珈琲おいしい

日々の日記の予定だったけど最近ゲームコラム風。いまとなってはレゲーレビューブログかな。

ドラゴンクエスト10目覚めし五つの種族【Wii】

2011-09-07 22:57:01 | Wii
先々日発表されたばかりの『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』ですが、まだ内容が全然発表されていないので妄想が膨らみます。楽しみなところと不安要素等をふまえながら、発表会後の感想を書いてみました。

◆ シリーズ初のオンライン

 さて、オンラインゲームという事で、『ドラゴンクエスト』シリーズが持っていたゲーム性は無くなってしまったと言っても良いのではないでしょうか。私自身はオンラインゲームというと、それらしいゲームは『モンスターハンター3』『ディアブロ2』ぐらいしかキチンとやれてないので、実のところはオンラインRPGは経験が浅いとして感じております。なのでやや不安が募りますが・・・個人的には『どうぶつの森』のようにフレンドでのオンラインが好ましい。だれでもかれでもって言うものになると、ややこしい人間関係や、時間を費やした人がやっぱり強い等の悲しい現実と戦わなければいけないのがちょっと。

 シナリオもどうなんでしょう。複数人同時に一つの世界に入れるとすれば、物語の進捗具合等は『ディアブロ2』のように部屋を作った人が優先になるのか、それともクエスト報酬方式になるのか・・・その辺も今後の情報待ちと言ったところになりますが・・・
公式発表では1人でも100%遊べると言っているので、シナリオ追いかけるパターンなのかな。どちらにしろ楽しみです。

 しかし、オンラインゲームの場合。終わりが無い事で有名。個人的には『ドラゴンクエスト9』も最後まで配信シナリオが追えませんでした。どうもラスボスを撃破しちゃうと、楽しみ感が減ってしまう。もちろん『モンスターハンター』などはまだまだ絶好調なのでやれるゲームも数少なくなるが、面白ければやれる。という所だろうか・・・。

 『モンスターハンター』はアクション性がとても良いので、腕の上達に向けていまだにやっているけども、『ドラゴンクエスト』の場合。そういった腕の上達的な楽しみ方が出来ないので、果たして途中で飽きないか・・・いやきっと飽きはきてしまうんだろうな・・・そしてオンライン課金が切れたタイミングで終了・・・という感じになるのかな?まぁ『ドラゴンクエスト』はやり切りタイプのゲームだから問題ないっちゃ問題ないんだけれども。


◆ 選べる種族が5種類?

 公式で選べる種族が5種となっていて、『エルフ』『オーガ』『ドワーフ』『プクリポ』『ウェディ』となっていて、『人間』が選べない様な幹事になっているんだけどもどうなんだろう。自分的には『ドラクエ』は人間でプレイしたいし、過去の例からすると本名をつけてプレイしている。今回に限ってはハンドルネームを取らないと駄目だろうなぁ・・・『kuroo』が取れれば良いんだけども・・・。

 それから戦闘画面だけども、デモプレイをみた限りだと、『9』の様なコマンド式での戦闘みたいだけども、カメラワークがプレイヤーの背面からというシステムなので、効果的な演出が分かりづらい。『ふしぎなおどり』とかは背中を見ながら、という感じになるのかな。ここは臨場感あふれるようにアングル効果をつけてくれるようにして欲しい。どうせコマンド方式なので。

 それからプレイするにはオンラインが必須との事ですが、オンラインは課金が基本、ゲーム内のアイテムや、月額利用料が非常に心配だ。安ければ安いほど良いんだけども。ちなみに『モンハン3』の時は月額800円×2台でやっていたので月額課金は1600円かかってました。まぁそれでも1000時間は余裕でしたけども(笑)


◆ 堀井雄二の手腕に期待

 『ドラゴンクエスト』のナンバリングとして『10』となった本作。『ドラゴンクエスト』初のオンラインゲームとなりましたが、新しい展開になってきましたね。コレまでのMMOの経験則であまり考えない方がいいのかな。と感じています。

 というのも『堀井雄二』さんが、日本にRPGを広めたパイオニアであるからです。ですから、そのRPGのパイオニアが作ったオンラインゲーム。コレまでのオンラインRPG(MMO)とは一線を画した作りになるのではないでしょうか。

 最初のドラゴンクエストが『どうぐ』で『かぎ』を使って最初の部屋をでるという知らぬ間に身に付くチュートリアル的な作りや、武器や防具を買ったら「ちゃんとそうびしないとなんのいみもないぞ」などの、説明的でありながらも、制作者が関わってきたという印象ではなく、あくまでその世界で自分でその場で獲得した見えない経験値というものが貯まっていきます。その発見や発掘が楽しい。そんじょそこらのJRPGでは出せないプレイヤーと制作者との粋な距離を保ったゲームデザインができるのが、堀井雄二なのだ。

 今作のキーとなるのが『オンライン』ということと、『1人でも100%楽しめる』という事。
 『堀井雄二』氏は、つねづね『オンラインゲーム』へのあこがれを述べてきていました。『ウィザードリィ』を楽しんでRPGの楽しさを知った人でもある。コレまでに世に出ている当たり前の『オンラインゲーム』とはちょっと違ったアプローチをしてくれるのではないでしょうか。

 批判や拒否反応もネット上では多く見受けられますが・・・個人的には、『ドラゴンクエスト』ではなく、『堀井雄二』が提供するあらたな『オンラインゲーム』である認識で、自分は楽しみにしつつ発売を待とうかと思います。

 非常にわくわくです。

 今日はこの辺で。

関連ページ
 ●ドラゴンクエスト10(公式Webサイト)



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2 コメント

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Unknown ()
2011-09-08 06:45:15
ドラゴンクエストと聞いて←

>『堀井雄二』が提供するあらたな『オンラインゲーム』
↑のフレーズが良いね!
チュートリアル的なところもそうですが、
ライターだけあって文章の読みやすいところも好きです。

ドラクエ9が1130時間くらいで放置しているので、
10の発売までに各種コンプリートしておきたいな。
後1500~2000時間くらいはかかりそうですが(逝)
返信する
Unknown (kuroo0)
2011-09-08 22:44:53
そうですよね、堀井雄二のあのプレイヤーとの絶妙な距離の取り方が、ドラクエの魅力の一つだと思ってます。

というか1130時間はすごいですね・・・なかなかドラゴンクエストでそこまでは出来ませんでした。自分はたったの200時間程度・・・しかし、オンライン版はいったいどのくらい時間をかけてしまうのか・・・正直末恐ろしいものがありますね(笑)
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