毎田周一全集(第九巻)からの【落穂拾い】をお届けします。
*命の深みに、無我と出逢ふ。
これ南無。そこに再発見する光寿二無量の世界。
これ阿弥陀仏。
だから念仏者は悠々と生きてゆく。
不惜身命(フシャクシンミョウ)は但惜身命(タンジャクシンミョウ)と端的に一だ。
*永遠の今の認識は、永遠の生命と一なる体験だ。
そこに私達の「最高の時」がある。
九州場所では、貴景勝関の優勝で盛り上がりましたが、
今朝は、前師匠の・貴乃花の「離婚」「卒婚?」のニュースで賑やかです。
貴乃花が、大関昇進時には、「不撓不屈(フトウフクツ)」。
横綱昇進時には、「不惜身命」。
四文字熟語が世間を賑わしましたが、
皆さんご承知のように「仏語(法華経)」ですよネ。
道元禅師は、『正法眼蔵・行仏威儀』で次のように記しています。
ここに為法捨身あり、為身捨法あり。
不惜身命なり、但惜身命なり。
法のために法をすつるのみにあらず、
心のために法をすつる威儀あり。
捨は無量なること。
わするべからず。
声明カウンセラーとご一緒に、
『教行信証』『正法眼蔵』音読に挑戦しましょう!