○◎○◎○◎○
【B-2】
【F-22】
3月から続けられている米韓合同軍事演習 (U.S.-South Korean military drill) に B-2 が投入されているというテレビ報道があったが、米国の機敏な行動には頭が下がる。B-2 は正式名 Northrop Grumman B-2 Spirit といってレーダーに捕らえられにくいステルス性能を備えた通常兵器 (conventional weapons) ・核兵器 (nuclear weapons) の両方を搭載できる最強の爆撃機である。勿論、最近の北朝鮮の核弾道ミサイル発射・核実験の挑発を抑えるためのもので、ハリウッドの映画にも頻繁に登場するあの有名な三角形・魚の「エイ」に似た飛行機だ。海上自衛隊所属のイージス艦 (Aegis) の建造費用をはるかに上回る1機2000億円ちかくする高価な代物である。
また、同じステルス性能を持った「空の支配者(制空航空機)」といわれている最新鋭の F-22 (F-22 Raptor) をも米国は演習に投入している。この2種の戦略兵器で米国は世界最強国となるが、これはあくまで兵器上のことだけ。
実際、戦争が起こった場合、人海戦術の力はあなどれない。それは過去・現在の紛争が切実に物語っている。ベトナム戦争(Vietnam War 1960~1975)、イラク戦争(Iraq War 2003~2011)、アフガン紛争(Afghan War 2001~ ) など、どんな新型の兵器を用いてもその戦いに勝てない場合がほとんど。
[Episode I]
思い起こせば1966年、米第5空軍司令部(The 5th U.S. Air Force Headquarters 当時は東京・府中市にあった)に勤務していた頃、横田基地(Yokota Air Base 東京・福生市)で無数の機体を真っ黒に塗った B-52 爆撃機を目撃した。当時、べトナム戦争に使われた最新鋭の飛行機だった。(B-52 は現在でも米主力航空機の1つ。)周知のとおり、それでも米軍は勝てなかった。
[Episode II]
1967年からロサンゼルス市の大学に留学するのだが、当時、米国には徴兵制度 (draft system) があったので学生仲間の間ではベトナム戦争に「行く、行かない」の大変熱い議論が毎日なされていた。仲間の1人は戦争に行くのが嫌で徴兵登録所に火をつけに行った。他方、兵役を受けることによって「GI bill (=ジイ・アイ・ビル)復員助成金」の特典を得たい者も多かった。「GIビル」で有名な大学に入ったり、家を購入したり、高級スポーツカーを買ったり出来たのだ。(ただ各大学の頭の良い学生、優等生だけは兵役が免除されていた。頭脳流出を防ぐため、将来の国の指導者育成のためだ。これって不公平ではないか!?)外国人留学生も OK だったので自分も真剣に考えたことがあった。ただ、後に60,000弱の米軍人が戦死したことを考えると行かなくてよかったとつくづく思う。
[Episode III]
仕事の関係で東京近郊、岩国(山口県)、沖縄県にある多数の米陸 (Army) ・海 (Navy) ・空 (Air Force) ・海兵隊 (Marine Corps) 所属のありとあらゆる最新鋭の戦闘機、偵察機、ヘリコプターなどを視察してきたが、究極の兵器は味方の被害を最小限にとどめるもの、すなわち無人操作で敵に最大限の打撃を与えるものだと確信した。(北朝鮮の核弾道ミサイルの脅威もその内の1つだが。)
よって、1~2名の乗務員で操縦されるB-1、F-22などが重宝される。♯YS
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【B-2】
【F-22】
3月から続けられている米韓合同軍事演習 (U.S.-South Korean military drill) に B-2 が投入されているというテレビ報道があったが、米国の機敏な行動には頭が下がる。B-2 は正式名 Northrop Grumman B-2 Spirit といってレーダーに捕らえられにくいステルス性能を備えた通常兵器 (conventional weapons) ・核兵器 (nuclear weapons) の両方を搭載できる最強の爆撃機である。勿論、最近の北朝鮮の核弾道ミサイル発射・核実験の挑発を抑えるためのもので、ハリウッドの映画にも頻繁に登場するあの有名な三角形・魚の「エイ」に似た飛行機だ。海上自衛隊所属のイージス艦 (Aegis) の建造費用をはるかに上回る1機2000億円ちかくする高価な代物である。
また、同じステルス性能を持った「空の支配者(制空航空機)」といわれている最新鋭の F-22 (F-22 Raptor) をも米国は演習に投入している。この2種の戦略兵器で米国は世界最強国となるが、これはあくまで兵器上のことだけ。
実際、戦争が起こった場合、人海戦術の力はあなどれない。それは過去・現在の紛争が切実に物語っている。ベトナム戦争(Vietnam War 1960~1975)、イラク戦争(Iraq War 2003~2011)、アフガン紛争(Afghan War 2001~ ) など、どんな新型の兵器を用いてもその戦いに勝てない場合がほとんど。
[Episode I]
思い起こせば1966年、米第5空軍司令部(The 5th U.S. Air Force Headquarters 当時は東京・府中市にあった)に勤務していた頃、横田基地(Yokota Air Base 東京・福生市)で無数の機体を真っ黒に塗った B-52 爆撃機を目撃した。当時、べトナム戦争に使われた最新鋭の飛行機だった。(B-52 は現在でも米主力航空機の1つ。)周知のとおり、それでも米軍は勝てなかった。
[Episode II]
1967年からロサンゼルス市の大学に留学するのだが、当時、米国には徴兵制度 (draft system) があったので学生仲間の間ではベトナム戦争に「行く、行かない」の大変熱い議論が毎日なされていた。仲間の1人は戦争に行くのが嫌で徴兵登録所に火をつけに行った。他方、兵役を受けることによって「GI bill (=ジイ・アイ・ビル)復員助成金」の特典を得たい者も多かった。「GIビル」で有名な大学に入ったり、家を購入したり、高級スポーツカーを買ったり出来たのだ。(ただ各大学の頭の良い学生、優等生だけは兵役が免除されていた。頭脳流出を防ぐため、将来の国の指導者育成のためだ。これって不公平ではないか!?)外国人留学生も OK だったので自分も真剣に考えたことがあった。ただ、後に60,000弱の米軍人が戦死したことを考えると行かなくてよかったとつくづく思う。
[Episode III]
仕事の関係で東京近郊、岩国(山口県)、沖縄県にある多数の米陸 (Army) ・海 (Navy) ・空 (Air Force) ・海兵隊 (Marine Corps) 所属のありとあらゆる最新鋭の戦闘機、偵察機、ヘリコプターなどを視察してきたが、究極の兵器は味方の被害を最小限にとどめるもの、すなわち無人操作で敵に最大限の打撃を与えるものだと確信した。(北朝鮮の核弾道ミサイルの脅威もその内の1つだが。)
よって、1~2名の乗務員で操縦されるB-1、F-22などが重宝される。♯YS
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