全国の新型コロナ感染が止まりません。
12日の感染者数は、過去2番目に多い4989人。
入院している重症患者は、218人。
自宅療養者は、2万726人。
東京都のモニタリング会議で、
専門家から、
「制御不能な状況だ。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」
「医療提供体制については、深刻な機能不全に陥っている」と。
国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は、
「もはや災害時と同様に自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要な段階である」
と警鐘を発信しています。
*以上、「東京新聞」から。
感染力が強いデルタ株。
「東京五輪」前から、感染拡大は想定されていました。
ですから、多くの市民の7~8割の方々が「五輪の延期・中止」を願っていました。
ところが、菅首相、小池都知事、橋本組織委員長は、
「安心・安全の五輪」「バブル方式」という、
科学的裏付けのない薄い言葉で五輪開催を主導しました。
アスリートの皆さんから直接にコロナの感染が広がるはずはありません。
ただ、コロナ禍の中での「お祭り騒ぎ」は、
新型コロナに対する緊張感を薄めてしまったのは間違いないでしょう。
また、各県から集まった機動隊・自衛隊・ボランティアの皆さんは、
県またぎの大量移動であることは検証されるべきです。
そもそも、「政治は結果責任」と言われます。
菅首相、小池都知事、橋本組織委員長は責任をとるべきです。
特に、菅首相。
この国難の時に、国会を閉じている責任。
国のリーダーの資格なしです。
それにしても、8月24日から始まる東京パラリンピック。
どうするのでしょうか?
首相も、都知事も、TVのコメンテーター諸君も、
口を閉じていますね。
ボクは、今回の東京オリパラ開催は、当初から反対でした。
まして、コロナ禍の中での開催は「中止すべき」と考えてきました。
さらにいえば、現下のこの感染状況では、
東京パラリンピックの開催は無理だと考えます。
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