珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

25周年記念ドラゴンクエスト1・2・3【Wii】

2011-09-21 21:47:27 | Wii
今年で25周年を迎えた『ドラゴンクエスト』!『ドラクエ』好きということも伴って、今回は『ドラゴンクエスト1・2・3』を取り上げてみようと思います。

■ ドラゴンクエスト25周年

 『ドラゴンクエスト』ももう発売してから25年も経つんだなぁと、さすがに感慨深いものがありますね。ということで、今回は『ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエスト1・2・3』を例に漏れず購入しました!

 購入時に先着特典とかあるのかと思い、店員に「ちいさなメダル」が付いているやつありますか?と聞いたら、どうやら解らなかったらしく、別の店員さんに「小さなメダルみたいなのが付いてるらしいんですが・・・」とか聞いていてイラっとしました。『ちいさなメダル』も知らんのかい!!とジェーンばりにツッコミたかったです。
 
 そんなこんなで無事購入にこぎつけたわけですが。
 そもそも本ソフト購入に当たっては、『新作成のオープニングムービー』を見る事と、『復刻版ファミコン神拳』『実物大ちいさなメダル』『ドラゴンクエスト10の映像』を入手したくて買ったというところがあります。本編は・・・まぁクリアまで長いし・・・プレイはいいか。

 という事で早速『ファミコン神拳』を読んだのですが・・・懐かしすぎる。『RPG』とはなんぞや、という解説から始まっているこの本をみると、『ドラゴンクエスト』発売時は、本当に『RPG』というジャンルって存在しなかったんだなぁーという事をしみじみ感じます。
 
 今やゲーム業界に無くてはならない『RPG』ですが、やはり『ドラゴンクエスト』がパイオニアだったのですね。また、当時はこの本を読む事で『ウィザードリィ』を知ったという事もありました。『ドラゴンクエスト』はやはり偉大だったのだな。と25年目にして改めて感じました。


■ ドラゴンクエストを再プレイ

 やはり『ドラゴンクエスト』のメインテーマソング、『序曲のテーマ』はロト三部作とそれ以降のものではイントロが違うという事を感じました。
 個人的には最初のロト三部作で使用されている『ロトのテーマ(?)』の方が好きかも。というか、このオープニンングソングを聴いていると、心底『ドラクエ』がやりたくなりますねぇ。不思議です.ほんと。

 という事もあり、連休を利用して『(初代ファミコン版)ドラゴンクエスト』をプレイしてみよう!と思い立ってしまったのでした。なんというか本当、勢いのみです。
 プレイを開始するとなんとも心地よいファミコン音源でのオープニングテーマが。懐かしさのあまり涙までとはいきませんでしたが、感動もひとしおでした。

 プレイを開始すると、みんなカメラ側を見たキャラクター。懐かしい。懐かしすぎるぜ。
 そして『はなす』を選択した場合の『きた』『にし』『ひがし』『みなみ』表記。懐かしい。懐古厨状態。

 ちょっとだけ雰囲気を味わおうと思っていたのですが・・・気がついてみれば『アレフガルド』を救うぞ!と言う気分になってしまったのは言うまでもありません。

 自分は『(初代)ドラゴンクエスト』においては、最初は『たけざお』『りゅうのうろこ』のみを購入し、『どうのつるぎ』を買うまでほかはガマン!というプレイスタイルが自分の中にありました。それが今回はあだになってしまい、『スライム』『スライムベス』『ドラキー』によって2度も苦渋を舐めさせられました。うう・・・くやしい。

 無事『どうのつるぎ』を購入し冒険も順調に進みます。しかしプレイしていて思ったのですが、この『初代ドラクエ』って、本当に物語が無いんですね。いや知ってたけども。なんというか、プレイしていた感じた感想は・・・

 モンハンみたい・・・。(モンハン脳)

という感想でした。なんというか、1戦1戦が終盤まで命がけなんですね。一つ間違えると殺される。というヒヤヒヤした感覚。コレが実は『初代ドラゴンクエスト』の持つ楽しさ、中毒性の一つなのではないかと思いました。



 プレイしていると感じるのですが、フィールドの『橋』を越えると1ランク高いモンスター達が襲ってくる、という仕組みになっています、その1ランク上のモンスターと対峙すると、割と毎回命がけの戦いになります。

 如何にダメージを受けないようにするか・・・という本気の勝負。

 1対1のターン制で基本的にはこちらが先制攻撃できる。というルールの中、『ラリホー』で眠らせるか『マホトーン』であいての『じゅもん』を封じ込めるか、それとも呪文を使わずに『こうげき』を優先するか・・・戦いの終盤では「もう一撃を叩き込むか」「ベホイミで体力を回復して余裕をもって戦うか」など、シンプルなルールの中にも、まるで対戦型カードゲームをするかのような選択肢が求められます。
 もちろんこちらの『じゅもん』が効かない事も多々あったり、こちらの攻撃が回避されたりと、いきなりピンチ状態になるという事もあります。恐らく『にげる』というコマンドもシリーズの中では他に群を抜いて重要なコマンドなのではないでしょうか。

 この後に発売される『ドラゴンクエスト』シリーズとは若干読み合いに違いがあるように思えました。それだけに、単調なはずの毎回の戦闘にも自然と熱が入ります。25年前のゲームでありながら、非常にゲームバランスの取れた名作であった事が感じられました。今やっても、面白い。と思わせてくれたのですから。
 
 そういった戦いのアクティブさ加減や、敵との戦闘ががかなりガチンコであること(全滅時のペナルティがゴールド半減と易しめですが・・・)が、『モンスターハンター』の討伐クエストにすごく似通って感じたのです(モンハン脳)。



 『りゅうおう』を倒せるレベルになってもまだ、その地に潜む『しりょうのきし』『ダースドラゴン』などには殺される危機があるのですから...シビアであり、かつ、バランスの取れたゲームであった事が、25年経った今、再認識する事が出来ました。

 面白かった・・・。あ、後追い報告ですがクリアには3日使いました。のんびりやりましたから・・・。




■ 25年の間、ワクワクを提供し続けてくれている事

 今回『ドラゴンクエスト』をプレイしていて思ったのは、25年前の自分も、この同じ冒険にドキドキワクワクし、胸を躍らせていたんだな。という事を強く感じたことでした。
 そしてまだ見ぬ『ゆうしゃロト』や、ほかのゲームでは味わう事の出来なかった『世界を救う勇者になる』という体験をも初体験させてくれたゲームでした。クリア後に街中の人の感想を聞くのも嬉しい出来事の一つでしたし。
 
 25年たった今でも、『ドラクエ』の最新情報には一喜一憂する日々を続けています。

 それだけでも大きな出来事だと思うんです。25年という長きにわたって、ゲーマーの注目を受け続ける本シリーズ。すごい事です。
 節目となった今。自分は『ドラゴンクエスト』というゲームを楽しむ事が出来た事を本当に嬉しく思います。『ドラゴンクエスト』の伝説をリアルタイムに触れる事が出来たこの出来事にありがとうございます。という事として、『ドラゴンクエスト25周年』へのお祝いの言葉とさせていただきます。

 25周年おめでとうございます!

 今日はこの辺で。


P.S.
『ローラ姫』って『ポートピア』に出てくるキャラに似てるよね??





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