生の生活を謳歌(おうか=enjoy)していた時、老夫婦の所有していた新品の高級車「サンダーバード」を毎日のように運転していた。金がないのに自分の所有していた中古のスポーツカー「英国製サンビーム」、そして中古のスポーツ車「ムスタング2+2ファーストバック」も毎日運転。住み込みの仕事、学業、ガソリンスタンド・まくら製造工場のバイトと、365日寝る時間もなかったが、それらの車のカーラジオから流れる曲を聴くのが楽しくて楽しくてしょうがなかった。

              
【Ford 1967 Thunderbird】 【GB 1962 Sunbeam Alpine】 【Ford 1967 Mustang 2+2 Fastback】

日本が第二次世界大戦で敗戦し、経済復興がまだまだこれからという時期に(55年前の古い話なので、ご勘弁を!)、米国の映画・テレビ産業が最盛期でそれらで働く裕福な人、超高級住宅街を目の当たりにし、カルチャーショックというよりは、街中がリンカーン・コンチネンタル、キャデラック・フリートウッド、ロールスロイス、ランボルギーニ・カウンタック、マセラティ、メセルデスベンツ、ベントレー、フェラーリなどであふれていて、驚きと感動でいた状態にあり、車が大好きな「カーキチ(車・気狂い)」であったのでそうなったのかもしれない。(当時は外国為替市場は固定相場で1ドル360円。そして、日本車はトヨタ、日産でさえ米国ではほとんど認知されていない状態だった。)

そして、その時代の曲の多くが作曲家バカラック氏が作ったもの。当時のアメリカのテレビ番組にも彼自身の映像、作曲した曲を歌う歌手が毎日のように登場していたのを思い出した。


下記は彼の大ヒット曲のごくほんの一部:

"Only Love Can Break a Heart" by Gene Pitney  歌手ジーン・ピットニーの「【邦題】恋の痛手」(1962)

"Blue on Blue" by Bobby Vinton  ボヴィー・ヴィントンの「ブルー・オン・ブルー」(1963)

"Wives and Lovers" by Jack Jones  ジャック・ジョーンズ「素晴らしき恋人たち」(1963)

"What's New Pussycat?" by Tom Jones  トム・ジョーンズの「何かいいことないか子猫ちゃん」(1965)

"What the World Needs Now is Love" by Jakie DeShannon  ジャキー・デシャノンの「世界は愛を求めている」(1965)

"The Look of Love" by Dusty Springfield  ダスティ・スプリングフィールドの「恋の面影」(1967)

"This Guy's in Love with You" by Herb Alpert  トランぺッター&歌手ハーブ・アルパートの「ディス・ガイ」(1968)

"Casino Royal" by Herb Alpert and the Tijuana Brass  ハーブ・アルパートとザ・ティファナ・ブラスの
     「カジノ・ロワイヤル」(1967)
     ジェームス・ボンド映画『007/カジノ・ロワイヤル』の主題曲


with Dionne Warwick

"Always Something There to Remind Me" by Dionne Warwick  (1966)
"Alfie" by Dionne Warwick  ディオンヌ・ワーウィックの「アルフィ」(1966)
"I'll Never Fall in Love Again" by Dionne Warwick  ” ” 「恋よ、さようなら」(1968)
"Walk on By" by Dionne Warwick  ” ”  「ウォーク・オン・バイ」(1968)
"Do You Know the Way to San Jose" by Dionne Warwick  ” ” 「サンホセへの道」(1968)
"I Say a Little Prayer" by Dionne Warwick  ” ” 「小さな願い」(1967)

"I Say a Little Prayer" by Aretha Franklin  アレサ・フランクリンの「小さな願い」(1968)

"Raindrops Keep Fallin' on My Head" by B.J. Thomas  B.J. トーマスの「雨にぬれても」(1969)
     映画『明日に向かって撃て!(="Butch Cassidy and the Sundance Kid")』の主題歌

"Close to You" by the Carpenters  ザ・カーペンターズの「遥かなる影」(1970)

"One Less Bell to Answer" by 5th Dimension   フィフス・ディメンションの「悲しみは鐘の音とともに」(1971)



また、バカラック氏の多くの曲目は、エルビス・プレスリー(Elvis Presley)、ザ・ビートルズ(the Beatles)、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)、ナット・キング・コール(Nat King Cole)、ペリー・コモ(Perry Como)、ドリス・ディ(Doris Day)、アンディ・ウイリアムズ(Andy Williams)、ニール・ダイアモンド(Neil Diamond)など、1,000人以上の有名シンガーによってカバーされている。特筆すべきは、氏は若い頃(1958~1964の間)、映画名女優&歌手のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)に同行しミュージック・アーチストとしてステージに立っている。バカラック氏は4度の結婚をしており、2番目の妻は有名な女優のアンジー・ディキンソン(Angie Dickinson)。


with Angie Dickinson

これからも長く長く、バート・バカラック作曲の音楽が人々を楽しませるだろう。


■YS






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全米NO.1人気歌手・テイラー・スウィフト / Taylor Swift

2022-12-11 | 音楽






この数年のテイラー・スウィフト(Taylor Swift 1989~ )の活動を注目せざるを負えなくなった。

ペンシルベニア州生まれの歌手・シンガーソングライターだが、小さい頃からカントリーに興味を持ち、数々のヒット曲をとばしてきた。音楽の最高峰である『グラミー賞』をすでに11回も受賞していて、最近『ビルボード・ホット100(The Billboard Hot 100 songs) 』の64年の歴史で、1位~10位を独占した史上初のアーティストとなった。彼女のジャンルはポップ、カントリー、フォーク、ロックなどだが、最近のヒット曲はハンパなく多く、世界中の人々を魅了している。

ルックスも曲も抜群だが、スウィフト公式ミュージック・ビデオ(Official Music Videos)は、どれ一つをとっても作りが凝っていて綺麗だし大変面白い。2020年から彼女自身で8本のビデオを監督、2本の『MTVビデオ・ミュージック賞』を獲得し、映像の分野でもまれに見ぬ才能を発揮している。ウォルト・デズニー会社の下で、1月24日の『アカデミー賞』短編映画部門の受賞を狙っている。





『ビルボード・ホット100』でスイフト女史の曲は188曲入っているが、そのうちの40曲がトップ10に入っているという世界の音楽業界を席巻(せっけん)している:

【1位=9曲】
"We Are Never Ever Getting Back Together" (2012) (邦題「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」)
"Shake It Off" (2014) (邦題「シェイク・イット・オフ ~ 気にしてなんかいられない!」)
"Blank Space" (2014)
"Bad Blood" (2014)
"Look What You Made Me Do" (2017)
"Willow" (2020)
"All Too Well (Taylor's Version) (2021)
"Cardigan" (2020)
"Anti-Hero" (2022)

【10位以内=31曲】
"You Belong With Me" (#2)
"Love Story" (#4)
"I Knew You Were Trouble" (#2)
"Style" (#2)
"Wildest Dreams" (#5)
"I Don't Wanna Live Forever" (#2)
"Mine" (#3)
"Red" (#6)
"Lover" (#10)
"You Need To Calm Down" (#2)
"Back To December" (#6)
"Begin Again” (#7)
"...Ready For It?" (#4)
"ME!" (#2)
"Today Was A Fairytale" (#2)
"Fearless" (#9)
"The 1" (#4)
"Lavender Haze" (#2)
"Bejeweled" (#6)
"Karma" (#9)
"Snow On The Beach" (#4)
"Maroon" (#3)
"Vigilante Shit" (#10)
"You're On Your Own, Kid" (#8)
"Midnight Rain" (#5)
"Question...?" (#7)
"Exile" (#6)
"Speak Now" (#8)
"Change" (#10)
"If This Was A Movie" (#10)
"Jump Then Fall" (#10)

【100位以内=上記以外の148曲】





▢歌手スィフトは2億ドル(約280億円)以上の売り上げで、『ビルボード』の歴代ベスト・アーチストの8位にランクされている。下記を見ると、彼女が如何にすごいアーチストかが分かる。

①ビートルズ(The Beatles)
②ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)
③エルトン・ジョン(Elton John)
④マライア・キャリー(Mariah Carey)
⑤マドンナ(Madonna)
⑥バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand)
⑦マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
➑テイラー・スウィフト(Taylor Swift)
⑨スティ―ヴィ・ワンダー(Stevie Wonder)
⑩シカゴ(Chicago )
⑪ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)
⑫ポール・マッカートニー(Paul McCartney)
⑬エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)
⑭ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)
ーーー
ハーブ・アルパート(Herb Alpert)21位
ニール・ダイアモンド(Neil Diamond)25位
シュプリームズ(The Supremes) 26位
ビー・ジーズ(Bee Gees)28位
ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys) 29位
テンプテーションズ(The Temptations)32位
セリーヌ・ディオン(Celine Dion) 33位
アリサ・フランクリン(Aretha Franklin) 34位
ビヨンセ(Beyonce)37位
ライオネル・リッチー(Lionel Richie)39位
オリビア・ニュートンジョン(Olivia Newton-John) 44位
ダイアナ・ロス(Diana Ross)47位
カーペンターズ(Carpenters) 54位
レディ・ガガ(Lady Gaga) 56位
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)58位
リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)67位
サイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)82位
クイーン(Queen)87位
クリーデンス・クリアウオーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)100位
アンディ・ウイリアムズ(Andy Williams)106位
フォー・シーズンズ(The 4 Seasons)113位
レイ・チャールズ(Ray Charles)118位








これから益々の活動を期待したい。
[ドイツ人、イギリス人、スコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人、イタリア人の血統を背景に持っている]

▢YS



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米黒人ボーカル・グループの大ヒット曲 / Big Hit Songs by US African-American Vocal Groups

2022-05-15 | 音楽


日米の映画、TV、コマーシャルなどで、いまだによく使われる曲・ソングがある。特に、黒人ボーカルグループ(「黒人」という言葉はもう差別用語になってきているので、これからは「アフリカン・アメリカン」か、ただ単に「アメリカ人」と言わないといけないが…)の曲が頻繁に使われているような気がする。洋楽に幼少の頃から、かなり心が癒されてきた自分としては嬉しい。

いつも思う事なのだが、African-American singers の歌い方・発声/発音・動作に何かエネルギッシュで独特なものを感じるが、これは自分だけのことなのか?

ここに代表的な楽曲を挙げてみる:



プラターズ(The Platters  男性4人女性1人のボーカル・グループ)
     ☆"Only You" (1955)
     ☆"The Great Pretender" (1955)
     ☆"The Magic Touch" (1956)
     ☆"Smoke Get In Your Eyes" (1958)
     ☆"Twilight Time" (1958)


シレルズ(The Shirelles  女性4人組)
     ☆”Will You Love Me Tomorrow" (1960)
     ☆"Dedicated To The One I Love" (1961)
     ☆"Baby It's You" (1961)


ドリフターズ(The Drifters  男性4人組)
     ☆"Save The Last Dance For Me" (1960)
     ☆"This Magic Moment" (1960)
     ☆"Under The Boardwalk" (1964)


マーべレッテス(The Marvelettes  女性4人組)
     ☆"Please Mr. Postman"(1961)


エクサイターズ(The Exciters 女性3人男性1人のグループ)
     ☆"Tell Him" (1962)


ロネッツ(The Ronettes  女性3人組)
     ☆"Be My Baby" (1963)


シホンズ(The Chiffons  女性4人組)
     ☆"He's So Fine" (1963)
     ☆"My Boyfriend's Back" (1966)


テンプテーションズ(The Temptations  男性5人組)
     ☆”My Girl" (1965)


ディクシーカップス(The Dixie Cups 女性3人組)
     ☆"Chapel of Love" (1964)


トイ(The Toy 女性3人組)
     ☆"A Lovers Conderto" (1964)




スプリームズ(The Supremes  女性3人組)
     ☆"Baby Love" (1964)
     ☆"Where Did Our Love Go" (1964)
     ☆"Come See About Me" (1964)
     ☆"Stop! In The Name Of Love" (1965)
     ☆"I Hear A Symphony" (1965)
     ☆"Back In My Arms Again" (1965)
     ☆"You Can't Hurry Love" (1966)
     ☆"You Keep Me Hangin' On" (1966)
     ☆"My World Is Empty Without You" (1966)
     ☆"The Happening" (1967)
     ☆"Someday We'll Be Together" (1969)


スタイリステックス(The Stylistics  男性5人組)
     ☆"You Make Me Feel Brand New" (1973)



スリーデグリーズ(The Three Degrees  女性3人組)
     ☆"When Will See You Again" (1974)
     ☆"Year Of Decision" (1993)
     ☆”Take Good Care Of Yourself" (1997)
     ☆"TSOP (The Sound Of Philadelphia) ” (1999)
     ☆"Dirty Old Man" (2002)
     ☆"Love Is The Message" (2002)


などなど、心に響いて「ウキウキした明るい気分」にしてくれるので、感謝! ■YS






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ルイ・アームストロング(NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』)/ Louis Armstrong

2022-01-14 | 音楽





毎朝8時までに起きられれば、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』を観ることにしている。最近は米国のトランぺッター・ボーカリストのルイ・アームストロング(Trumpeter & Vocalist Louis Daniel Armstrong 1901~1971)の名前が頻繁に出てくる。

いや大変なつかしい! なぜなら、確か中学3年だった(1964年?)ころ、2番目の姉に連れられて東京の厚生年金会館に行った。そこで生まれて初めて外国人のミュージシャン、ルイ・アームストロングの Live演奏を観た。彼の吹いているトランペットのシーンがいまだに強烈に「映像」として残っている!名曲 "When the Saints Go Marching In" (Armstrong's in 1938)  (=「聖者の行進」)と "Hello, Dolly!" (Armstrong's in 1964) (=「ハロー・ドーリー!」) の演奏は今でも耳に残っている。他のことは一切何も覚えていない!右も左もわからない子供をそんな有名なアーチストのコンサートに連れて行ってくれた姉に感謝している。

彼は「サッチモ (Satchmo) 」というニックネームで呼ばれているが、Satchelmouth (通学・小型かばんの口)の省略で、なぜそのように呼ばれていたかは諸説ある。一つは、貧しかった幼い子供(=ルイス)が、こづかい稼ぎに道端でダンスをして見せ、小銭を拾っては大きな子供に取られないように口の中にほおばったという説。また、彼の口が小型かばんのように大きかったことによる説、などなど。でも覚えやすい愛称には変わりない。

"What a Wonderful World" (Armstrong's in 1968) (=「このすばらしき世界」)や、ドラマに出てくる "On the Sunny Side of the Street" (Armstrong's in 1950's) (=「日なたの道を」「明るい表通りで」)も世界的な大ヒット曲で素晴らしいので、若者もそれらの曲をエンジョイすると心が癒されるのだが…。




P.S. (=Post Script 追伸): 今日の朝ドラ(14日)のストーリーで、るい(深津絵里)が錠一郎(オダギリジョー)に愛の告白をためらうシーンがあって、「錠」がそれを悟り「るい」に近づき、結果OKであった。ーーーそのシーンで自分の昔の感情を思い出した!ーー小学生上級のころ、同じクラスに好きな女の子がいて、お互いに学級委員であって話す機会も多かったにもかかわらず、自分が余りにもこの子が好きすぎて恥ずかしく何も言えなかった。まったく勇気がなかった。中学校がお互いに変わり、それからずっとそのまま。その時、断られても告白すべきだったと、今でも大変後悔している!! そんなに真面目で純粋で恥ずかしがり屋だったことを、今いったい誰が信じるのか!? (Ha!!)
 
■YS


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ベン・E・キング(1938~2015)/ R&B Singer Ben E. King

2021-05-02 | 音楽

毎日の日課で夜11時に風呂に入り、ベッドに横になるのが午前2時。寝つきが良くない時は「NHKラジオ深夜便」を聴くことにしている。昨日はラッキーにも自分の好きな歌手の一人、ベン・E・キング(Benjamin Earl King) の特集だった。

キング氏の多くのナンバーの中でも名曲『スタンド・バイ・ミー(Stand By Me) 』は、誰もが一度は聞いたことがあるだろう。1961年に世界的に大ヒットし、1986年に同名のコロンビア映画と主題歌として再び世界で脚光を浴びた。この曲は、ビートルズのジョン・レノン(John Lennon 1940~1980) 、レディ・ガガ(Lady Gaga 1986~ ) をはじめ海外の有名な歌手400人以上によってカバーされている。日本びいきのキング氏は2011年に坂本九(1941~1985) の『上を向いて歩こう(英語名・Sukiyaki)』を日本語でカバーしている。【参考ブログ:『コニー・フランシスとビルボード』(2017/1/9) 】



   コロンビア映画『スタンド・バイ・ミー』
  

この曲は非常にやさしい英語歌詞なので、若者が暗記したら楽しく、いつでも口ずさむことが出来ると思う:

When the night has come
And the land is dark
And the moon is the only light we'll see

No I won't be afraid
Oh, I won't be afraid
Just as long as you stand, stand by me

So darling , darling
Stand by me, oh stand by me
Oh stand, stand by me
Stand by me

If the sky that we look upon
Should tumble and fall
Or the mountain should crumble to the sea

I won't cry, I won't cry
No, I won't shed a tear
Just as long as you stand, stand by me

And darling, darling
Stand by me, oh stand by me
Oh stand now, stand by me
Stand by me

So darling, darling
Stand by me, oh stand by me
Oh stand now, stand by me
Stand by me

whenever you're in trouble won't you stand by me
Oh stand by me, won't you stand now
Oh stand, stand by me#


1990年代後半に「大阪ブルーノート Osaka Blue Note 」でのライブで、最前列の席でキング氏の R&B (=rhythm and blues リズムアンドブルース) の魅力ある歌声を堪能した。当時の大阪のブルーノートは約200席のこじんまりした食事テーブル形式で、1990年に開店する前に責任者がオフィスにやって来た。(ライセンス契約先のニューヨークの Blue Note は狭い舞台と飲むだけの小さなテーブル30席くらいの店で、大阪とはかなり雰囲気が違っていたことを思い出した。)それ以来、アーチストが代わるたびにこの店に行って音楽を楽しんだ。ヴァネッサ・ウイリアムズ(Vanessa Williams 1963~ ) 、スリーデグリーズ(The Three Degrees 1963~ ) 、シーナ・イーストン(Sheena Easton 1959~ ) など、そうそうたるメンバーが来阪した。

役得(having extra advantages / a side benefit) というか、「米国関連」の企業の責任者が最初にあいさつ・アドバイスを求めてやってくる関西での「米国の窓口」になっていたので、文化(食を含む)、芸術、スポーツなど、あらゆる事柄についてある程度精通しておく必要があった。知ったかぶり(pretend to know all the answers) は大恥をかく(suffer the big humiliation) 。かなり綿密に準備する。来訪は「大阪ブルーノート」、1989年のパラマウント映画『ブラック・レイン Black Rain 』の大阪でのロケ地候補、日本企業によるアメリカンスタイル・レストラン群のプロモーション、米国絵画アーチストのエージェント、プロ野球プロモーション、アメリカン・フットボール関連グッズ会社、外国映画の配給会社、オペラ協会、海外ミュージシャン招聘音楽事務所、ニューヨーク進出企業などなど、多岐にわたった。■YS





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スペイン語の名曲:イーディ・ゴーメ & ヴィッキー・カー & コニー・フランシス / Moving Piece of Spanish Music by My Favorite Singers 

2021-04-12 | 音楽

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米歌手による感動的なスペイン語の名曲を好んで聴いている。スペイン語を勉強している若者には最適な歌詞。





●イーディ・ゴーメ(Eydie Gorme 1928~2013)    
【"Blame It on the Bossa Nova” (邦題「恋はボサノバ」)の大ヒット曲で有名】
【夫はスティーブ・ローレンス(Steve Lawrence 1935~ )で "Footsteps" 「悲しき足音」、"Go Away Little Girl" 「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」、"Pretty Blue Eyes" 「恋のブルー・アイズ」などのヒット曲がある】

     "Piel Canela"  「ピエル・カネラ」(邦題「ニッケ色の肌」)with Trio Los Panchos
     "Sabor a Mi"  「サボル・ア・ミ」 with Trio Los Panchos  
     "Amor"    「アモル」 with Trio Los Panchos      
     "Vereda Tropical"  「べレダ・トロピカル」with Trio Los Panchos
     "Cuatro Vidas"  「クアトロ・ビダス」with Trio Los Panchos
     "Historia de un Amor" 「イストリア・デ・ウン・アモル」
     "Cuando Vuelva a Tu Lado" 「クアンド・ベルバ・ア・トゥ・ラド」
     "Sabras Que Te Quiero" 「サブラス・ケ・テ・キエロ」
     "Culpale De La Bossa Nova" 「クルパレ・デ・ラ・ボサノバ」




●ヴィッキー・カー(Vikki Carr 1941~ ) 
【"It Must Be Him"(邦題「この恋に生きて」)が大ヒット。他に、"Can't Take My Eyes Off Of You" 「君の瞳に恋してる」の曲でも有名】

     "Quando Calienta El Sol" (=Love Me With All Your Heart)
     「クアンド・カリエンタ・エル・ソル」(邦題「太陽は燃えている」)
         "Cuando Calienta El Sol" =★プエルトリコ生まれのルイス・ミゲル
         (Luis Miguel 1970~ )の現代的アレンジも面白い
     "Perfidia" 「ペルフィディア」
     "Emociones" 「エモシオネス」
     "Todo Me Questa De Ti" 「トド・メ・クエスタ・デ・ティ」





●コニー・フランシス(Connie Francis 1937~ )
【参照:ブログ『コニー・フランシスとビルボード』(2017/1/9) 】


     "Solamente Una Vez" 「ソラメンテ・ウナ・ベス」(You Belong To My Heart)
     "Te Quiero, Dijiste" 「テ・キエロ・ディヒステ」(Magic Is The Moonlight)
     "Invierno Triste" 「インビエルノ・トゥリステ」
     "La Paloma" 「ラ・パロマ」 
          "Invierno Triste" =★メキシコ生まれのローラ・デニス(Laura Denisse 1988~ )の
          歌声も素晴らしい
     "Amor" 「アモール」
     "Cuando Calienta El Sol" 「クアンド・カリエンタ・エル・ソル」


     
■YS
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歌『この世の果てまで』/ Song "The End of The World"

2021-04-08 | 音楽

♫ ♬ ♫ ♬ ♫   ♬ ♫ ♬ ♫ ♬   ♫ ♬ ♫ ♬ ♫


テレビ番組のBGMや、コマーシャルでよく流れる世界的に有名な曲「この世の果て (The End of The World) 」がある。この曲は1963年米国のカントリー・ミュージック・シンガーの Skeeter Davis (スキーター・ディヴィス 1931~2004) が歌って大ヒットした曲で、その後、世界の様々な歌手によってカバーされている「名曲中の名曲」である。



Skeeter Davis


つい先日もテレビで流れていたが、自分としてはスキーター・ディヴィスの歌い方も素晴らしいのだが、カーペンターズ(the Carpenters) の歌手カレン・カーペンター(Karen Carpenter 1950~1983) の歌い方が大好きである。正統派の歌い方の女優・歌手のジュリー・ロンドン(Julie London 1926~2000) もなかなか良い。



Karen Carpenter


Julie London


Why does the sun go on shining?      なぜ太陽は輝き続けるの?
Why does the sea rush to shore?      なぜ海は浜辺に打ち寄せる波をやめないの?
Don't they know it's the end of the world   世界が終わってしまったことを、みんなは知らないの?
Cause you don't love me anymore      なぜなら、あなたはもう私を愛していないのだから

Why do the birds go on singing?       なぜ鳥たちは、さえずり続けるの?
Why do the stars grow above?        なぜ空の星は 輝き続けるの? 
Don' they know it's the end of the world   世界が終わってしまったことを、みんなは知らないの?
It ended when I lost your love        私があなたの愛を失ったときに終わってしまったことを

I wake up in the morning and I wonder    朝、目が覚めると不思議に思えることがあるの
Why everything is the same as it was     なぜ何もかもが同じなの?
I can't understand              私には分からない
No, I can't understand            私には分からない
How life goes on the way it does       なぜ毎日の暮らしが続いているの

Why does my heart go on beating?      なぜ私の心臓は鼓動し続けるの?
Why do these eyes of mine cry?        なぜ私の目から涙がこぼれるの?
Don't they know it's the end of the world   世界が終わってしまったことを、みんなは知らないの?
It ended when you said goodbye.       あなたがサヨナラを告げたときに終わってしまったことを。



失恋の悲しい歌である。自分がこの邦題をつけるのなら『この世の果てまで』ではなく、『恋の終焉』とか『むなしい恋心』とするだろう。いずれにせよ、メロディーは非常に心地良いし、英語歌詞は中学校で習う程度のやさしい単語なので世界中の人々に愛されているのであろう。英語を勉強している若者には覚える価値が大いにある! ■YS


♬ ♫ ♬ ♫ ♬   ♫ ♬ ♫ ♬ ♫   ♬ ♫ ♬ ♫ ♫




 




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カーペンターズ / The Carpenters

2020-05-10 | 音楽

昔から高い所が苦手である。そして高所恐怖症(アクロフォウビア acrophobia) になった。梯子(はしご)を3~4段上ったところで、もうすでに足が震える。ましてや(飛行機の)雲の上は論外である。仕事の関係でやむなく日米間、米国内で嫌というほど飛行機を利用してきたが各空港・飛行機内の記憶や印象は全くない。それほど嫌いである。(唯一、機内での食事が楽しみだが、それも全く覚えていない!)

そんな中で東京からワシントンDCに向かった米国航空機内で聴いた『カーペンターズ』の音楽が忘れられない。彼らのヒット曲約20曲の特集が一つのチャンネルに流れっぱなしになっていたので、エンジン音と機内の「固定した視野」を避けるため13時間あまりの飛行時間を目をつぶり、イヤホーンを決して離さなかった。そして何十回となく繰り返し聴いた。






『カーペンターズ (The Carpenters) 』(活動期間:1969~1983)はアメリカの兄妹のポップ・ミュージック・デュオで、楽器を兄のリチャード(Richard Carpenter 1946~ )が受け持ち、ヴォーカルを妹カレン(Karen Carpenter 1950~1983)  が担当。アルバム・シングルの総売上枚数は世界で1億枚を上回った。カレンの声の美しさ、英語の発音(抑揚・トーン)の素晴らしさはハンパなく、これから英語を学ぶ子供・若者が参考(=マネを)すべきである。【参考ブログ:『ドリス・デイ』(2019/5/14) 】  同時に歌詞を全部覚えるのも良い方法だ。


「ビルボード・ヒットチャート100」以内の曲は以下の通り:
【参考ブログ:『コニー・フランシスとビルボード』(2017/1/9) 』

1969年
"Ticket to Ride"  (ビルボード54位#)日本語名:「涙の乗車券」

1970年
"Close to You"  (#1)「遥かなる影」
"We've Only Just Begun" (#2)「愛のプレリュード」

1971年
"For All We Know" (#3)「ふたりの誓い」
"Rainy Days and Mondays" (#2)「雨の日と月曜日は」
"Superstar" (#2)「スーパースター」
"Bless the Beasts and Children" (#67)「動物と子供たちの詩」

1972年
"Hurting Each Other" (#2)「ハーティング・イーチ・アザー」
"It's Going to Take Some Time" (12)「小さな愛の願い」
”Goodbye to Love" (#7)「愛にさよならを」

1973年
"Sing" (#3)「シング」
"Yesterday Once More" (#2)「イエスタディ・ワンス・モア」
"Top of the World" (#1)「トップ・オブ・ザ・ワールド」

1974年
"Jambalaya" ( - )「ジャンバラヤ」
"I Won't Last a Day Without You" (#11)「愛は夢の中に」
"Please Mr. Postman" (#1)「プリーズ・ミスター・ポストマン」

1975年
"Only Yesterday" (#4)「オンリー・イエスタディ」
"Solitaire" (#17)「ソリテアー」

1976年
"There's a King of Hush" (#12)「見つめあう恋」
"I Need to Be in Love" (#25)「青春の輝き」
"Goofus" (#56)「グーファス」

1977年
"All You Get from Love is a Love Song" (#35)「ふたりのラヴ・ソング」
"Calling Occupants of Interplanetary Craft" (#32)「星空に愛を」

1978年
"Sweet Sweet Smile" (#44)「スウィート・スマイル」
"I Believe You" (#68)「アイ・ビリーヴ・ユー」

1981年
"Touch Me When We're Dancing" (#16)「タッチ・ミー」
"Back in My Life Again" (#72)「バック・イン・マイ・ライフ」
"Those Good Old Dreams" (#63)「遠い想い出」

1982年
"Beechwood 4-5789" (#74)「恋のビーチウッド」


カレンは神経性拒食症(アノレクシア・ナーボウサ anorexia nervosa) で32才の若さで亡くなってしまったが、その美声は40年経った今でも人々の心に焼き付いている。■YS


 
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歌手レスリー・ゴーア / Lesley Gore

2020-04-09 | 音楽
♯ ♯ ♯ ♭♭♭ ♯ ♯ ♯ ♭♭♭ ♯ ♯ ♯ ♭♭♭ ♯ ♯ ♯






大好きな女性歌手の一人にレスリー・ゴーア(Lesley Gore 1946~2015) がいる。

1963年、弱冠16才で「涙のバースデイ・パーティ "It's My Party" 」で『全米ビルボード・ヒットチャート100』の第1位に輝き、たった4年間(16~20才)のピーク時に「ヒットチャート」に19回もランクインされているアメリカで有名な若手シンガーの一人だった。その後は作曲家としての活動に重点を置いた。 【参考ブログ:『コニー・フランシスとビルボード』(2017/1/9) 】    

それは、世界の従来の音楽を全く変えた伝説のグループ『ビートルズ』 (The Beatles 活動期間 1960~1970) が英国から米国に台頭してきた、まさにその時期である。

今でも有名な主な曲に、
   ★"It's My Party" (全米ヒットチャート #1)
     【クエンシー・ジョーンズ (Quency Jones 1933~ ) がプロデュース。ジョーンズは
      ジャズ・ミュージシャン、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家でレコード・映画・
      テレビ界で君臨し、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson 1958~2009)  との
      共同プロデュースで有名。】 
   ★"You Don't Own Me" ( ”  #2)
   ★"Judy's Turn To Cry" ( ”  #5)
   ★"She's A Fool"   ( ”  #5)
   ★”That's The Way Boys Are" ( ”  #12)
   ★"Sunshine, Lollipops and Rainbows"  ( ”  #13)
   ★"Maybe I Know"  ( ”  #14)
   ★"California Nights" ( ”  #16)
   ★ "Look Of Love" ( ”  #27)
特に好きな曲が、
   ★"Young Love"  ( ”  #50)
そして彼女がカバーした、
   ★"Fools Rush In (Where Angeles Fear To Tread)"
などである。

若いブロンド・ガール(ユダヤ系アメリカ人)のチャーミングな歌声をネットで聴いている今日この頃でーす。■YS




PS: 1960年代は多くの魅力的な若手女性歌手が全米ビルボードを賑わせた。
   ジョニー・ソマーズ(Joanie Sommers 1941~)★"Johnny Get Angly" (#7)
                           ★"One Boy" (#54)

   シェリー・フェブレー(Shelley Fabares 1944~)★"Johnny Angel" (#1)

   ダイアン・リネイ(Diane Renay 1945~)★"Navy Blue" (#6)
                        ★"Kiss Me Sailor " (#29)

   ヴィッキー・カー(Vikki Carr 1941~)★"It Must Be Him" (#12)
                      ★"Cuando Calienta El Sol" 「太陽は燃えている」

フランスでは:
   マジョリー・ノエル(Marjorie Noel 1945~2000) ★"Dans Le Meme Wagon" 「そよ風にのって」
   
   シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan 1944~ ) ★"La Plus Belle Pour Aller Danser" 「アイドルを探せ」
                          ★"Irresistiblement"

イタリアでは:
   ウイルマ・ゴイック(Wilma Goich 1945~ ) ★"In Un Fiore" 「花のささやき」
                         ★"Le Colline Sons In Fore" 「花咲く丘に涙して」

   ジリオラ・チンクエッティ(Gigliola Cinquetti 1947~ ) ★"Non Ho L'eta" 「夢みる想い」
                              ★"Napoli Fortuna Mia" 「ナポリは恋人」


♭♭♭ ♯ ♯ ♯ ♭♭♭ ♯ ♯ ♯ ♭♭♭ ♯ ♯ ♯ ♭♭♭


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映画「ジュディ 虹の彼方に」レネー・ゼルウィガー/ Movie "Judy" by Renee Zellweger

2020-03-17 | 音楽
1940~50年代のハリウッドを代表する大スターの一人であるミュージカル女優のジュディ・ガーランド(Judy Garland 1922~1969 享年47才) の伝記映画『ジュディ 虹の彼方に  "Judy" 』が今、上映されている。

このガーランド役を演じているのがレネー・ゼルウィガー(Renee Zellweger 1969~ )  で、先日の第92回アカデミー賞授賞式で主演女優賞(Best Actress) を受賞した。レネー・ゼルウィガーは、キャサリン・ヘップバーン(Katharine Hepburn 1907~2003) 、イングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman 1915~1982) や キャンディス・バーゲン(Candice Bergen 1946~ )  似の、彼女らに勝るとも劣らない、容姿のみならず輝かしい才能を持った女優である (=She is not less beautiful, charming and talented than them.) 。その証拠に、これまでに67もの米・英国内外で主要な演技賞を受賞した実績がある。

ジュデイ・ガーランドは、筆者が留学生だった1967~1970年に米国内で頻繁に聞かれた名前で、ガーランドの実娘の女優・歌手のライザ・ミネリ(Liza Minnelli 1946~ )  と共に当時、大変有名であった。ガーランドが1939年に主演した『オズの魔法使 "The Wizard of Oz" 』の主題歌「虹の彼方に "Over the Rainbow" 」が世界的に大ヒットし、今でも世界中いたるところでポピュラー音楽として演奏されている。小学生の頃からこの映画・音楽をよく知っていたので[確か学校から映画鑑賞授業と称して観ているし、その後も数回、自分で映画館に足を運んだ記憶がある]、この制作スタジオを訪問し、現在でも色々な映画・テレビ番組が作られているのを「まのあたり」して、感動のあまり震えがきたのを覚えている。【参考ブログ:『世界のエンターテイメントの中心地で作られているTV番組』(2009・8・10) 】



映画『オズの魔法使』のジュデイ・ガーランド


OVER THE RAINBOW
Somewhere over the rainbow, way up high
There's a land that's I've heard of, once in a lullaby

Somewhere over the rainbow, skies are blue
And the dreams that you dare to dream, really do come true

Someday I wish upon a star, and wake up where the clouds are far behind me
Where troubles melt like lemondrops, way above the chimney top, that's where you'll find me

Somewhere over the rainbow, bluebirds fly
Birds fly over the rainbow, why then, oh why can't I?

If happy little bluebirds fly, beyond the rainbow, why oh, why can't I?


この名曲(famous tune) を80年経った今でも自然に口ずさむことができるのが、自分でも大変な驚きだ。■YS


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ドリス・デイ / Doris Day & ケ・セラ・セラ / Que Sera, Sera

2019-05-14 | 音楽
またしても偉大な米歌手が亡くなった。

ドリス・デイ(Doris Day 1922~2019)は歌手・女優を引退後、彼女が創設したドリス・デイ動物基金(The Doris Day Animal Foundation) を最期までサポートをしていた。筆者も定期的にこの団体から案内メールをもらい、彼女が住んでいたカリフォルニア州カーメル市 (City of "Carmel-by-the-Sea," California) での彼女が経営する Cypress Inn での誕生日パーテイの案内を毎年もらっていた。一度はこのホテルに泊まろうと考えていた矢先だった。残念である。先月、97歳の誕生日を迎えたところだった。

1960年代前半、中学生だった頃に好きだった歌手、映画俳優にファンレターを書き、サイン入りブロマイドをもらった内の一人だった。【参考ブログ:『映画・テレビスタジオと公開番組』(2009・8・26)】 

ここで特筆したいのが、彼女の米英語は非常に鮮明で美しいので語学を学ぶ人にとっては "bible" である。【グループ「カーペンターズ(The Carpenters) 」のカレン・カーペンター(Karen Carpenter 1950~1983) も美しい英語の発音とチャーミングな歌声の持ち主の一人。】もっと付け加えて言うならイメージとして、1940年代・1950年代の良きアメリカ (good old days 1940's & 1950's) の家庭的で典型的な金髪(blond) のヤンキー・ガールであった。

数多くのヒット曲があるが、その中でも好きなのが:

★1956年、ジェームズ・スチュアート(James Stewart)との共演映画 『知りすぎていた男 (The Man Who Knew Too Much) 』 の中で歌われた 「ケ・セラ・セラ ("Que Sera, Sera" = "Whatever Will Be, Will Be)」〔●日本ではこの曲は大ヒットし、今でも超有名。当時、「なるようになるさ」という意味で誰もが使っていた〕

★1958年、クラーク・ゲーブル(Clark Gable) との共演映画 『先生のお気に入り(Teacher's Pet) 』 の 主題歌「ティチャーズ・ペット "Teacher's Pet"」

★1959年、ロック・ハドソン(Rock Hudson) との共演映画 『夜を楽しく (Pillow Talk) 』 の主題歌「ピロウ・トーク "Pillow Talk"」


映画『ピロウ・トーク』


の3曲である。今一度、発音が素晴らしい、心地好い曲を聴いて楽しむつもりだ。■YS



◎PS・追伸: 先ほど、カーメル市の「動物基金」の CFO T. Robert Bashara からドリス死亡のメールが届いた。






[Autographed picture sent by Ms. Doris Day]  Fondly = 愛情をこめて
ドリス・ディ女史から送られてきたブロマイド



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偉大なオーケストラ指揮者による名曲/ Great Tunes/Melodies by Famous Orchestras

2017-10-15 | 音楽


生活で落ち込んだとき、嫌なことがあったときなど、人生のネガティブな状態の際、心を癒してくれるような、将来を前向きにしてくれるような明るい音楽・メロディーを求めて若い頃からずうっとチェックしてきた。特別好きなオーケストラがあったわけではなく、感動した曲を長年、リストアップしてきた。やはり1940年代から1960年代に作られた名曲がほとんどだった。それもそのはず、それらの作曲者・編曲者・指揮者・音楽プロデューサーは自分の楽団を所有していて、クラシック音楽から映画音楽までの幅広い分野で世界中で活躍していたからだ。

Victor Young (1900~1956) (ヴィクター・ヤング)の
     "Around the World in 80 Days" 「80日間世界一周」

Lawrence Welk (1903~1992) (ローレンス・ウエルク)の
     "Calcuta" 「カルカッタ」

Mantovani(1905~1980) (マントヴァーニ)の
     "Some Enchanted Evening" 「魅惑の宵」
     "Charmaine" 「シャルメーヌ」
     "La Vie En Rose" 「バラ色の人生」

Percy Faith(1908~1976) (パーシー・フェイス)の
     "Theme from a Summer Place" 「夏の日の恋」
     "I Will Follow Him" = "Chariot" 「アイ・ウイル・フォロー・ヒム」「愛のシャリオ」
     "All Alone Am I" 「オール・アローン・アム・アイ」

Franck Pourcel (1913~2000) (フランク・プゥルセル)の
     "Le Torrent" 「急流」
     "Adieu Mon Amour" 「アデュー・モナムール」=Goodby My Love
      "Une Belle Histoire" 「愛の歴史」

Jerome Moross(1913~1983) (ジェローム・モロス)の
     "The Big Country" 「大いなる西部」

Carmen Cavallaro(1913~1989) (カーメン・キャバレロ)の
     "To Love Again" 「トゥ・ラブ・アゲイン」(映画「愛情物語」主題歌)
        (= Chopin's Nocturne in E Flat Major, Op.9 No.2 ショパン作曲ノクターン
         第2番変ホ長調作品9-2)
     "Manhattan" 「マンハッタン」(映画「マンハッタン」主題歌)
     "Brazil" 「ブラジル」
     "Tonight We Love" 「トゥナイト・ウィ・ラブ」
        (= Tchaikovsky's Concerto #1 チャイコフスキー作曲ピアノ協奏曲
         第1番変ロ短調Op.23第一楽章)
         あるいは "Tonight We Love"
        (song by Caterina Valente 1931~  歌:カテリーナ・バレンテ)
     "Adios" 「アディオス」
     "Green Eyes" 「グリーン・アイズ」 
     
Frank Chacksfield (1914 ~1995)(フランク・チャックスフィールド)の
     "When You Wish Upon A Star" 「星に願いを」
     "Swedish Rhapsody" 「スウェーデン狂詩曲」
     "Ebb Tide" 「引き潮」
     "Secret Love" 「シークレット・ラヴ」

Ray Conniff(1916~2002) (レイ・コニフ)の
     "La Mer" = "Beyond the Sea" 「ラ・メール」 
     "Smoke Gets in Your Eyes" 「煙が目にしみる」
     "Invisible Tears" 「インヴィジブル・ティアーズ」
     "Perfidia" 「パーフィディア」
     "Can't Take My Eyes Off You" 「君の瞳に恋してる」
     "Aquarela Do Brasie"="Brazil" 「ブラジル」

Perez Prado (1916~1989)(ペレス・プラード)の
     "Patricia" 「パトリシア」
     "Mambo #5" 「マンボ・ナンバー5」
     "Cerezo Rosa" (="Cherry Pink") 「セレソ・ロサ」
     "Mambo Jambo = Que Rico El Mambo" 「マンボ・ジャンボ = ケ・リコ・エル・マンボ」

Billy Vaughen(1919~1991) (ビリー・ヴォーン)の
     "Pearly Shells" 「真珠貝の歌」
     "Wheels" 「峠の幌馬車」
     "Look for a Star" 「星を求めて」
     "Harbor Lights" 「港の灯」
     "Sail Along Silvery Moon" 「浪路はるかに」
     "Never On Sunday" 「日曜はだめよ」
     "Patricia" 「パトリシア」
     "A Swingin' Safari" 「スウィンギン・サファリ」  

Werner Muller (1920~1998) (ウェルーナー・ミューラー)
(別名 = Ricardo Santos リカルド・サントス) の
     "Al Di La" 「アルディラ」
        あるいは "Al Di La" (song by Connie Francis 1938~ 歌:コニー・フランシス)
     "More" 「モア」
        あるいは "More" (song by Andy Williams 1927~2012 歌:アンディ・ウイリアムズ)
     "Pearl Fisher" 「真珠とり」


Alfred Hause (1920~2005) (アルフレッド・ハウゼ)の
     "La Violetera" 「ラ・ビオレテラ」
     "Blauer Himmel" (=Blue Heaven) 「碧空 へきくう =青空」」

Nelson Riddle(1921~1985) (ネルソン・リドル)の
     "Lisbon Antigua" 「懐かしのリスボン」

Elmer Bernstein(1922~2004) (エルマー・バーンスタイン)の
     "The Magnificient Seven" 「荒野の7人」

Bert Kaempfert(1923~1980) (ベルト・ケンプフェルト)の
     "Spanish Eyes" 「スパニッシュ・アイズ(スペインの瞳)」
     "Stranger in the Night" 「夜のストレンジャー」
     "African Beat" 「アフリカン・ビート」
     "A Swinging Safari" 「ア・スウィンギング・サファリ」
     "Wonderland by Night" 「星空のブルース」
     "Red Roses for Blue Lady" 「ブルーレディに紅いバラ」
     "Midnight Blues" 「真夜中のブルース」

Henry Mancini(1924~1994) (ヘンリー・マンシーニ)の
     "Moon River"「 ムーン・リバー」

Maurice Jarre(1924~2009) (モーリス・ジャール)の
     "Lara's Theme (Somewhere My Love)" 「ララのテーマ」
     "The Paris Waltz (Is Paris Burning? = Paris brule-t-il? / Paris en colere)"
        「パリは燃えているか」

Paul Mauriat(1925~2006) (ポール・モーリア)の
     "Penelope" 「エーゲ海の真珠」
     "There's A Kind of Hush" 「見つめあう恋」
     "Minuetto" 「薔薇色のメヌエット」
     "Toccata" 「涙のトッカータ」
     "I Like Chopin" 「アイ・ライク・ショパン」
     "San Francisco" 「花のサンフランシスコ」
     
Raymond Lefevre(1929~2008) (レーモン・ルフェーブル)の
     "La Reine de Saba" 「シバの女王」
     "Soul Coaxing (Ame Caline)" 「ばら色の心」
     "Le Ciel, Le Soleil Et La Mer" 「愛の世界」
     "A Whiter Shade of Pale" 「青い影」
     "Irresistiblement"  「あなたのとりこ」
     "Alllegro de la 40 eme Symphonie Wolfgang Amadeus Mozart"
       「愛よ永遠に/モーツァルト交響曲40番第一楽章」
     "Eine kleine Nachtmusik"
       「青春のセレナード/モーツァルトの小さな夜曲/アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
     "Concerto Pour Une Voix" 「声のためのコンチェルト」     

John Barry (1933~2011) (ジョン・バリー)の
     "Diamonds Are Forever" 「007 ダイヤモンドは永遠に」
          (song by Shirly Bassey 1937~ 歌:シャーリー・バッシー)
     "Main Title Moonraker" 「007 ムーンレイカー(メインタイトル)」
     "End Title Moonraker" 「007 ムーンレイカー(エンドタイトル)」
          (song by Shirly Bassey)
     "All Time High"  「007 オクトパシー / "007 Octopussy"  (主題歌:オール・タイム・ハイ)」
           (song by Rita Coolidge 1945~ 歌:リタ・クーリッジ)
     【007 映画と言えば、作曲家ビル・コンティ Bill Conti の
     「007 ユア・アイズ・オンリー(主題歌: "For Your Eyes Only")」(song by
     Sheena Easton 1959~ 歌:シーナ・イーストン)も大変素晴らしい】

Barry White(1944~2003) (バリー・ホワイト)の
     "Love's Theme" 「愛のテーマ」
     "Rhapsody in White" 「ラプソディ・イン・ホワイト」



★オーケストラの指揮者ではないが、ブラジル北部の部族出身の兄弟でギター・デュオの
Los Indios Tabajaras (late 1950's and early 1960's)(ロス・インディオス・タバハラス)の美しい曲も楽しい。
     "Maria Elena" 「マリア・エレナ」
     "Solamente Una Vez“ 「ソラメンテ・ウナ・ベス」
     "Aquellos Ojos Verdes" 「緑の瞳」
     "Stardust" 「スターダスト」「星くず」
     "Lisboa Antigua" 「懐かしのリスボン」
     "The Third Man" 「第三の男」


などなど、後世に長く残る偉大な名曲ばかりである。長年、これらの美しいメロディーに巡り合うことができ心を打たれて、何度も苦境から立ち直れることができた。今でもそれらの曲に対して感謝の気持ちでいっぱいである。■YS




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コニー・フランシス と ビルボード / Connie Francis & Billboard

2017-01-09 | 音楽



[Autographed pictures by Ms. Connie Francis and her letter]

★『コニー・フランシス』は1938年米国ニュージャージー州生まれ。1950年代後半、1960年代前半に大ヒット曲を連発。ビルボード・ヒット100に53曲もの歌が掲載された音楽史上、最も活躍した女性シンガーの1人。

★『ビルボード』は1894年に創刊されたアメリカ最大の音楽週刊誌。世界で最も権威のある音楽ヒットチャートとして毎週順位を発表。ビルボード・ヒット100 (Billboard Hit 100) は世界で最も流行している100曲を掲載。

最近のテレビ・コマーシャルやドラマ、あるいは映画で、50~60年前にヒットした音楽がBGMとして使われているのが顕著になってきた。そこで思い出したのが、1960年初期、自分が未だ世間を全く知らない中学生の頃、大変軽快なポピュラー音楽に魅了された。当時のラジオ、テレビから流れる中尾ミヱ、伊東ゆかり、弘田三枝子、森山加代子らの若手歌手による心地よいメロディに大変感動したのだ。
「カラーに口紅」"Lipstick On Your Collar"
「ボーイハント」"Where The Boys Are"
「大人になりたい」"Too Many Rules"
「ヴァケイション」"Vacation"
「可愛いベイビー」"Pretty Little Baby"
「渚のデート」"Follow The Boys"
「夢のデート」"Someone Else's Boy"
「ロリポップ・リップス」"Lollipop Lips"

などなど、誰がこんなウキウキするようなオリジナル曲を歌っているのかが大変気になった。後に分かったのが、すべて「コニー・フランシス」という米国歌手がオリジナル曲を歌い世界で大ヒットしていたのだった。それからというものは、このシンガーの大フアンになった。

中学2年生の時、彼女のレコードジャケット(表紙)の写真は知っていたが、何とか彼女のブロマイド bromide (俳優・歌手などの肖像写真)を送ってもらおうと何も考えず、夢中でファンレターをたどたどしい英語で書いて送った。何度も何度もエアーメールを送り続けても、また何ヶ月たっても全く返事が来ない。当たり前の話である。世界の大スターが1日に来る何千、何万通のファンレターを読むはずがない。それでも、無知と言うか無謀にもアイドルスターの写真が欲しく色々自分なりに考えた。「どうやって、写真を手に入れようか?」当時、文房具店には航空便の大きな封筒など一切置いていなかった、というよりは日本では作られてはいなかった。そこで大きなボンド紙を1枚買って大きな封筒を作り、赤と青のマジックペンで手製航空封筒の出来上がり。こんな大きな封書をもらって開けない筈はない、と。案の定、数か月後、彼女から直筆の手紙(正確にいうと、彼女のロゴマークの入った便箋にタイプライターで打った文章と直筆の署名入り)と大きなサイン入りのブロマイドが届いた。「ジャスト アンビリーヴァブル! Just unbelievable!」 有頂天になった(I was beside myself with joy!) ことは言うまでもない。彼女が78才になった現在でも彼女のフアンであり、その手紙も大事にとってあるが、残念ながらインクのサインは60年近くたった今、消えてしまった!

  

■ビルボード100に掲載された名曲53は、
 ★1958年
  Stupid Cupid  (チャート順位17位・#17)
  Fallin'  (#30)
 ★1959年
  My Happiness  (#2)
  If I Didn't Care  (#22)
  Frankie  (#9)
  Lipstick on Your Collar  (#6)
  You're Gonna Miss Me  (#34)
  Plenty Good Lovin'  (#69)
  God Bless America  (#36)
 ★1960年
  Among My Souvenirs  (#7)
  Teddy  (#17)
  Mama  (#8)
  Jealous Of You  (#19)
  Everybody's Somebody's Fool  (#1)
  Malaguena  (#42)
  My Heart Has A Mind Of Its Own  (#1)
  Senza Mamma  (#87)
  Many Tears Ago  (#7)  
 ★1961年
  Hollywood  (#42)
  Where The Boys Are  (#4)
  No One  (#34)
  Breakin' In A Brand New Broken Heart  (#7)
  Too Many Rules  (#72)
  Together  (#6)
  Dreamboat  (#14)
 ★1962年
  Baby's First Christmas  (#26)
  When The Boy In Your Arms  (#10)
  Don't Break The Heart That Loves You  (#1)
  Second Hand Love  (#7)
  Vacation  (#9)
  He Thinks I Still Care  (#57)
  I Was Such A Fool  (#24)
 ★1963年
  Al Di La  (#90)
  I'm Gonna Be Warm This Winter  (#18)
  Follow The Boys  (#17)
  If My Pillow Could Talk  (#23)
  Drownin' My Sorrows  (#36)
  Your Other Love  (#28)
 ★1964年
  In The Summer Of His Years  (#46)
  Blue Winter  (#24)
  Be Anything  (#25)
  Looking For Love  (#45)
  Don't Ever Leave Me  (#42)
 ★1965年
  Whose Heart Are You Breaking Tonight  (#43)
  For Mama  (#48)
  Wishing Was You  (#57)
  Forget Domani  (#79)
  Roundabout  (#80)
  Jealous Heart  (#47)
 ★1966年
  Love Is Me, Love Is You  (#66)
  Spanish Nights And You  (#99)
 ★1967年
  Time Alone Will Tell  (#94)
 ★1969年
  The Wedding Cake  (#91)


なお、ビルボード・ヒット100の歌手10傑(1958~2016) は,
(1)ビートルズ (The Beatles 1960~1970) チャート掲載曲数65曲
(2)マドンナ (Madonna 1958~ ) 59曲
(3)エルトン・ジョン (Elton John 1947~ ) 62曲
(4)エルヴィス・プレスリー (Elvis Presley 1935~1977) 49曲
(5)マライア・キャリー (Mariah Carey 1969~ ) 42曲
(6)スティーヴィー・ワンダー (Stevie Wonder 1950~ ) 55曲
(7)ジャネット・ジャクソン (Janet Jackson 1966~ ) 32曲
(8)マイケル・ジャクソン (Michael Jackson 1958~2009) 44曲
(9)ホイットニー・ヒューストン (Whitney Houston 1963~2012) 40曲
(10)ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones 1962~ ) 57曲
なので、如何にコニー・フランシスが偉大だったかが分かる。

  

彼女のスペ イン語の歌
"Te Quiero, Dijiste"
"Solamente Una Vez" や、

イタリア語の歌
"Anema E Core"
"Arrivederci Roma"
"Ciao Ciao Bambino" も
好きである。

又、クリスマス・ソング
"The Twelve Days of Christmas"
"Silent Night, Holy Night"
"Winter Wonderland" も
美しい声・発音の魅力ある曲だ。

  

映像で言うと、彼女が出演したハリウッド映画は4本あり、日本の映画館でもかなりの観客を動員した。
[Where the Boys Are] 日本語名「ボーイハント」(1960)
[Follow the Boys]「渚のデート」(1963)
[Looking for Love]「ハートでキッス」(1964)
[When the Boys Meet the Girls]「青空のデート」(1965)


ちなみに1958年から2017年現在までに外国語でビルボード第1位になった曲はたった6曲しかなく、1963年の3週間連続で1位になった日本語の歌、坂本九の「上を向いて歩こう(英語名 "Sukiyaki")」がレコード販売1億3,000万枚で世界で最も売れた曲の1枚に記録されているのは快挙で、大変素晴らしい事である。(他の外国語の歌に、イタリア語の「ボラーレ "Volare"="Nel Blu Dipinto Di Blu"」by Domenico Modugno、スペイン語の「ラ・バンバ "La Bamba"」by Los Lobos、フランス語の「ドミニク "Dominique"」by the Singing Nunなどがある。)■YS


追伸:坂本九の「上を向いて歩こう=Sukiyaki 」は1981年、グループ「A Taste of Honey」のジャニス・マリー・ジョンソン (Janice-Marie Johnson) によって英語で歌われ、ビルボード 100 の3位に上りつめて、世界中で再び脚光 spotlight / limelight を浴びた。</span>







■YS



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国旗と国歌/American National Flag and National Anthem

2016-08-23 | 音楽



連日、報道されていたブラジルのでリオ・オリンピックが閉幕した。メダリストたちの栄誉を称え国旗掲揚(national flag raising) と金メダリストの国家が演奏されたが、どうしてもメダル獲得数が多いアメリカ合衆国の国旗、国歌を目にする回数が多かった。(金46、メダル獲得数121。)

世界のすべての国からの移民で成り立っている大多民族国家 (a great multi-racial nation) 「アメリカ」で唯一、自分がアメリカ人だと認識 (recognize) できるのは『国旗』と『国歌』だけだと言っても過言ではない。それらだけが人々が一致団結できる源であり、だからこそ彼らの国旗・国歌に対する忠誠・尊敬の念は日本人が想像する以上のものがある。全ての学校を含む公共施設、ほとんどの民間施設には常時、国旗「星条旗」が置かれ、また多くのイベントでは、国歌あるいは★愛国歌(patriotic song) が必ず演奏される。

「星条旗」(The Stars and Stripes あるいは The Flag of the United States of America):
白線と赤線の組み合わせの13本の横縞(白6本、赤7本)は独立時の13の植民地を表し、50の星は州の数を表している。1960年、ハワイが50番目の州として加盟してから現在の国旗になっている。

アメリカ合衆国・国歌(The Star-Spangled Banner あるいは The National Anthem of the United States of America):
1780年に曲が、1814年に歌詞が作られ、1931年に国歌として正式に採用された。歌詞は1812年に勃発した米英戦争(the War of 1812) における史実が元になっていて、イギリス海軍がアメリカ・ボルティモア港 (Baltimore Harbor) のマクヘンリー砦 (Fort McHenry) に艦砲射撃した際、それに耐え抜いた星条旗を称えた詩である。以下の通り、非常に勇ましい歌詞である。

Oh, say can you see,            おお見えるだろうか、夜明けの薄明りの中、
By the dawn's early light,         我らは誇り高く声高に叫ぶ
What so proudly we hailed            
At the twilight's last gleaming?           

Whose broad stripes and bright stars,   危難の中、城壁の上に雄々しく翻る(ひるがえる)
Through the perilous fight,          太い縞(しま)に輝く星々を《星条旗のこと》
O'er the ramparts we watched,       我らは目にした
Were so gallantry streaming?          

And the rocket's red glare,          砲弾が赤く光を放ち宙でさく裂する中、
The bombs bursting in air,           我らの旗は夜通し翻(ひるがえ)っていた  
Gave proof through the night          
That our flag was still there.           

Oh, say does that star-spangled       ああ、星条旗は今なお、なびいているか?   
Banner yet wave.                 自由の地と勇者の故郷の上に!
O'er the land of the free              
And the home of the brave.               

★主な愛国歌は:
□ God Bless America
□ America the New Colossus
□ This Land is Your Land
□ My Country 'Tis of Thee'
□ Columbia the Gem of the Ocean
□ The Stars and Stripes Forever
□ America the Beautiful
□ U.S. Marine Corps Hymn
□ U.S. Navy Anthem: Anchors Aweigh
□ U.S. Army Anthem: the Army Goes Rolling Along
他多数あるのと、米国4軍[空軍(Air Force)、海軍(Navy)、陸軍(Army)、海兵隊(Marine Corps)]ならびに沿岸警備隊(Coast Guard) には約150万人の軍人の士気を高める (raise the morale) ため、それぞれ軍歌 (military song)・愛国歌がある。

【参考ブログ】
『沖縄の嘉手納・普天間基地と在日米軍』(2013/4/7)
『アメリカ海軍第7艦隊』(2011/11/13)


民族、文化、宗教、思想などの違いから紛争(dispute/conflict)、戦争(war) が世界のいたる所で起こっている現在、多様民族3億人を一つの国としてまとめて維持するということは奇跡に近い。胸をジーンとさせる、胸がいっぱいになる(get a lump in one's throat) ような愛国歌が多いのも分かるような気がする。■YS




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ニール・ダイアモンド / Neil Diamond and ”Sweet Caroline” キャロライン・ケネディ

2013-09-21 | 音楽
♪♪♪♪♪♪  ♪♪♪♪♪♪  ♪♪♪♪♪♪  ♪♪♪♪♪♪

前述のとおり、久々にニール・ダイアモンド(Neil Leslie Diamond) の名前が日本で脚光を浴びつつある。次期駐日アメリカ大使を歌った彼の大ヒット曲の1つ「スウィート・キャロライン」がこれから頻繁に日本でも聴かれるようになると思うからである。

「これから」といったのは、そもそも全米においてこの曲を知らない人はいないと言っても過言ではない。1969年に有名になって以来、現在でもメジャー・リーグ・ベースボール(MLB = Major League Baseball)をはじめ、各種のスポーツ競技、祭り・イベントの際に必ずと言ってよいほど演奏されるポピュラーソングとなっている。

ニール・ダイアモンドは若い頃(1960年前半)から甘いマスクを持った作曲家(pop songwriter) として頭角を現し、歌手としても全米ヒットチャート上位の曲を何曲も持っている大スターで72才の今でも現役である。世界で1億2500万枚以上のレコード売り上げを記録しており、ビルボード・チャート[ポピュラー音楽産業影響力大の週刊音楽業界紙]歴史上で最も成功したアーティストで、エルトン・ジョン(Elton John) 、バーブラ・ストライサンド(Barbra Streisand) につぐ第3位の位置にいる。





作曲でも有名な数多くの歌手やグループ(エルビス・プレスリー Elvis Presley、ルル Lulu、クリフ・リチャード Cliff Richard、モンキーズ The Monkees、ディープ・パープル Deep Purple、他)に提供しており、彼の知名度は『ケネディ家』の名前に匹敵(ひってき)するほどである。YouTube で彼の歌を楽しんでいる毎日である。■YS

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