鐵屋+Cafe ~島々ノ文化ノ風ガフク~ 現代アート 鉄彫刻家

鉄彫刻家の創作な日々と鐵屋+Cafeの島風な日々。『紅い鉄』『土へ還る鉄』を暮らしへと♪島文化薫るカフェとアートな鉄。

涙脆くなった今日も。

2018年05月24日 18時32分59秒 | 日記
1年前のブログ記事
https://blog.goo.ne.jp/kuroganeyacafe/e/e8961c99270c373faed5f03fd9d7457f/?st=1
以下。

今日は父と酒を交わす日。

そんな日に息子が工場にやって来た。
その儀式的なことは、
一切、知らせず、触れず、語らず。
妻も母も、姉も知らないこと。

変わらないまま変わって行く。
無責任のようで、
無責任でなく、
とても真の強さを感じる言葉です。
そんなことを肴に、
宮沢和史氏の
言葉を思い出す。
戦争を知らない、
体験していない者が増えて行くなんて、
現実から逃げてるだけ、
今も尚、基地はあるし、
地を掘れば人骨、不発弾が出てくる。
まだ戦争なんて終わっていない。
真の平和は、
基地がなくなること。

決して、この現状で、
基地が必要ないとは、
僕も思っていない。
遠い未来、いつか、
核や基地がこの地球から無くなればいい。
いつか。
もしも、それが幻であろうと、
僕は、そう願う人でありたい。

きのこ雲を見た父、
戦闘機が橋桁まで追いかけてきたと
僕に語っていた父との
今日のお酒は、
脆くなった涙腺で
ボヤけて見えない息子を前にして、
何とも苦くも甘い薫りでした。
息子とお酒を交わすのは、
肉体あってにしたいものだ。

それにしても、
親父の死は、
きつかったな。
早かったな。


そして、
2018年の今日。

気づけば、今日も。
涙脆くなったものだ。
一年前は、宮沢和史さんの言葉。
今日は、
息子はここには来なかったけど、
息子のリスペクトしてる
RADWIMPSの野田洋次郎さんの言葉。
息子、いい所を目指してる。
なんか、安心。
亡き父も、孫の顔を知らぬが、
向こうで微笑んでるんだろうな。
ありがとう。