1月15日(金)の【くりのみ会・道元とカウンセリングコース】で、講師の菅原先生から、
「進歩の学び」と「退歩の学び」について教えていただきました。
私流の理解では、
◆進歩の学び…目的に向かって全力で向かっていく学び。
積み木で例えると、一つ一つ積んでいく学び方。
所謂、普通の「学習」と同じ意味。
◆退歩の学び…一歩・二歩退いての学び。
積み木で例えると、一つ二つ積み木を外す学び方。
学びと言えば、世阿弥の「守・破・離」が思いだされる。
「守・破・離」とは、「守って型につき、破って型へ出て、離れて型を生む」ことだそうだ。
また、
守…ひたすら教えを守り、学ぶ
破…教えの言葉から抜け出し、真意を会得する
離…型に一切とらわれず、自在の境地に入ること
「進歩の学び」「退歩の学び」ともう一つ、「?の学び」をどう命名するか考えているところです。