千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館があと3日で閉館になるそうだ。
今後は、六本木に縮小移転の由。
このニュース、X(旧ツイッター)で知ったのであるが、
本当に残念である。
(この種の文化的なニュースは、テレビは報道しないなー)
さて、DIC川村記念美術館を最初に教えてくれたのは、
元同僚の図工教師の日高氏。
今から半世紀ほど前、江東区の小学校に勤務していた時の同僚。
開館するとすぐに、印旛沼湖畔で鰻を食し、
国立歴史民俗博物館とDIC川村記念美術館に連れていってくれた。
伊豆稲取に生まれのボクは、美術などはとんとご縁がなかった。
日高氏と知り合って、美術に関心を寄せるようになった次第。
残念ながら、5年前に日高氏は逝去されたが、
DIC川村記念美術館の閉館を知ったら・・・本当に落胆することだろう。
Web情報では、
米国の画家マーク・ロスコの作品等は
六本木の「国際文化会館・新西館」に移転、
その他の多くの美術品は売却される由。
佐倉の里山の美術館の閉館。
本当に残念である。
個人的な感想。
①閉館の背景には、DICの経営状況の悪化によるようだが、
このような素晴らしい自然環境のなかの美術館は、
国や自治体、他企業のサポートがあったもしかるべきと考える。
このお国の「文化的レベルの低さ」を感じるなー。
②DIC川村記念美術館の閉館。
神宮外苑の樹木伐採。
葛西水族館の取り壊し。
etc。
このお国の昨今の風潮は、文化&歴史的遺産の軽視が顕著である。
「物欲」優先の時代の空気感が心配になるのは、“爺”だけかなー。
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