全仏オープンテニス、車いすテニス部門で、
第一シードの国枝慎吾がアルゼンチンのグスタボ・フェルナンデスを
6-3、3-6、7-5で振り切り、3年連続の決勝進出を果たしました。
国枝は、2007、2009,2010、2014年に、
年間グランドスラムを達成している世界一の名選手です。
日本のTVや新聞は、もっと国枝慎吾選手の偉業を紹介してくれても良いように思います。
決勝は、ライバルの、フランスのステファン・ウデ選手。
大騒ぎしましょう。(笑)
皆で、応援しましょう。
男子シングルスでは、
ジョコビッチがナダルを、3-0のストレート勝ち。
フェデラーもワウリンカに負けました。
優勝は、ジョコビッチかな???
現代人の多くは、
「お念仏」を、葬儀・法事の(呪文)ぐらいにしか理解していないのではないでしょうか!
本当にもったいない。寂しいことだと思います。
本日午後、法姉・Uさんを、入院先の緩和病棟に見舞いました。
お念仏・聞法の道を歩まれているUさん。
目前に迫っているご自身の命終を、静かに受容しておられました。
お見舞いに行っても、只々、お話を聞かせてもらうだけですが、
「私の看取りに立ち会っていただき、本当にありがとうございます」
と、合掌をしていたできました。
図書館で借りてきた一冊です。
『一言芳談』
小西甚一【校注】 ちくま学芸文庫
1998年2月10日 第一刷発行
本書の中に、賀古の教信(キョウシン)沙弥の言葉が紹介されています。
賀古の教信は、西にも垣をせず、極楽と中をあけ、あわせて本尊をも安ぜす、
聖教をも持せず、僧にもあらす、俗にもあらぬ形にて、つねに西に向かひて念仏して、
其余(ソノヨ)は忘れたるがごとし、云々。
ボクの好きな毎田周一さんの言葉。
各宗の本山というものが、新興宗教的なのだ。
一人一宗。親鸞も道元も一人。
一人、静かに、「南無阿弥陀仏」「なむあみだぶつ」「ナムアミダブツ」
良いもんですよ!
図書館で借りてきた一冊を読んでいます。
『偽りの戦後日本』
カレル・ヴァン・ウォルフレン×白井聡
角川学芸出版 2015年4月25日 初版発行
この頃、特に気になるのが(日本の報道)のあり方です。
先日も、テニス・スクールの後、ご婦人方数名とランチをする機会がありました。
ご婦人方曰く
「テレビが本当につまらないねー。 私、テレビ見ないことにしているワ」と。
ご婦人方が、口を揃えました。
安保法制、原発再稼働、アベノミックス、教育改革、少子高齢化問題、
格差の問題、自然災害…
日本国の将来を左右するような課題が山積なのに、随分日本人は呑気なのかしれません。
そこに、またまた、「年金情報流出」の報道が出てきました。
この問題は、ボクの受けとめでは、(現内閣が吹っ飛ぶ!)ぐらいのことだろうと思います。
ところがです。ところが、テレビも新聞もダメですね-。
報道が少なすぎます。
国民も、温和すぎです。
年金は、私たち国民のお金です。
「とんでもない!」と、怒りましょう。
一番鋭い切り口は、「日刊ゲンダイ」かも!(笑)
「年金情報流出」元凶は安倍政権…監視機関廃止の弊害が露呈
とのタイトルで、年金監視委員会の委員長であった弁護士の郷原信郎さんのコメントを紹介しています。
年金業務監視委員会を廃止したのは安倍政権だそうです。
前置きが長くなりましたが、
本書は、『永続敗戦論』(太田出版)で有名になった白井さんと、
民主党政権の頃よく発言していたジャーナリストでアムステルダム大学名誉教授の
カレル・ヴァン・ウォルフレンさんの最新の対談本です。
現・安倍政権や現在の日本国の在りようには批判的な一冊ですが、
ボクは共感しながら読みました。
『永続敗戦論』
『偽りの戦後日本』
お勧めです。
お隣の中国では、
(長江の転覆)報道に関連して政権批判をおさえるために
報道統制が行われているようであります。
我が日本国。
今のところ(報道統制)はなさそうですが、
(自主規制)という名の、政府と報道の癒着が見えてきますね。
いつの時代でも、どのような政権下でも、
権力を批判しない報道は、堕落だと思います。