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法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「七つの子」その3

2007年08月22日 21時57分59秒 | 日乗

手元に、中央図書館から借りてきた

『もっと好きになる日本の童謡』池田小百合著 実業之日本社

 

がある。

その116ページ「七つの子」の詳細があるので、関心のある方はご覧ください。

で、雨情は「七つ」について次のように書いています。

「歌詞中七つとあるのは七歳と限ったのではなく、幼い意味を含ませたのであります。三歳としても五歳としてもよろしいですが、言葉の音楽から七歳とした方が芸術味を豊かにもたせることが出来るからであります。芸術は、数学ではありませんから、七つといえば、必ず七歳と思うのは、芸術に理解なき考えであります」 

(藤田圭雄著 『東京童謡散歩』東京新聞出版局より)


からすは被害者 その2

2007年08月21日 11時10分29秒 | 日乗

昨日のブログに、勘違いがありました。

福井県でフリーカウンセラー、保護司でご活躍のY・Tさんからの質問で勘違いに気づきました。

「七つの子」の「七つ」は、「七羽の子」か「七歳の子」かについては、金田一春彦さんの『ホンモノの日本語を話していますか?』角川テーマ21をご覧ください。

で、「からすさん」は被害者であることを証明する童謡をもう一つ。

 

冬景色   文部省唱歌  (作詞・作曲不詳)の2番から

烏啼きて木に高く
人は畑に麦をふむ
げに小春日ののどけしや
かえり咲の花も見ゆ

烏は、きちっとルール(大自然のリズム)に従って、木に高くとまっていたんですね。
ところが、人間様が烏の住処の森林を伐採し続けた結果行く場を無くして、道路に置かれたゴミを見つけて道路を徘徊するようになったんです。

 

烏は、追い詰められているのです。

 

この頃、若者の親殺し、家族殺しの事件が頻発しています。
先程のニュースで、祖父をバットで死なせた若者が、秋葉原で万引きで逮捕されたとか。

このような事件の家族が、医師・歯科医師関係の子息であることも気になりますが、
殺人をする若者も、烏と同じように、何かに追い詰められているかと思うと、便利を追求している人間世界の闇の部分が顕在化してきているのかとも考えられます。

 

 

 

写真は、伊豆の親戚から送っていただいたサザエです。
生きた状態で届きました。お刺身でもいただけます。宅急便の充実ですね。

 

 

 

 

 


からすさんは被害者。

2007年08月20日 20時11分14秒 | 日乗

「珊瑚の白化」「北極海の氷の面積が史上最小を記録」等々から、今夏の異常な猛暑まで、地球環境の悪化・温暖化のニュースは大変心配なことである。

で、そうは言っても、地球環境に乱暴・狼藉を働いているのは「人間様」以外には犯人は見あたらない。

 

昨年までは、マンションの12階に住む私は、寝るときは窓を開けて冷房のお世話にならないで過ごした。が、今年は毎夜冷房のスイッチを入れてしまった。

私も、乱暴・狼藉の犯人の一人であるわけだ。

 

そんなことをボーッと考えていたとき、ふっと「七つの子」を思い出した。

 

ご存知の通り、

作曲 本居長世
作詞 野口雨情
1921年(大正10年)、『金の船』に発表された作品である。

「七つの子」
からす なぜなくの
からすは山に
かわいい七つの 子があるからよ
かわい かわいと
からすは なくの
かわい かわいと
なくんだよ

山の古巣に
いって見てごらん
丸い目をした
いい子だよ

大正の頃は、人間にとって「からす」もかわいい生き物であったのだ。
ところがこの頃は、どうだろう。

いうまでもないが、この頃の「人間様」は、からすの乱暴・狼藉に困りからすに敵意をもっている。

もとを質せば、「人間様」が加害者で「からす様」は被害者なのだろう。

「地球環境の悪化」も「地球の温暖化」も、「人間様」が加害者であることを痛感し、一人一人が、生活レベルの向上(?)にブレーキをかけなければと思う。

 

ところで、
「七つの子」の「七つ」は、「七歳になるからすの子」か「七羽の子」かとの議論があるそうだ。

あなたは、どちらの説を支持しますか?

国語学者の金田一春彦先生は、「七歳説」をとったそうだ。

詳しい事情は、金田一春彦著『ホンモノの日本語を話していますか?』をご覧ください。

 

 

 


『親鸞の浄土』を読んでいます。

2007年08月19日 22時09分16秒 | 日乗

あまり熱心なテレビ視聴者ではありませんが、先程8時から、欽ちゃんの力走を見させていただきました。

放送時間内の武道館ゴールは出来ませんでしたが、完走ご苦労様でした。

 

昨日午後、東京駅丸の内の丸善で、数冊の本を購入してきました。
朝から、
『親鸞の浄土』 山折 哲雄 著  (株)アートデイズ 1600円+税
を読み始めました。

「親鸞にとって“歩く”ことの意味」の項で、

京都から越後に流され、関東から京都に戻られた親鸞聖人が歩かれて距離が2000㎞の由。

お釈迦様が歩かれた距離も、2000㎞。

キリストが歩かれた距離が、150㎞。

 

いつか、先人の歩いた跡を尋ねてみたくなる。

 

 


夏は焼肉

2007年08月18日 22時11分44秒 | 日乗

ローカルなお話でごさいます。

ご近所の情報ですが、京成小岩駅の北方面にある焼肉屋さんが美味しくて、時々出かけます。

お店の名前は、『焼肉のむさしや』といいます。

焼肉好きには結構有名なお店らしいのですが、私も知り合いの紹介で数度出かけております。

お肉のお味もまずまずですが、お料理に添えられているお野菜が豊富なのも嬉しいところです。

また、個人的な好みではありますが、ナムルのなかにおナスが入っているのが、ナス好きの私にとっては熱烈歓迎というところであります。

 

で、店内には、次のようなポスターが貼られていました。

『夏は焼き肉  一日一回 家族そろって食事を』

 

ポスターから感じたのは、家族そろっての食事をしていない現実があるのですね。

 


桑田投手お疲れ様。

2007年08月17日 22時52分55秒 | 日乗

ピッツバーグ・パイレーツの桑田投手が、「戦力外通告」を受けた由。

スポーツ新聞等によると、一時帰国して今後のことを考える由。

桑田投手のチャレンジ精神が、今後どのような選択をするか楽しみではあるが、本当にご苦労様でした。

先ずは、けがを完治して、今後のことを考えてもらいたいものだ。


伊東四朗さんのボケ防止

2007年08月16日 09時55分11秒 | 日乗

テレビで拾った、伊東四朗さんのボケ防止。

①好奇心をもち続ける。

 

②活字に親しむ。
 
ある漢字の読みがわかっても書けないときは、空に書く。 
 理解出来ないページのある時は、先に進まないで調べる。

 

③「スケベ心」をなくさない。
 
必ず、惚れる相手や惚れるものをもつ。

 

 

8月も残り半分になりました。
年長者方には、伊東さんのボケ防止法はお役に立ちそうですね。

で、お若い方ですが、「年齢は若くても、気持ちが呆けていませんか?」
もし、気になるようでした、伊東さんの提案を実行にうつしましょう。

 

 

 


故郷の味処

2007年08月15日 14時01分02秒 | 日乗
お盆で 稲取に帰省しています。昼食 昨日に引き続き 磯料理・釜めしのお店~さい川~でいただきました。このお店の きんめ釜めし 1500円は 絶品。お刺身付ですと2000円 。もずく酢も お勧めであります。伊豆に お出かけの時は お立ち寄りください。東京から行くと 下田方面 稲取の町ハズレ 右側です。

伊豆の夏

2007年08月14日 20時57分03秒 | 日乗
今日は一日 墓参と親戚まわりで過ごす。親戚の叔父が言うには 今年は例年に比べ 観光客が多いそうな。夕方 稲取から伊豆高原まで車で走ったが 大渋滞であった。旧道を使って渋滞を避けた。伊豆高原 二泊目。露天風呂が気持良い。写真は 我が故郷 伊豆稲取。

帰省

2007年08月13日 20時04分52秒 | 日乗
久しぶりに二泊三日で帰省しました。いつもは 渋滞を避けて 夜走りなのですが 今日は日中走ったので 案の定 30kmの大渋滞に巻き込まれてしまいました。伊豆も この数十年で伊豆の良さが無くなり 行き過ぎた観光地化が進んでしまいました。135号線沿いは 看板と観光客相手の店舗の乱立。また 訳の分からないような美術館 博物館 テーマパーク等々 金儲け主義丸出しの様相です。伊豆だけでなく 全国の観光地が 同様な様相なんでしょうね。写真は 初島遠景。