「僕らはみんな働くために生きている」
アニメの公式HPを覗くといきなりそんなコピーが目に入る。
これはちょっと言いすぎな気はするけど、あながちはずれているわけでもない。
だって人は仕事をして生きている時間が1番長いから。
安野モヨコ原作「働きマン」。
名前はずっと昔から知っていが、それでもちゃんと読んだことはなかった。
今回ようやく購入し、読んでみた。
最初僕はこの漫画は「OLのドタバタ劇」だと勝手に決め付けていた。
だがしかし、実際の内容はまったく違うものだった。
主人公はとある出版社に勤め、週刊誌の記事を担当しているる女性編集者「松方弘子」、元巨乳。
しかし彼女はそこら辺の男性をも凌駕する勢いで仕事をこなすのだ!!
こういう言い方をすると、やっぱり漫画だなと感じてしまうだろうが、この漫画はもっと奥が深い。
ここでは主人公をはじめ登場人物の思考がリアルであり、立ち位置が読み手に近いのだ。
仕事にまつわる悩み、苦悩、理想、体裁、会社という組織・・・それらのしがらみの中で一心不乱に仕事に打ち込む姿が描かれている。
読んでいく中で胸をグサっと刺されるような言葉はいくつも出てくるのだが、僕が個人的に一番印象に残ったのは次のセリフだった。
「伝えたいのは何だ?」
これは、高速道路で起こった事故をどういった切り口で記事にするか社員が討論している中で編集長が放った言葉なのだが、これは実に的を射ていると思う。
週刊誌は新聞とは違う。
新聞も週刊誌も事実を伝えることに変わりはないが、週刊誌ではその裏にひしめく人間というものに照準を当てている。
その上で「伝えたいのは何だ?」なのである。
これはドキッとする。
仕事をする上で僕たちはいろいろなことを考える。
作業効率、コスト、個性・・・などいろいろあるがそこに目が行き過ぎてしまいもっと本質的なものを見落としてしまっていることがある。
この漫画の舞台である週刊誌で言えばズバリ「伝えたいテーマ」がそうである。
どんな仕事にもやっぱりその仕事が存在している意味や意義がある。
しかし、それをしっかりと把握できている人はどれだけいるのだろう?
ニートが増えたり、場当たり的なバイトのシステムができていたりしている現代で仕事へのプライドというものが徐々に欠如してしまっているような気がする。
情けないことに、今の僕自身もそれに該当してしまう。
だからこそ、グサっとくることが多かったのだろう。
しかし、それは同時に僕にとって良い刺激にもなったのだ。
それらは、これからの自分の在り方について指標になったように思う。
どういった思いで仕事に取り組むかで出来上がるものはまったく違うものになる。
この漫画は改めてそれに気づかせてくれた。
そこにあるのは「仕事に対する自分の在り方とプライドの持ち方」だった。
今日、今からの考え方のシフトが明日以降の仕事への態度に影響を与えてくる。
生きるために仕事をするのではなく、生きているから仕事をすると思えるようになると、何か新しいものを見つけることができるかもしれない。
アニメの公式HPを覗くといきなりそんなコピーが目に入る。
これはちょっと言いすぎな気はするけど、あながちはずれているわけでもない。
だって人は仕事をして生きている時間が1番長いから。
安野モヨコ原作「働きマン」。
名前はずっと昔から知っていが、それでもちゃんと読んだことはなかった。
今回ようやく購入し、読んでみた。
最初僕はこの漫画は「OLのドタバタ劇」だと勝手に決め付けていた。
だがしかし、実際の内容はまったく違うものだった。
主人公はとある出版社に勤め、週刊誌の記事を担当しているる女性編集者「松方弘子」、元巨乳。
しかし彼女はそこら辺の男性をも凌駕する勢いで仕事をこなすのだ!!
こういう言い方をすると、やっぱり漫画だなと感じてしまうだろうが、この漫画はもっと奥が深い。
ここでは主人公をはじめ登場人物の思考がリアルであり、立ち位置が読み手に近いのだ。
仕事にまつわる悩み、苦悩、理想、体裁、会社という組織・・・それらのしがらみの中で一心不乱に仕事に打ち込む姿が描かれている。
読んでいく中で胸をグサっと刺されるような言葉はいくつも出てくるのだが、僕が個人的に一番印象に残ったのは次のセリフだった。
「伝えたいのは何だ?」
これは、高速道路で起こった事故をどういった切り口で記事にするか社員が討論している中で編集長が放った言葉なのだが、これは実に的を射ていると思う。
週刊誌は新聞とは違う。
新聞も週刊誌も事実を伝えることに変わりはないが、週刊誌ではその裏にひしめく人間というものに照準を当てている。
その上で「伝えたいのは何だ?」なのである。
これはドキッとする。
仕事をする上で僕たちはいろいろなことを考える。
作業効率、コスト、個性・・・などいろいろあるがそこに目が行き過ぎてしまいもっと本質的なものを見落としてしまっていることがある。
この漫画の舞台である週刊誌で言えばズバリ「伝えたいテーマ」がそうである。
どんな仕事にもやっぱりその仕事が存在している意味や意義がある。
しかし、それをしっかりと把握できている人はどれだけいるのだろう?
ニートが増えたり、場当たり的なバイトのシステムができていたりしている現代で仕事へのプライドというものが徐々に欠如してしまっているような気がする。
情けないことに、今の僕自身もそれに該当してしまう。
だからこそ、グサっとくることが多かったのだろう。
しかし、それは同時に僕にとって良い刺激にもなったのだ。
それらは、これからの自分の在り方について指標になったように思う。
どういった思いで仕事に取り組むかで出来上がるものはまったく違うものになる。
この漫画は改めてそれに気づかせてくれた。
そこにあるのは「仕事に対する自分の在り方とプライドの持ち方」だった。
今日、今からの考え方のシフトが明日以降の仕事への態度に影響を与えてくる。
生きるために仕事をするのではなく、生きているから仕事をすると思えるようになると、何か新しいものを見つけることができるかもしれない。
生きているから働く。生きていくためにはお金が必要ですしね。かと言って働きバチでは終わりたくないですね。日々の仕事を充実させプライベートも充実させてこそ「生きているから仕事をする」と思えてくるのでしょうか…
ん~難しいですね。
遅れながらお誕生日おめでとうございます。
楽しい26歳の年を過ごしてくださいね。
あと、週刊モーニングの公式HPにいくと『あなたは◯◯マン』って感じ(正確ではありません)の占いっていうか診断?がありますよ!そこで自分が何マンなのかわかります!
私は『今も昔も働きマン』(編集長)でした