数年前、大先輩のMさんがご病気で倒れられ自宅療養しています。
東大を卒業されたMさんは、大企業の重役を歴任。
50歳を過ぎてから仏教の勉強を始められました。
その後、地元で「聞法会」を立ち上げ、
有名な仏教者をお呼びして勉強会を始められました。
その最中の病気でした。
家が近くなので、、週に一・二度お見舞いにMさん宅を訪問し
リハビリを兼ねてご一緒に『正信偈』をあげていました。
しばらくすると、病状が進みMさんは声が出なくなりました。
その後、Mさんの奥様に『信偈』を教えるようになり、
Mさんに聞いてもらうようになりました。
昨年2月からは、北海道から上京した奥さんのお姉さんも声明に参加するようになりました。
お姉さんは、80歳のすてきな女性です。
最初の頃は、「むずかしい」「声が出ない」etcと言っていましたが、
この頃は、声も出るようになり、面白くなったそうです。
今日も午前中出かけたのですが、姉妹の見事な『正信偈』を聞かせていただきました。
これぞ、健康声明。
「只今が、極楽!極楽!」と、大笑いしました。