黒砂台鍼灸あん摩治療院

鍼灸院の日常日記

手ぬぐい購入についての注釈と一言

2010-07-27 16:53:13 | 院長のひとり言
手ぬぐいについてこちらの記事で結構えらそうに講釈を垂れ流してましたが
大事なことを忘れていました
生地の種類を買うときどう見分けるのか?ということ

店舗店頭で買うとき結構困ることが多かったですね
知らない店員さんのほうが多いんですよね
まあきちんと手ぬぐいを取り扱っている店であればいいのでしょうが着物のお店なんかでも結構知らなかったり

店頭ではPPの袋に入っているので手触りをとかで判断できないですよね
見た目と値段で総理はわかるのですがそれ以上になるとわからないです
結局ネット販売になってしまうんですが店によって表記がまちまちだったり

結局自分はメーカー縛りで購入しています
最近購入しているのは「梨園染」をブランドにしている戸田屋商店さんの商品です
日本橋にある浴衣地やのれん・手ぬぐいの製造加工卸問屋さんです
特徴は染めかたが注染であるということと生地が特岡であるということ
これはもともと浴衣地のメーカーさんならではという感じがします
(浴衣の生地は特岡がよく用いられるそうです)
日本舞踊などで用いられる踊り用の手ぬぐいも多く扱っています

ショップ内の商品検索欄に「梨園染」と入力して絞り込んでいます


続く以降では実際のネットショップや有名店についての一言などなどを


最近の手ぬぐいブームのせいでしょうか?
取り扱いはネットでも実店舗でも増えましたが商品知識がついていってないところも有るように思います

まずはネットショップについて
扱うところは多いのですが残念な店舗が多いです

自分のお気に入りの店舗を2つほど

「ほっと屋」
 ともかくキチンとした情報が表示されるので安心です
 材質(綿100%等)、生地(総理・特岡等)、染め(プリント、注染等)
 残念なのはメーカー毎のカテゴリーが無いこと
 あと戻るの操作がわずらわしいこと
 でも名入れや刺繍、縫製サービス等もあります
 今お願いしている縫製がイケルなら今後の購入はここになりそうです

「江戸のれん」
 メーカーカテゴリーがあるので戸田屋さんの絞込みも一発
 名入れサービスもあります
 
あともう一つネットショップではありませんがブームの立役者
「かまわぬ」
 いろんなところにお洒落な店舗を展開している手ぬぐい販売会社
 企画会社といってもいい気がします
 製造は委託ですが自社デザインは本当にかわいく洒脱で愉快です
 残念ながら生地が上文(上総理)なのですが岡とはほとんど差が無いような
 店舗の方はかわいらしく厳ついオッサンには敷居が高い
 そのマーケティングセンスには恐れ入ります

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ここから先は愚痴というか自分への戒めもこめて

本当は店舗で購入するほうが好きなんです
ネットでの買い物はもともとは少なかったのですが・・・
段々に増えていっています

こないだ百貨店で手ぬぐいを見ていたんですが、通りかかったお客さんが染めについて店員に質問をしていたのですが答えられていなかったですね
結構老舗の百貨店ですが・・・
最近、店舗での販売額が減少してきているそうですがむべなるかなという感じがいたします

プロがいないんですよね
扱っているものにきちんとプロとして情報を持っている人が

まあこれは販売の現場だけでなく自分の業界も同じです
キチンとした技術・知識・情報を持っていかないとなあと
残念な店員さんに出会うたびに自分への戒めにしています

逆にきちんとした店員さんのいるところは伸びている気がします
小売で元気のいいところは現場の人間にプロ意識があるような
たとえば最近の自分のお気に入り北野エース
食品のスーパーとして最近注目されている会社です
総じて店員さんの質が高いです
治療院の最寄り駅の稲毛駅にも店舗がありよく買い物をします
店員さんを選ばずに安心して質問ができるのでよい店舗です

また、プロの集まるところにもよい店舗が残っています
たとえば築地
プロがプロに向けた商品と情報を扱っている
そして素人にもきちんと教えてくれる店舗がまだまだ残っています

商売というものはサービスを売るということだと思うんですね
商品・価格・情報・雰囲気等々すべてをひっくるめたものがサービスだと思うんです
それをいかに高めていくのかが大事なんでは?
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そして自分の治療院もそうあらねばと思うんです
うまく言えないんですがそうありたいと足掻いています




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