今晩、ある寺院で開催された「グリーフケア」講習会に出かけました。
講師は、ある病院の外科医で、その病院の緩和ケアサポートチームの室長。
マア、この頃は、パワーポイントを使っての講演が多くなっていますが、
一見、キレイに作られて、やっている感はあるのですが、
内容は、もう一つ。
例えば、「悲嘆に暮れる人が、その悲しみから立ち直れるように
そばにいて支援することが大事です」と解説はできても、
では、具体的にどのようにするのかが語られません。
また、その病院のサポートチームは、
医師2名(外科 内科)
看護師3名(認定看護師1名を含む)
薬剤師1名
管理栄養士1名
理学療法士1名
医療ソーシャルワーカー1名
で構成されているそうです。
宗教者はいません。
全てのスタッフが、兼任。
マア、これだけ見ても、組織としての形はできていますが、
臨床チームとして真に機能しているのか心配になります。
この病院だけの問題ではありません。
また、医療の分野だけではありません。
日本中の組織が、形や役職名は並んで体はできているかかのようですが、
真の活動が実現できているのかどうか???
政治、政治家、企業、スポーツ界、医科大学…
不祥事が多すぎです。
先ずは、政治家が「範を垂れ」て、
責任をとる見本を見せてもらいたいものです。(笑)
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