ようやく『ゼノブレイド』クリアしましたよ!!
いやー長かった。
というわけで本日の2010は!
『ゼノブレイド』クリア後感想でお送りいたします。
~~~~~
新規の大作RPGをやるのは、かなり久しぶりで、『バテンカイトス』以来じゃないだろうか。
まぁその間ちょこちょことRPGはやってはいますが、きちんとクリアまで
こぎ着けたのも久々ではないかと。
クリア後の第一声としては。
「あーおもしろかった」
だろうなぁ・・・。多分。
不思議なハマり方をしたんですよね。このゲーム。
どこがどのように面白いのかを説明するのが難しい。
ストーリーは、王道。まさに王道。主人公も否の打ち所がないくらいに優等生だし。
システムも悪くはない。
お使いクエストもいっぱいあって、基本的には飽きることないし。
もう、ずーっとやり続けたくなっちゃう。っていう中毒性は無いような気がするけど
気付けば99:59というプレイ時間カンスト状態だし。
『珈琲おいしい』の管理人の定義するRPG論からすると、プレイヤー参加型じゃない
いわゆるJRPGの類いになるけど、嫌味はない。むしろプレイして悪く無かったと思える。
けど、『バテンカイトス』のように神がかりなゲームかって言われると
そこまでじゃあない。
多分、これは主人公『シュルク』のもつキャラクター性が、このゲームの魅力の
一つになってるんじゃないだろうか。
とにかく、『シュルク』は底抜けにいいヤツである。
いいヤツすぎると、一見軟弱な印象もあるが・・・
こう!と決めたら絶体に譲らない強い意思もあわせ持つ。
なんというか。すてきなのである。
その『シュルク』が物語を引っ張って行く形になっているところが、魅力なのかも。
管理人の好きな漫画に『ドラゴンボール』がある。
この漫画は、激しいバトルや、光線技などの技術的なところに評価が集まりがちだが
なによりも主人公『孫悟空』の性格がとっても魅力的なのだ。
実際、息子の『孫悟飯』が主人公の時は、あれはあれで『Drスランプ』風味で
おもしろかったが、『孫悟空』が生きている時ほどの吸引力は無かったし。
といったか具合に、普通な感じなのに『シュルク』は魅力的であった。
『ヴァン』とは大違いである。
王道だけに、大きなブレの無いストーリーは、プレイしていて気持ちよくもあった。
なんか黙々とプレイし続ける魅力があった。
一度プレイを中断すると、再開までに時間のかかる管理人であるが、
なんとか諦めずにプレイし続けることができたし。
~~~~~
お使いクエストの数の多さもこのゲームの魅力の一つだったのではないだろうか。
管理人は全部のクエストを制覇する事は出来なかったが、それでものめり混んで
クエストを潰して行ったほうではないだろうか。
このゲームは、敵との戦闘以外にクエストのクリアでも経験値が入る。
そのため、敵との戦闘をちまちま行うよりも、クエストをクリアする事でも
経験値ががつーんと入るので、そっちに夢中になっちゃったりした。
また、クエストをクリアする事で、クエストに関連した村人達の人間関係が
相関図として表示される。やりこみ要素の一つであるが、単にお使いをするよりは
満足感の高い効果となっている。
まぁこれを埋めることにあまり魅力を感じてはいなかったけども・・・
フィールドの広さもこのゲームの魅力かも。
最初は度肝を抜かれた広さで、マップを埋めることに夢中になっていた。
が、後半になってくると、「また新マップか・・・埋めるのめんどい」になることも
しばしば。ゲームの中断には丁度いい理由になるんだけども。
別に埋めなくてはいけない理由もないので、プレイするにさほど影響はない。
どちらかというと、遥か遠くに見えていた大地が歩き続けることで辿り着ける。
という事に感動はあった。
基本的に見えている大地にはどこにでも行くことができる。あたらしいねぇ。
~~~~~
ちょっとした不満な点。
どの部位においても及第点が取れている感じのしたゲームだったが
やっぱりここが弱い。という部分。
画像の完成度が、ここ最近のHD画質に見なれているとどうしても弱く感じる。
特にキャラの指が・・・
とはいえ、全編に渡って、クオリティが同じなので、可も無く不可もなくといった所か。
気にしなければ気にならないレベルではあるのだけども。
また、レベルによる戦闘力補正がガッツリかかっているので、レベルが上がった
喜びがつかみにくい。
基本的にはストーリーに沿って進めていれば難なく進めることができちゃう。
あと、アイテムやジェム(というスキルアップアイテム)などを持ちまくると
アイテムボックスが一杯になってしまう所がつらい。
特にフィールドを歩いたりして集めるコレクション的なアイテムがあるんだけど
必要の可否が分からず、売っていいのか持ってたほうがいいのか。すごく分からない。
これはちょっとした不親切的な印象だったかな。
あと、装備しているジェムをつけたまま装備を外すと、同名のアイテムの中に
まぎれちゃったりして、その防具を再度装備しないとジェムが付いているのか
ついていないのか。分かりにくい。
そのジェムも様々な効果を持っているのに、その効果がどの程度発揮されているのかが
全般的に分かりにくい。(HPアップのように分かりやすいのもあるが・・・)
ここは『モンスターハンター』のように、意義を感じる効果を準備して欲しかった。
と、まぁシステム的なほんの些細な事ばかりで、ゲームとしてのおおよそには
影響のないポイントぐらいだ。
それだけに、しっかりした作り込みを感じるわ。
~~~~~
『ゼノ・・・』と冠のつくシリーズをプレイするのは初めてだったけど、
意外と満足することのできた一品。
やり始めると何気に時間を掛けてしまうゲームだった。
食わず嫌いってのは、こういう事をいうんだなぁー。とも感じ取れた。
ちゃんと最後までプレイできた事への喜びと、ストーリー、主人公の魅力。
「名作だった!」とは言い切れないけども、想像よりも夢中になるゲーム性。
全部はクリア出来なそうなほどのクエストとマップ埋め。
管理人としては良作と言わざるをえない。というか良作。秀作。
惜しむらくはあと一息。
スパイスを加えて、「ネ申ゲーだった!」と言わせて欲しかった・・・
という、管理人のわがままな欲求ぐらいだろうか。
おもしろかった。
今日はこの辺で。
P.S.
あ、あと戦闘のパターンのバリエーションをキャラ別に増やして欲しかったなぁー
ちゃんとやったゲームだけに注文が多くでてしまう・・・
ほんとわがまま。
≪関連ページ≫
●ゼノブレイド(公式Webサイト)
≪当ブログ過去ログ≫
●ゼノブレイド【Wii】
●バテン・カイトス2 始まりの翼と神々の嗣子 その1 その2 その3 その4 その5
●バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海 その1 その2 その3 その4
いやー長かった。
というわけで本日の2010は!
『ゼノブレイド』クリア後感想でお送りいたします。
~~~~~
新規の大作RPGをやるのは、かなり久しぶりで、『バテンカイトス』以来じゃないだろうか。
まぁその間ちょこちょことRPGはやってはいますが、きちんとクリアまで
こぎ着けたのも久々ではないかと。
クリア後の第一声としては。
「あーおもしろかった」
だろうなぁ・・・。多分。
不思議なハマり方をしたんですよね。このゲーム。
どこがどのように面白いのかを説明するのが難しい。
ストーリーは、王道。まさに王道。主人公も否の打ち所がないくらいに優等生だし。
システムも悪くはない。
お使いクエストもいっぱいあって、基本的には飽きることないし。
もう、ずーっとやり続けたくなっちゃう。っていう中毒性は無いような気がするけど
気付けば99:59というプレイ時間カンスト状態だし。
『珈琲おいしい』の管理人の定義するRPG論からすると、プレイヤー参加型じゃない
いわゆるJRPGの類いになるけど、嫌味はない。むしろプレイして悪く無かったと思える。
けど、『バテンカイトス』のように神がかりなゲームかって言われると
そこまでじゃあない。
多分、これは主人公『シュルク』のもつキャラクター性が、このゲームの魅力の
一つになってるんじゃないだろうか。
とにかく、『シュルク』は底抜けにいいヤツである。
いいヤツすぎると、一見軟弱な印象もあるが・・・
こう!と決めたら絶体に譲らない強い意思もあわせ持つ。
なんというか。すてきなのである。
その『シュルク』が物語を引っ張って行く形になっているところが、魅力なのかも。
管理人の好きな漫画に『ドラゴンボール』がある。
この漫画は、激しいバトルや、光線技などの技術的なところに評価が集まりがちだが
なによりも主人公『孫悟空』の性格がとっても魅力的なのだ。
実際、息子の『孫悟飯』が主人公の時は、あれはあれで『Drスランプ』風味で
おもしろかったが、『孫悟空』が生きている時ほどの吸引力は無かったし。
といったか具合に、普通な感じなのに『シュルク』は魅力的であった。
『ヴァン』とは大違いである。
王道だけに、大きなブレの無いストーリーは、プレイしていて気持ちよくもあった。
なんか黙々とプレイし続ける魅力があった。
一度プレイを中断すると、再開までに時間のかかる管理人であるが、
なんとか諦めずにプレイし続けることができたし。
~~~~~
お使いクエストの数の多さもこのゲームの魅力の一つだったのではないだろうか。
管理人は全部のクエストを制覇する事は出来なかったが、それでものめり混んで
クエストを潰して行ったほうではないだろうか。
このゲームは、敵との戦闘以外にクエストのクリアでも経験値が入る。
そのため、敵との戦闘をちまちま行うよりも、クエストをクリアする事でも
経験値ががつーんと入るので、そっちに夢中になっちゃったりした。
また、クエストをクリアする事で、クエストに関連した村人達の人間関係が
相関図として表示される。やりこみ要素の一つであるが、単にお使いをするよりは
満足感の高い効果となっている。
まぁこれを埋めることにあまり魅力を感じてはいなかったけども・・・
フィールドの広さもこのゲームの魅力かも。
最初は度肝を抜かれた広さで、マップを埋めることに夢中になっていた。
が、後半になってくると、「また新マップか・・・埋めるのめんどい」になることも
しばしば。ゲームの中断には丁度いい理由になるんだけども。
別に埋めなくてはいけない理由もないので、プレイするにさほど影響はない。
どちらかというと、遥か遠くに見えていた大地が歩き続けることで辿り着ける。
という事に感動はあった。
基本的に見えている大地にはどこにでも行くことができる。あたらしいねぇ。
~~~~~
ちょっとした不満な点。
どの部位においても及第点が取れている感じのしたゲームだったが
やっぱりここが弱い。という部分。
画像の完成度が、ここ最近のHD画質に見なれているとどうしても弱く感じる。
特にキャラの指が・・・
とはいえ、全編に渡って、クオリティが同じなので、可も無く不可もなくといった所か。
気にしなければ気にならないレベルではあるのだけども。
また、レベルによる戦闘力補正がガッツリかかっているので、レベルが上がった
喜びがつかみにくい。
基本的にはストーリーに沿って進めていれば難なく進めることができちゃう。
あと、アイテムやジェム(というスキルアップアイテム)などを持ちまくると
アイテムボックスが一杯になってしまう所がつらい。
特にフィールドを歩いたりして集めるコレクション的なアイテムがあるんだけど
必要の可否が分からず、売っていいのか持ってたほうがいいのか。すごく分からない。
これはちょっとした不親切的な印象だったかな。
あと、装備しているジェムをつけたまま装備を外すと、同名のアイテムの中に
まぎれちゃったりして、その防具を再度装備しないとジェムが付いているのか
ついていないのか。分かりにくい。
そのジェムも様々な効果を持っているのに、その効果がどの程度発揮されているのかが
全般的に分かりにくい。(HPアップのように分かりやすいのもあるが・・・)
ここは『モンスターハンター』のように、意義を感じる効果を準備して欲しかった。
と、まぁシステム的なほんの些細な事ばかりで、ゲームとしてのおおよそには
影響のないポイントぐらいだ。
それだけに、しっかりした作り込みを感じるわ。
~~~~~
『ゼノ・・・』と冠のつくシリーズをプレイするのは初めてだったけど、
意外と満足することのできた一品。
やり始めると何気に時間を掛けてしまうゲームだった。
食わず嫌いってのは、こういう事をいうんだなぁー。とも感じ取れた。
ちゃんと最後までプレイできた事への喜びと、ストーリー、主人公の魅力。
「名作だった!」とは言い切れないけども、想像よりも夢中になるゲーム性。
全部はクリア出来なそうなほどのクエストとマップ埋め。
管理人としては良作と言わざるをえない。というか良作。秀作。
惜しむらくはあと一息。
スパイスを加えて、「ネ申ゲーだった!」と言わせて欲しかった・・・
という、管理人のわがままな欲求ぐらいだろうか。
おもしろかった。
今日はこの辺で。
P.S.
あ、あと戦闘のパターンのバリエーションをキャラ別に増やして欲しかったなぁー
ちゃんとやったゲームだけに注文が多くでてしまう・・・
ほんとわがまま。
≪関連ページ≫
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