国道16号線の歩道沿いにあった縁の壁は、どうなったか気にしながら歩道を歩いていた。
浅間神社前の歩道橋の下に電話ボックスがあり、その前に黒い物が落ちていた。
最初は何かなと思ったが、すぐにカラスだと分った。

近づいてみると、たしかにカラスだった。
嘴の形からハシボソガラスだろう。

仰向けに寝て、目は閉じていて、両足は小さく折りたたまれている。
カラスは賢く、強いというイメージがあるが、こんな姿は見たことがない。
カラスのことだから、突然起き出すかと思ったが、間違いなく死んでいるようだった。
いったい、このカラスの身に何があったのだろうか。
その先の歩道には、緑の壁が復活している。

と言いたいところだが、まだ背が低く、縁の塀程度だった。
まだ暑かった時期に一度見ているが、その時とほとんど変わっていない。
この高さまで一気に成長し、その後は成長が遅くなっているようだ。

その時は気付かなかったが、ほとんどの葉は虫に食われて穴が開いている。

反対側から見ると、別の種類の木も枝葉を伸ばしていた。

こちら側からみると、奥から次第に低くなっていて、よけいに低くく感じられる。
以前のようになるには、来年を待たなければならないようだ。