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この間、ディズニーシーに行ってきたんですよ。その幸せタイムそのままに勢いで買った『エピックミッキー』をようやくクリアしたので感想を書いてみました。
このゲーム、主人公が『ミッキーマウス』である事はもちろんなのですが、物語のキーとなるキャラクター『オズワルド』を管理人は知りませんでした。調べてみたところ、なかなか衝撃のキャラクターである事がわかりました。
『オズワルド』は『ウォルト・ディズニー』の生み出した渾身のキャラクターだったというのです。しかし、当時、人気のキャラクターであった『オズワルド』は権利の関係で『ウォルト・ディズニー』の手から離れる事になったのでした。また、その際に『ディズニースタジオ』の有能なスタッフも多く失ったといいます。
そんな失意の中再び生み出した渾身のキャラクターが『ミッキーマウス』だったのです。
それなら何故、この『ディズニー作品』に『オズワルド』が登場したのでしょうか。それは、2006年の事でした。ディズニーの手がけた26作品(ディズニーの手を離れた『オズワルド』作品は除く)が、80年の時を経て『ディズニー』の手元に返還されたのだそうです。
そういった経緯がある為か、ゲーム中では『ミッキーマウス』に対して、強くライバル意識を持ったキャラクターとして登場します。
まるで兄弟のような生い立ちを持ちながらも、全く別の道を歩んだ2つのキャタクター。その2人の競演がかなった奇跡のソフトだったのです。
しかし、そういった経緯と実際のゲーム性は別もの。続けてゲームとしての完成度についてレビューを書いてみましょう。
実際に、プレイしてみた結果としては、操作性はほぼ『マリオギャラクシー』と思ってもらってよいと思います。『Wii』のジャンプアクションはあの操作法が鉄板なのでしょうかね。
また、『Wiiリモコン』のポインティング操作で『魔法の筆』を使用するアクション。これも『マリオギャラクシー』での『スターピース』を打ち込む操作と同じ操作で行う事ができます。
ゲームの性質上、この操作が本作の一番のゲーム性である事も見逃せない点の一つです。それから『マリオ』と違うのは二段ジャンプが出来るという所。ですので、既存の『Wii』ユーザーであれば、大体においてプレイするのに支障はないと思います。
しかし、注意していただきたいのは、『マリオ』のようなジャンプアクションゲームを想像してプレイすると、イメージが全然違う事に戸惑う事になると思います。実際、管理人は『マリオ』をプレイする様なイメージでプレイしてしまったことで、サクサク進まない印象を持ってしまい、若干イライラしてしまう点が何点かありました。
このゲームは『マリオ』の様にジャンプアクションを楽しむゲームではないですね。どちらかというと、その世界を救う為に来たヒーロー役であると、いう印象でしょうか。
多くのキャラクター達は悩みがあったり頼み事があったりと、そしてそれらの難題をどのように解決するかを「考える」のがこのゲームのキモだと思います。
しかしその解決方法に、正攻法で解決するか、お金で解決するか、など、場面場面でシナリオが分岐するというのも興味深い点です。さすがに「殺してでも奪い取る」というのは無いですが、あくどい方法で問題解決する事ができてしまうという所も、本作が洋ゲーらしい一つの仕掛けですね。でも良い方法でばかり問題を解決してしまいましたが。
また、受けたクエストも時間が過ぎてしまうと失敗になってしまったり、時間切れになってしまったり、完璧を目指したいユーザーにはなかなかしんどいゲームかも知れません。個人的には、このゲームは完璧を目指すではなく、あるがままなすがままに進めた結果が最後に残る。それを楽しめるかがこのゲームの鍵ではないかと思います。
攻略本や攻略サイトを見ながらプレイしたらもう少し感想は違うのかもしれません。
このゲームはカメラアングルが『マリオギャラクシー』や『モンハン』のように自由が利かないシチュエーションが、ちょくちょく出てきます。そこにイライラする事があるかもしれません。また、崖際で『ミッキー』の足下より低い点にペイントアクションを取ろうとすると、よく足下に引っかかる事があります。コレにもイラっとします。
そういった点や、最初は『マリオ』のようにステージクリア型のサクサクアクションをイメージしていた事もあってか、当初は面倒ゲームというイメージがありました。
しかし、プレイしてしばらく経つと、面白みに徐々に気付き始め、「まだこの世界を楽しみたい、浸っていたい」という欲求にかられるようになってきました。
そして感じたのが、このゲームは時間をかけてじっくりプレイすると面白い。という事でした。前述の通り序盤はジャンプアクションゲームを楽しむようにプレイしていたので、多くのクエストが面倒に感じてしまいましたが、後半に、クエストを次々に解決して行く楽しみがわかってくると、ロールプレイングゲームのクエストクリアの様なやり込み要素の面白さに気がつく事ができます。
なのでもう取得できない『バッジ』や『クエストクリア』には、目をつむるしか無いんですね。
こう書いていると『クエストクリア』がメインのゲームに見えますが、ジャンプアクションも後半に入ると難易度を増したり、敵キャラクターも手強くなってきたりと、アクション性も十分に高いです。
物語はディズニーさながらの王道です。冒険するフィールドも、『スペースマウンテン』『イッツ・ア・スモールワールド』『ホーンテッドマンション』などなど、どこかで見た事のあるダンジョンばかり。
キャラクターゲームはなかなか成功例を見いだす事が出来なかった管理人ですが、このゲームはそのジャンルにおいて秀作であったのではないかと感じました。
しかし、全体的に『ディズニー』の明るい華やかなイメージは無く、暗いダークなイメージのゲームでした。『ディズニーシー』の帰りに買うにはちょっとイメージが違ったかも知れませんね。
『ミッキーマウス』の可愛さはきちんと描かれていたので良かったです。
荒削りな点も多いのですが、実はあまりしらない『ミッキーマウス』の性格やかわいさ等で最後まで続ける事が出来ました。良作でした。
今日はこの辺で。
P.S.
せっかくの『ゼルダSS』の発売日に『ゼルダ』届かず。このざまですよ。
■ 鍵となるキャラクター『オズワルド』とは?
このゲーム、主人公が『ミッキーマウス』である事はもちろんなのですが、物語のキーとなるキャラクター『オズワルド』を管理人は知りませんでした。調べてみたところ、なかなか衝撃のキャラクターである事がわかりました。
『オズワルド』は『ウォルト・ディズニー』の生み出した渾身のキャラクターだったというのです。しかし、当時、人気のキャラクターであった『オズワルド』は権利の関係で『ウォルト・ディズニー』の手から離れる事になったのでした。また、その際に『ディズニースタジオ』の有能なスタッフも多く失ったといいます。
そんな失意の中再び生み出した渾身のキャラクターが『ミッキーマウス』だったのです。
それなら何故、この『ディズニー作品』に『オズワルド』が登場したのでしょうか。それは、2006年の事でした。ディズニーの手がけた26作品(ディズニーの手を離れた『オズワルド』作品は除く)が、80年の時を経て『ディズニー』の手元に返還されたのだそうです。
そういった経緯がある為か、ゲーム中では『ミッキーマウス』に対して、強くライバル意識を持ったキャラクターとして登場します。
まるで兄弟のような生い立ちを持ちながらも、全く別の道を歩んだ2つのキャタクター。その2人の競演がかなった奇跡のソフトだったのです。
しかし、そういった経緯と実際のゲーム性は別もの。続けてゲームとしての完成度についてレビューを書いてみましょう。
■ ジャンプゲームのあのゲームに似ている
実際に、プレイしてみた結果としては、操作性はほぼ『マリオギャラクシー』と思ってもらってよいと思います。『Wii』のジャンプアクションはあの操作法が鉄板なのでしょうかね。
また、『Wiiリモコン』のポインティング操作で『魔法の筆』を使用するアクション。これも『マリオギャラクシー』での『スターピース』を打ち込む操作と同じ操作で行う事ができます。
ゲームの性質上、この操作が本作の一番のゲーム性である事も見逃せない点の一つです。それから『マリオ』と違うのは二段ジャンプが出来るという所。ですので、既存の『Wii』ユーザーであれば、大体においてプレイするのに支障はないと思います。
しかし、注意していただきたいのは、『マリオ』のようなジャンプアクションゲームを想像してプレイすると、イメージが全然違う事に戸惑う事になると思います。実際、管理人は『マリオ』をプレイする様なイメージでプレイしてしまったことで、サクサク進まない印象を持ってしまい、若干イライラしてしまう点が何点かありました。
このゲームは『マリオ』の様にジャンプアクションを楽しむゲームではないですね。どちらかというと、その世界を救う為に来たヒーロー役であると、いう印象でしょうか。
多くのキャラクター達は悩みがあったり頼み事があったりと、そしてそれらの難題をどのように解決するかを「考える」のがこのゲームのキモだと思います。
しかしその解決方法に、正攻法で解決するか、お金で解決するか、など、場面場面でシナリオが分岐するというのも興味深い点です。さすがに「殺してでも奪い取る」というのは無いですが、あくどい方法で問題解決する事ができてしまうという所も、本作が洋ゲーらしい一つの仕掛けですね。でも良い方法でばかり問題を解決してしまいましたが。
また、受けたクエストも時間が過ぎてしまうと失敗になってしまったり、時間切れになってしまったり、完璧を目指したいユーザーにはなかなかしんどいゲームかも知れません。個人的には、このゲームは完璧を目指すではなく、あるがままなすがままに進めた結果が最後に残る。それを楽しめるかがこのゲームの鍵ではないかと思います。
攻略本や攻略サイトを見ながらプレイしたらもう少し感想は違うのかもしれません。
■ 面白さという観点で見ると
このゲームはカメラアングルが『マリオギャラクシー』や『モンハン』のように自由が利かないシチュエーションが、ちょくちょく出てきます。そこにイライラする事があるかもしれません。また、崖際で『ミッキー』の足下より低い点にペイントアクションを取ろうとすると、よく足下に引っかかる事があります。コレにもイラっとします。
そういった点や、最初は『マリオ』のようにステージクリア型のサクサクアクションをイメージしていた事もあってか、当初は面倒ゲームというイメージがありました。
しかし、プレイしてしばらく経つと、面白みに徐々に気付き始め、「まだこの世界を楽しみたい、浸っていたい」という欲求にかられるようになってきました。
そして感じたのが、このゲームは時間をかけてじっくりプレイすると面白い。という事でした。前述の通り序盤はジャンプアクションゲームを楽しむようにプレイしていたので、多くのクエストが面倒に感じてしまいましたが、後半に、クエストを次々に解決して行く楽しみがわかってくると、ロールプレイングゲームのクエストクリアの様なやり込み要素の面白さに気がつく事ができます。
なのでもう取得できない『バッジ』や『クエストクリア』には、目をつむるしか無いんですね。
こう書いていると『クエストクリア』がメインのゲームに見えますが、ジャンプアクションも後半に入ると難易度を増したり、敵キャラクターも手強くなってきたりと、アクション性も十分に高いです。
物語はディズニーさながらの王道です。冒険するフィールドも、『スペースマウンテン』『イッツ・ア・スモールワールド』『ホーンテッドマンション』などなど、どこかで見た事のあるダンジョンばかり。
キャラクターゲームはなかなか成功例を見いだす事が出来なかった管理人ですが、このゲームはそのジャンルにおいて秀作であったのではないかと感じました。
しかし、全体的に『ディズニー』の明るい華やかなイメージは無く、暗いダークなイメージのゲームでした。『ディズニーシー』の帰りに買うにはちょっとイメージが違ったかも知れませんね。
『ミッキーマウス』の可愛さはきちんと描かれていたので良かったです。
荒削りな点も多いのですが、実はあまりしらない『ミッキーマウス』の性格やかわいさ等で最後まで続ける事が出来ました。良作でした。
今日はこの辺で。
P.S.
せっかくの『ゼルダSS』の発売日に『ゼルダ』届かず。このざまですよ。
キャラクター関係過去ログ
●北斗無双【PS3/XBOX360】 その2
●ドラゴンボール改 サイヤ人来襲【DS】 そのニ その三 その四 その五 その六 その七
●ドラゴンボールDS体験版【DS】
●ドラゴンボールDS【DS】
●DRAGONBALLZ3 その1 その2
●DRAGONBALLZ Sparking!【PS2】 その2
●DRAGONBALLZ Sparking! 体験版【PS2】
●アイテムの使い道【管理人日記】
⇒『超サイヤ伝説』の話があった。
●サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン【DS】 その2
●ファミコンジャンプ�最強の7人【FC】
●DETHE NOTE【DS】
●ジャンプスーパースターズ【DS】その1 その2
●ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド【PS2】
●バトルスタジアムD.O.N【PS2/GC】
●キン肉マン マッスルグランプリMAX【PS2】
●キャプテン翼【FC】
●ヒカルの碁2【GBA】
●北斗無双【PS3/XBOX360】 その2
●ドラゴンボール改 サイヤ人来襲【DS】 そのニ その三 その四 その五 その六 その七
●ドラゴンボールDS体験版【DS】
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●DRAGONBALLZ3 その1 その2
●DRAGONBALLZ Sparking!【PS2】 その2
●DRAGONBALLZ Sparking! 体験版【PS2】
●アイテムの使い道【管理人日記】
⇒『超サイヤ伝説』の話があった。
●サンデー×マガジン 熱闘!ドリームナイン【DS】 その2
●ファミコンジャンプ�最強の7人【FC】
●DETHE NOTE【DS】
●ジャンプスーパースターズ【DS】その1 その2
●ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド【PS2】
●バトルスタジアムD.O.N【PS2/GC】
●キン肉マン マッスルグランプリMAX【PS2】
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