法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

Zoom『教行信証』学習会

2021年10月06日 23時27分13秒 | 日乗

今晩は、週一回のZoom『教行信証』勉強会でした。
参加は、4名(男性2名 女性2名)です。

テキストは、
『顕浄土真宗教行証文類(現代語版)』本願寺出版
『教行信証』岩波文庫 金子大栄校訂
『真宗聖典』東本願寺出版

この学習会の進め方は、
音読と、専門家の解釈や宗門の考えを参考にせず、
直(ジカ)に本文からの各自の受け止めを大事にしあっているところです。

今晩は、『行巻』の東本願寺出版本の科門の
三科 『大阿弥陀経』(過度人道教)一文
四科 『平等覚経』四文
を読みました。

『平等覚経』四文 「聞名利益の偈文」で、
原文では、「刹」と「國」の箇所が、
現代語版では両者「くに」となっていますが、
些細なところかもしれませんが、ボクは少し違和感を感じています。

また、原文では
「たとい世界に満てらん火にも、
この中を過ぎて法を聞くことを得ば、
かならず当に世尊と作りて
将に 一切生老死を度せんとすべし」

となていますが、現代語訳では、

「たとえ世界中に火が満ちみちていても、
その中を通り過ぎて法を聞くことができるなら、
必ず後に仏となって、
すべての迷いを超えるであろう」
となっています。

ひっかかっているのは、現代語訳の「後(ノチ)に仏となって」ですが、
「後(ノチ)」とは、「死んでから」ということになるのでしょうかね?

少しあたためます。


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