以前、川越城跡の発掘調査が行われ掘り返され、その後埋め戻されていたが、また何か始まったのだろうか。

ネットの中を見ると、一定の幅で孤を描くように舗装が削られている。
その左には小型のショベルカーがあった。

その円弧は、本丸御殿を迂回するように続いていた。
どうやら道路を造っているようだ。
現在、本丸御殿の前を道が通っているが、それを付け替えのかも知れない。

道路側には柵が設置され、立て看板がある。
そこにはつぎのように書かれていた。
「初雁公園利用者駐車場は、本丸御殿周辺整備のため、令和3年3月15日から利用できません(一部除く)」
だいぶ前から、駐車場は使えなくなっていたようだ。

本丸御殿の北側の奥で、小型のショベルカーが土を積み上げていた。

工事現場の反対側も当然、立入禁止になっていた。
奥の野球場では、試合が行われているようで人々の声が聞こえた。

トイレの脇には別の看板があった。
「令和3年8月20日頃まで 新しい道路をつくる工事 を予定しています」
これは、ちょうど2週間前の様子なので、もう少し工事は進んでいるだろう。

最新の「広報川越」(№1474)には、「川越城跡発掘調査見学会」の案内が載っている。
「川越城跡第41次調査発掘現場」とあるので、また別の所の発掘が行われているようだ。