diatxt. #14

2005-02-25 12:19:00 | books
「diatxt.」no.14を読む。
特集は日本の女子カルチャー。
寄贈モノを頂いてしまったのだけれど、
読んでいるうちにムムムとうなってしまった。
「Olive」休刊後、オリーブ少女たちはどうなってしまったか?
私はオリーブ少女ではないと思っていたけど、
いつまでもオリーブを読みつづけるという点ではそうなのかもしれないな。
今もあったらきっと読んでると思うし。
おおまかなカテゴライズではそう。
「ku:nel」がその代わりとは思わないけど、どうでしょう、オリーブ好きだった人は
読んでるよね、やはり。
うーん、私もかなり影響を受けたりしてるけど、このままだとなんか違うみたいな
想いが芽生え始めてたりしてて。
それが何だかよくわからなかったんだけど、女性としての将来のヴィジョンがみえないってことかー。
なるほど。
そうそう以前「ku:nel」での出産記をみて、これは違うだろ!と思ったことも書かれていて。
女性性をあえて避けていたのに急に見せられて戸惑ったんだ、きっと。
「ku:nel」の世界は優しくて暖かくて可愛くて不変なんだけど、
そういうのって性的にアグレッシブではないよね。
”こういう生活は年取ってからもできるでしょう”っていうのも確かに。
「ku:nel」を読んでたら素敵なおばあちゃんにはなれそうだけど、
イイ女にはならなそうだもん。
多分こういう世界を愛している人はギャルの考え方とは相容れないだろうな。
でもね、純粋に女性性を駆使して男性にモテたいってのは悪くないと最近思い始めた。
以前はね、それってどうよとか思ってたけど。
生き物としての生き方としてそれが一番本能に忠実だし、
女性性に素直な生き方とも思えるわけで。
自分の美意識やセンスに重きを置くということとか
勿論大事なんだけど、それってやっぱり自分しかなくって、
それに寄りかかってる感じが、なんだろう、勿体無いって思う。
それと完全なコミュニケーション不足(それは私だけかな)。
もっと話さないと。
自分が女性として生きるってことをもっと考えなきゃ。
って思ってたところにいい特集でした。
参考資料も面白かった。(といっても、オリーブ好きな人たちは既読ばかりかも)
あ、まだ鴨居洋子さんの本は未読だった!
これは早々に読まなくては。
下着を買うのはそれからにしよう。

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