法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

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2011年03月29日 14時06分08秒 | 日乗

自力より他力がよろし白桃に
おくれて紅の桃の咲くころ
                  小島ゆかり

桃の花が咲く、これを桃の花が自分の力で咲いていると考えれば自力の桃。
何かの力によって咲かされていると考えるなら他力の桃。
同じく、人の命も自分で生きていると考えれば自力の人。
何かに生かされていると考えるなら他力の人。
                    長谷川櫂
2009.3.26 読売新聞 四季

貼雑録(ハリマセロク)に記されていたメモからの紹介です。
貼雑録とは、私の日記帳のようなもの…

ウィキペディアによれば、小島ゆかりは、1956年生まれの歌人。宮柊二に師事。
産経新聞歌壇選者。青山学院女子短大講師とあります。

同じくウィキペディアによれば、長谷川櫂は、1954年生まれの俳人。
特定非営利活動法人「季語と歳時記の会」代表。東海大学文学部文芸創作学科特任教授。朝日俳壇選者。


私の主宰しているカウンセリング研究会【くりのみ】親鸞とカウンセリングコースでは、4月から親鸞『教行信証』の素読を中心にした勉強会をスタートします。
昨年の4月から、一年間、『歎異抄』を読んできました。
参加の皆さんから、自力・他力の問題が時々だされました。

自力・他力を概念的に説明するよりは、参加のお一人お一人がどのように受けとめているのかを大事にしていました。

仏教・仏道を、専門家である僧侶の方々や学者のものとせず、一人一人の皆さんのものとしていきたいものです。
大乗仏教とは、そういうものですよね。

 

 

 

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