世界的な新型コロナの大流行。
一日も早い終息を願うものですが・・・
後期高齢者直前の爺は出かけるところもキャンセルとなり、
(小人閑居して不善を為す)の毎日です。(笑)
さて、数年前から、
(願海庵)で、ご同行と『無量寿経』を読誦しています。
若い頃から、何度がチャレンジしてきたのですがいつも三日坊主で落ちこぼれ。
爺になり、時間もたくさんありますので、
「昭和法要式」ではなく「双卷経」の上下巻を読誦しております。
テキストは、藤枝宏壽師のCD。
上巻が、1時間程
下巻が、56分程
になりますが、
声を出しますと身体が火照り健康にもよろしいようです。
『仏説無量寿経』。
法蔵菩薩の最も大切な行は「諸仏供養」でありましょう。
手元にある広辞苑には、
「供養」・・・三宝(仏・法・僧)または死者に供物を捧げる
とありますが、
供物を捧げることを通して、
*諸仏のところに行って聴聞すること。
*諸仏のもとで教えをいただくこと。
*諸仏から、無限の智慧をいただくこと。
だと思います。
昨今の日本。
経済優先で、金儲けの途をまっしぐらのように思います。
この機会に少し立ち止まって、仏典を開いてみてはどうでしょかねー。
本日のTBSラジオ。
「久米宏ラジオなんです」。
ゲストは、ジャーナリストのマヤ・ムーアさん。
双葉町に、素晴らしいバラ園があったそうです。
ご存知でしたか?
岡田勝秀さんが、丹精をこめて大きなバラ園を作られていた由。
ボクは知らなかったのですが、
福島第一原発事故で、壊滅しました。
今回、マヤ・ムーアさんのフォト・エッセイ集が刊行されました。
事故前のバラ園。
事故後のバラ園。
本書は、はじめ、英語版が発刊。その後、韓国語版。
そして、今回、日本語版の発刊になったそうです。
また、3月7日。
日本記者クラブで、マヤ・ムーアさんと岡田勝秀さんの記者会見もありました。
*youtubeでご覧になれます。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=NxwCI5AgsKE
*記者会見の様子は、コチラからも!
↓
https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/35608/report
今日は、青空文庫で、
三木清『親鸞』を読みました。
文中、三木は『正像末和讃』の「無明長夜の燈炬なり」を引いています。
ボクは、東京大谷声明学園で『親鸞和讃』を学んでいます。
特に、この和讃が好きです。
国宝三帖和讃の解説の現代語訳を引きます。
弥陀の本願は煩悩の長い夜の闇を破る燈火である。
さとりの眼がないからとて、悲しむには及ばぬ。
弥陀の本願はまた、迷いの大海を渡す船である。
罪とがが重いからとて、決してなげくに及ばない。
親鸞さんの左訓は、
燈・・・・ともしび
炬・・・・大きなるともしびなり
智眼・・・智慧のまなこなり
船・・・・ふね
筏・・・・いかだなり
罪・・・・つみ
障・・・・さわり
ボクはカウンセリング臨床の呼吸を、
この和讃に重ねています。
クライエントとカウンセラー関係の中で、
智眼を共有する時空の共有ではない、
《不思議》の気づきの世界を大事にしあえる関係性。
カウンセリングの眼目をこのあたりにおいていきたいと思います。
里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No105をお届けします。
「曠劫来流転」と見出された主体は、深い主体です。
凡夫であるという事実が、かえってこの仏道の深妙さを示しています。
三大阿僧祇かかるはずの人間行を、一挙に「曠劫来流転」は超えています。
七祖たちが見出し親鸞が確認した仏道は、世を超え世を包むものでした。
だからこそ、親鸞の僧伽は永遠を見据えています。
無量の衆生を包み、永遠を貫く教学が確認されています。
そして生きとし生ける者のために、開かれた僧伽がここにはあります。
浄土真実とは、確かな教行証でありつつ温かい僧伽世界なのです。
流転という言葉のままに、しかし曠劫という時間でそれは理知を超えます。
理知を超えて、人の上に如来の大行が成就されます。
凡夫の上に発起した本願は、一切衆生を一切諸仏へと導きます。
撰ばれた少数のエリートの仏道ではなくて、一切衆生の仏道、
そういうマクロな規模の仏道を、真実の宗と呼ぶのです。
善導大師が見出された仏道は、歴史を貫いた一切衆生の仏道でした。
ここから法然の仏教が生まれ、親鸞の仏道が展開しています。
真聴からのご連絡
新型コロナの流行が進行しています。
3月の学習会は、休講でございます。
佛典に、「実語」という語句があります。
また、カウンセリングでは、「実感」のこもった言葉を大事にします。
もちろん、どのような場面でも、
「実感」「感情」の裏打ちのない言葉はいただけません。
昨今、特に苛立つのは、
政治家の言葉。
このお国のリーダーである、安倍晋三首相の言葉はいたでけません。
先日の、新型コロナの首相の記者会見。
本当に非道かった。
新聞等でも評判が悪い。
実は、ボクのブログで、
(予算委員会&国会中継を、スポーツ中継並にする)提案をしてきました。
今日の文化放送。
「大竹まことゴールデンラジオ」。
大竹さんのコメント。
「予算委員会で、議長が時間を止めると全く別の画面に切り替えられる。
質疑が止まってもそのまま委員会の様子を中継してもらいたい。
その方が面白い。質疑が止まった委員会の様子を見たい。
ヤジなどの時に音量を下げているが、
そのようなコントロールは止めるがよい」
大竹さんに同感!
それに追加すると、(解説者をつけるがよろしい)とボクは思う。
与党OB議員、野党OB議員の解説者や政治学者、等々。
ゲストも、ジャニーズ、吉本、タレント、女優、等々。
国会を、面白くしましょうヨ!!
野党議員が前日に質問を出し、
官僚が徹夜して答弁書を作成。
大臣は、台本(答弁書)を読むだけ。
これなら、だれでもできる!
税金ドロボー!(笑)
自分の頭で考える。
自分の言葉で語る。
丁々発止の議論。
舞台・演劇でも、
台本を読むだけでしたらお客は来ないでしょう。
大事なのは、「実語」。
安倍晋三さん、如何!
毎週木曜日の夜、
「東京大谷声明学園」に通って、
『親鸞和讃』を習っています。
親鸞さんは、
御同行の皆さんが朝夕にうたうことを念じて「和讃」を作られたと思います。
コツをつかみますと、それ程、難しいことではありません。
ぜひ、ご一緒に、「親鸞和讃」をうたいましょう。
ご連絡ください。
写真は、高田派専修寺蔵国宝本の「浄土和讃」です。
昨晩の安倍首相の記者会見。
マア、評価はそれぞれであるでしょうが、
ボクが目にしたところでは評判は宜しくありませんね。
当然だと思います。
一例を上げれば、
記者さんの質問時間。
仕込み済みの三人の記者さんとのやりとりが終わったところで、
司会が記者会見を閉じてしまいました。
タレントさん、芸能人の記者会見でも、
当人に都合の悪い場合はこの首相会見と同じで、
短時間で切り上げますなー。
安倍首相も、余程、自信が無いのでしょう。
それにしても内閣記者クラブの面々。
温和しいですなー。
芸能記者さん方は、もっとしつこいですよ。
首相動静によれば、会見の後、すぐに私邸に向かわれたようです。
「国民の生命・安全を護るのが首相としての自分の役目」と大見得を切るのなら、
逃げないで記者さんの様々な質問にきちっと自分の言葉で応答すべきです。
自分の言葉で語れない。
この重要な記者会見を仕切れない。
ということは首相の器ではないということであります。
明日から、参議院の予算委員会が始まります。
ぜひ、NHK・TVと民放の方々にお願いしたい。
丁寧に予算委員会の“事実”を報道してください。
先日も更新しましたが、
首相、大臣、予算委員会の先生方の“顔”と“質問&答弁の様子”をキチッと報道してください。
宜しくお願いしますよ。