法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

カウンセラーの「三種の神器」

2017年08月19日 23時02分48秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

本日、午前、8月の「親鸞とカウンセリングコース」が終了しました。

ご参加は、9名(男性4名 女性5名)でした。
関◇さん、音◇さん、深◇さん、佐◇さん、広◇さん、小◇さん、浅◇さん、和◇さん、お疲れ様でした。
藤◇さん、森◇さん、武◇さんから、お休みの連絡をいただきました。
ありがとうございます。

アメリカ・コネチカット州から来日。
川越に滞在しているアップルバウムさんも参加の予定でしたが、
突然のご都合でお休み。
月末に日本を離れる前に、もう一度、ボクとの〈語り合い〉のリクエストをいただいています。

《本日の学習内容》
①『教行信証・総序』音読
②『嘆仏偈』読誦
③『正信偈』草四句目下げ 読誦
④井戸端
 ご参加の皆さんから、近況等、「素直に自己を語り 素直に他己を聞く」時間。
⑤臨床心理士の関◇先生が持参した資料紹介してくれました。
 関◇先生は、ロジャーズのカウンセリング道一筋・45年のベテランのカウンセラーです。
 
 ご存知のように、ロジャーズの傾聴の三条件は、
「自己一致」「無条件の肯定的配慮」「共感的理解」であります。
 この三条件はカウンセラーの技法といった上っ面のものではなく、
 カウンセラーの永年の積習(シャクジュウ)に裏付けられて内面から自然(ジネン)にこぼれてくる
 カウンセラーの態度でありましょう。

 さて、関◇先生の師匠・五十嵐正美先生は、
 ロジャーズの三条件を、「カウンセラーの三種の神器」として具体的に示されたそうです。

「自己一致」→すなお
「無条件の肯定的配慮」→肯定的な関心を示すよびかけ
「共感的理解」→共感的理解をしようとするたしかめ

 
また、特別支援教育学級にお勤めの和◇先生から、
 臨床心理士によっては、特別支援教育のブレーキになるようなコト(ヒト)が結構報告されているとのお話しがありました。

 どの業界・領域でも、「資格」に胡座をかいているような人がいるようです。

コメント
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