今朝の朝日新聞で、東京大学大学院教授・姜尚中(カン サンジュン)さんの一文が目にとまりました。
ずっと、伊豆に出かけていたので、《いじめられている君へ》が、連載かどうかは不明です。
既にお読みになられているかもしれませんが、本文は次で読めます。
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201208150497.html?id1=2&id2=cabcaibg
姜さんのお言葉にあるように、「今いる世界がすべてじゃない」はその通りです。
大事な教えだと思います。
このことを、知的に理解することに大事ですが、体験として理解することを姜さんは伝えようとしているのでしょう。
一歩進めれば、このことは仏教の教えであります。
大学の先生が大新聞でこ教えるところに、現代の日本国の衰退を感じます。
「門前の小僧、習わぬ経を読む」
の言葉があります。
我らの先人は、理屈として説明は出来ずとも、(呼吸)として人間の智慧を体得してしていたように思います。
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