法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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夜噺の茶事

2024年02月05日 18時50分25秒 | zoom法音道場

毎週月曜日は、
『zoom法音道場・歎異抄』学習会

本日は、
*1分間念仏
*『歎異抄 第一章』音読
*『歎異抄 後序』学び合い
*井戸端(楽談)タイム
という流れでした。

本日の『後序』での学び合いの箇所は、
聖人のつねのおおせには、
「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。
されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、
たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐そうらいしことを、
いままた案ずるに、善導の、
「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、
つねにしずみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)
という金言に、すこしもたがわせおわしまさず。
されば、かたじけなく、わが御身にひきかけて、
われらが、身の罪悪のふかきほどをもしらず、
如来の御恩のたかきことをもしらずしてまよえるを、
おもいしらせんがためにてそうらいけり。


この箇所は、大勢の皆さんが着目する箇所でありますよね。
「ひとえに親鸞一人がためなりけり」とありますが、
ボクからの提案は、
「親鸞一人」の箇所。
「親鸞」の箇所に各各の名前を置き換えて、
各各の読みを深めましょうと。

井戸端では、
ご参加の伊◇さんから、
1月の中頃に開催された、鎌倉の茶席の「夜噺の茶事」の報告をお聞きしました。

「蝋燭の灯だけの世界。
闇になりますと、明るいときに気づかなかった、
感じられなかったモノ・コトが感じられます」と。

話しは飛びますが、
NHKをはじめ民放テレビ各局。
能登大地震のその後を詳細に報道はしています。
当たり前です。
ただ、最大の手落ちがありますよね。
一例を指摘すれば、「志賀原発」の現状を報道しませんよね。
自民党の裏金問題も腰が引けています。
マイナカードにしても、
福島原発の現状にしても…
駄目ですよねー。

明るい世界。
欲ボケで、大事なことが見えないのでしょうかねー?

 

 


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