ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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【ネタバレあり】billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground- 名古屋公演 感想

2019年12月15日 07時02分37秒 | Weblog
おはようございます、ジニーです。


先日12月11日、愛知県芸術劇場にて開催されたASKAのコンサート
「billboard classics ASKA premium ensemble concert -higher ground-」。


今日はその感想を書いてきますね。
ちなみに、セトリとか盛大にネタバレしていますので、
知りたくない方は、見ないようにしてくださいね。








いいですか?












ここから先はネタバレしますよ?














セトリからいきますからね。















引き返すなら今のうちですよ?


















それでは、神と言われた今回のライブのセトリから書いていきます。

1.僕はMusic
2.HELLO
3.天気予報の恋人
 MC
4.Fellows
5.修羅を行く
6.しゃぼん
 MC
7.はじまりはいつも雨
8.good time
 MC
9.帰宅
10.RED HILL
11.歌になりたい
 休憩時間
 メンバー紹介
12.you & me
13.HEART
14.百花繚乱(新曲)
15.higer ground
16.青春の鼓動
17.今がいちばんいい
18.Be Free
19.WE LOVE MUSIC(新曲
 アンコール
20.一度きりの笑顔
21.PRIDE
22.BIG TREE



こんなセットリスト予想できないですよ。
前回の「Made in ASKA 40年のありったけ」よりも、ありったけな印象を受けるのは
僕だけでしょうか?

盛り上げ系の鉄板「YAH YAH YAH」とか「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」とかは
今回のセットリストに組み込まれていません。
そういった意味では「はじまりはいつも雨」くらいですね。

それでも、本当に盛り上がったし、感動したし、凄かった!
なによりその声量たるや、近年のライブの中では
断トツに出てましたね。


1曲目の「僕はMusic」
始まる直前にパンフレット読んでたら、(その取材時点では)1曲目は「歌になりたい」に
していると書いてあって、盛大なネタバレかよ!と思っていたのですが、
始まってみたら、これか!って感じでいきなりやられました。

今回は、通常のバンド編成に加え、billboardのストリングスチームも帯同して
ツアーを行う形をとっています。
これまでクラッシャー木村さんによく参加してもらっていましたが、そのストリングスが
本格的なチームとしてバンドに組み込まれたわけですから、これまで以上にそういった
音を意識したセットリストになるとは思っていましたが、この曲は想定外でした。
確かにのっけからストリングス合うわ。

そして安定の「HELLO」
これは来ると思ってた。
最初のイントロ明け、歌いだしの前で「待たせたね~」、いただきました。!

続いて「天気予報の恋人」
編曲はオリジナルに近い感じ、『Alive in Live』の時よりも原曲よりな印象。
しかし声出とるわぁ。


MCを挟んで、「Fellows」
赤いギブソンに持ち替えた時点で気付くべきやった、不覚!
これは生で聴くと印象違いますね。
ASKAの感情が乗るからでしょうか?
ライブで聴いてよりよくなるタイプの曲。

次は「修羅を行く」
ちょうど1年前に事件後の復活ライブとなったコンサートでも披露されましたね。
そうだ、その時もbillboardだった。
この歌、原曲はデジタル感満載なのに、バンドサウンドとストリングになることで
原曲以上の迫力になる。
最初タイトル見たときは、(「地球生まれの宇宙人」以来)正気か?と思いましたが
今じゃ大好きな曲。
2番の出だし、メロディー間違えたような気がしたけど、たぶん僕の気のせい。

続いて「しゃぼん」
これも1年前のコンサートで披露してましたね。
歌うとも思っていなかったし、イントロ始まったときは「この位置で来るの?」と
感じてしまいましたが、どこに来てもどっしりとした安定感をもたらしますね。
それでも、それでも、ああそれでも名曲。


MCを挟んで「はじまりはいつも雨」
どうやら半音下げていたようです。
個人的には違和感はなかったし気付かなかった。
イントロが始まったとき、1番が終わったとき、それぞれで拍手が起こるのは
もはや演出の一つ。

そのまま「good time」
京都では時々この曲を歌いたくなると言っていたようです。
名古屋ではそういったコメントはありませんでした。
しかし、この曲は僕も時々聴きたくなるんですよね。
まだの人もきっとどこかで好き好きタイマー、発動すると思いますよ。


MCの流れから、ギターひとり弾きにつながり「帰宅」
この辺からギアが一つ高くなった感じ、声が本当に凄い!
圧倒的な声量と情感で、ズンズン胸に来る。
この歌は本当に好き。歌ってくれてありがとう、想定外でした。

あれ、このイントロは?
という感じで流れのまま「RED HILL」
アレンジは『Alive in Live』の印象ですね。
個人的に「RED HILL」は『Alive in Live』にて完成されたと感じており、
このアレンジで来たのは嬉しい限り。
一言だけ言うとすればアウトロのコーラスはやっぱりChageの声が欲しい。

「歌になりたい」
前半のラスト曲です。
これはおそらくASKAが今一番歌いたい歌ですね。
サビのコーラスとの掛け合いが気持ち良い。
シングルバージョンと同じくアウトロでSHUUBIが「歌になりたい」とフェイクを
いれるのが個人的には好き。


休憩タイムでは質問コーナーみたいになってました。
ハイライトは「トイレ行っていいですか?」という質問に対し、
「行けよ、その時間だよ!」と突っ込んいるところと、
オリンピックのチケットの件で質問者を前に呼び、自分もステージぎりぎりまで近づいて
非常に個人的な感じの会話をしていたところ。
この人一生の思い出になっただろうな。
しかし、あまりに時間をとりすぎて、ステージ袖から出てきたスタッフに「時間です」と
急かされてしまうのも面白かったです。
うん、自由だ。


次は「you & me」
ASKAが40周年を迎え、コーラスの西司さんが30周年を迎え、同じくコーラスのSHUUBIが
20周年を迎えたという話から、SHUUBIの20周年記念ライブの話になり、
その時に披露されたこの曲を、当時を再現する形で演奏しました。
ステージ中央にASKAとSHUUBIがいすに腰掛け、すんごい近い距離で歌ってました。
SHUUBIは移動する時点でなんか緊張してるなと思っていて、そしたら盛大に歌詞間違えちゃって、
それでも、しっかりと持ち直してしっかりと歌いきっていました。
SHUUBIちゃん、大丈夫。ASKAも良くかしか違えるから!
いまやこの曲は黒田由紀よりもSHUUBIのものになった印象。

でね、次ですよ、「HEART」
スローなストリングスからのイントロ。でもイントロのメロディーは原曲と一緒。
すぐに「キタコレ!」状態です!
ようやくこの曲を聴けた!!
遥か昔、2001年の東海学園大学で開催された野外ライブでチャゲアスとしてうたったのを
聞いたのが唯一のライブで聴いた記憶。
そして安定のマイクスタンドクルクルー!!
しかし、この曲「YAH YAH YAH」バリに盛り上がりまっせ。
久しぶりの演奏と相まってテンションぶち上げです。

続くは新曲の「百花繚乱」
イントロで何かわからず、聴いていってもわからない。
はい、新曲ですもんね、仕方ない。
ASKAのブログでも少し内容が書かれていましたが、見上げたビルから男が飛び降りるという
ような歌詞だった気がする。
サビの最後の最後で「百花繚乱」と歌ってるのはわかりました。
新曲だけどかっこよくてタマらんと感じるほどの出来。
今後も聴いていきたい曲に、早くもなっちゃいました。

次は「青春の鼓動」
完全に想定外でした。
イントロで「これやるのか~」とニコニコ止まらんです。
ラストの「鼓動の聴こえる口づけだった」の部分はチャゲアスの25ライブの時と
同じく「ン、パー」ってしてました。

そのテンションを保ったまま「今がいちばんいい」
ASKAの超絶お気に入り曲。
簡単なメロディーのサビなのに、テンション爆上げになるのは、会場の一体感も
あるからでしょうね。
会場全体で歌って盛り上がれる曲。
こういうライブ映えするキラーコンテンツがあるのが強い歌手の証明。

続くは「Be Free」
これも完全に想定外でした。
この曲歌うイメージを全然持っていなかった。
ライブで聴くとやっぱ印象変わりますね。
次に向かうための曲として、いいブリッジになっているのも大切な役割。

本編ラストは新曲「WE LOVE MUSIC」
1曲目始まる前のOPでもこの曲がフィーチャーされていましたが、
この曲もASKAとしては会心の出来だったのでしょう。
実際、良い歌でしたし、すんなり入ってくる歌。
次回以降は会場全体での大合唱が演出となりそうです。

ここでいったん本編終了。
メンバーがはけるかはけないかというタイミングで、僕のすぐ後ろの方が
アンコールを口上とともに発動。
「早くない?」と思ったけど、休憩時間で急かされててたから良しとしよう。
しかし、でかい声だったな。
こういうのはできる人とできない人とがいて、できる人は一つの能力だと思います。
僕はなかなかできないな、敬服。


アンコール1曲目は「一度きりの笑顔」
平成最後となった日に開催された前回のコンサートでのみ、唯一演奏された曲。
今回は正式にアンコールに組み込まれたわけですが、本当いい曲。
そして、この位置で歌われるのも良いですね。
非常に難解な組み立て方をしている曲ですが、情緒に訴えかける展開が秀逸。
途中のMCでこの歌の歌詞に触れていたので、どこかで歌うと思ってました。

2曲目は「PRIDE」
今回は外されると思ってた。
何回聞いても良いものは良い。この曲を生んだ時点でASKAは神のような存在です。
いつもChageパート歌いたくなるのですが、歌いにくかった印象。
どうやら半音下げていたからのようです。

3曲目は「BIG TREE」
最後の最後でこの日一番の感動。
正直生きているうちに聴けると思っていませんでした。
前回歌っているのは札幌ドームでのカウントダウンコンサートの際。
そこから15年、ツアーで歌われていたのは多分94年が最後だと思うので
そこからすると25年ぶりに演奏されたわけです。
全くの想定外。
イントロから最後までポカーンでした。
この曲もやっぱりChageの声といっしょに聴きたかったところはありますが、
それでも61歳にしてこの曲をライブの最後に圧倒的な声量で歌いきる
ASKAの姿を見ていると、感動以外の感情はありませんでした。

この最後の2曲は誰が予想できたでしょうか?
これはずるい。
そしてバケモノ感ハンパないセトリ。
年齢とキャリアからすれば、守りに入ってしまいがちになりそうなところ、
とことん攻めたセットリスト。

あかん、泣きそう。
一生ついていきます!


ちなみに、MCの中で来年3月20日に発売されるアルバムの曲数もネタバレしていました。
全部で15曲になるそうです。
全曲良い歌というご本人の太鼓判も押されています。
なんか、本当に4度目のブレイクするんじゃないの?
このライブで、ASKAの底力を見せつけられました。
ホント、この人凄いわ。

早く映像化することを望みます。
てか絶対に映像化してください!
映像化しなかったら泣きます。
偉い人、よろしくお願いします。
コメント (2)
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