手元に、中央図書館から借りてきた
『もっと好きになる日本の童謡』池田小百合著 実業之日本社
がある。
その116ページ「七つの子」の詳細があるので、関心のある方はご覧ください。
で、雨情は「七つ」について次のように書いています。
「歌詞中七つとあるのは七歳と限ったのではなく、幼い意味を含ませたのであります。三歳としても五歳としてもよろしいですが、言葉の音楽から七歳とした方が芸術味を豊かにもたせることが出来るからであります。芸術は、数学ではありませんから、七つといえば、必ず七歳と思うのは、芸術に理解なき考えであります」
(藤田圭雄著 『東京童謡散歩』東京新聞出版局より)