昨日(30日)の「zoom法音道場」。
いつものように、
親鸞聖人『三帖和讃』六首をうたった後、
井戸端(楽談タイム)でした。
お仲間の岩◇さんが、
6月27日 NHK・Eテレで放送された、
スイッチインタビュー達人達
西本智実さんと佐治晴夫さんの対談を紹介してくれました。
西本さんは、世界を舞台に活躍する指揮者。
佐治さんは、理論物理学者で、
実は、佐治さんのことは、
ボクが発行している【落穂拾い】で紹介させてもらったことが有ります。
1994年4月28日発行 【落穂拾い】No34 まなぶということ
1994年5月 5日発行 【落穂拾い】No35 あしたってなあに?
1994年頃は、江東区内の小学校に勤務。
カウンセリング研究会【くりのみ】を発足して1年が経過した頃。
若い先生方と一緒にカウンセリングの学習を通して、
各各の教育的な基盤(自分自身)の研鑽していました。
現代人一般にも言えることですが、
「分かる」ということに軸足を置きがちで、
「分からないところをあたためる」ということが弱いように思います。
仏典をみますと、「不思議」ということが多く見られます。
カウンセリングでは、「共感的理解」ということが要になりますが、
若い先生方には、
児童生徒は「成長過程の不思議な存在」であるとお話したものです。
もう一つは、「時間」について。
一般に、
「時間」は、時計とか年表とかだけであらわされると思っていますよね。
マア、線的な時間の上でお互いが繋がっていると思っているでしょう。
もう一つの「時間」は、(いま・ここ)の時間。
一応、点的なイメージとして理解することにしましょう。
前者は、繋がっている・帯のようなイメージ。
後者は、いま、いま、いま・・・のイメージ。
当時、
佐治晴夫著
ニュースクール叢書5
『宇宙の風に聴く』私たちは星のかけらだ
かたつむり社
が出版されてすぐだったと記憶しています。