何年も前の話ですが、子供たちが小学生のころ、柿を食べては、裏庭に種をポイッ。
びわを食べては種をポイッ。柿もびわも芽が出て、木になりました。
狭い裏庭なので、時期をみて、鉢に植え替えました。
小学校のセンダンの種をポイッとしたのは、誰でしょう。
センダンは小学校や公園に植えられてある落葉高木です。成長がはやく2年くらいで、
2階の屋根より高くなりました。木の形や葉も美しく、古家には似合わない樹でした。
でも、夏は涼しげで、気にいっていました。ところが、ある日、コンクリートの地面が割れ
浮き上がっていたのです。裏庭をこえて根がはっていたのです。掘ってみると、直径15cmくらいはある
根がしっかりはっていて、掘り起こせるものではありません。
このままでは、家が持ち上がる、水道管が破裂するかもしれないという恐怖におそわれました。
とりあえず、上から数回に分けて、樹を伐採しました。生木をのこぎりで切るのは大変な仕事でした。
それから様子を見ていたのですが、生命力が強く、切っても切っても、新芽が出てきました。
とうとう手に負えなくなって、造園会社に根を取り除いてもらいました。
高くつきました。勉強代です。。写真は散歩していて見つけた道端のセンダンです。
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