江戸東京博物館
今年の年賀状になった富嶽三十六景・凱風快晴の葛飾北斎。
「北斎 ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」展を観に
両国の江戸東京博物館へ行ってきました。
シーボルトはじめ長崎のオランダ商館からの依頼で描かれ、
オランダやフランスにわたった40点の作品が里帰り。
日本の画家の中では最も早く西洋画法を習熟、
鮮やかな色彩、陰影と遠近感のある肉筆画に
「知らなかった北斎」を知ったひとときでした。
江戸東京博物館の隣りは「国技館」です。
行ったのは一月場所直前でしたので準備のまっ最中でした。
ワタリウム美術館
「クマグスの森-南方熊楠の見た夢」展で
外苑前のワタリウム美術館へ行ってきました。
ミナカタ・クマグス とはどんな人か?
・19才(1886年)から37才までアメリカ、中南米、ヨーロッパを放浪
・柳田国男とともに日本の民俗学研究を立ち上げた
・南方マンダラと呼ばれる思想を深めた
・日夜、生物採集に没頭した
・エコロジーという言葉を日本に最初に紹介した
<資料より抜粋>
たくさんの標本、スケッチなどが展示されていました。
キノコを観察した「菌類図譜」の中に、
昨年、善福寺川緑地で撮影したキノコ(下の写真)の観察図がありました。
気になっていた名前が「キツネノタイマツ」とわかり、
偶然の出会いに不思議なひとときでした。