昨夜のくりのみ会は、新しい参加者(女性)をお迎えして、10名でした。
講師の菅原先生は、前日の木曜日は風邪の高熱で大変だったようであります。
講義ですが、お声がハスキーでつらそうでありましたが、『心不可得』第一段落を丁寧に解説してくださいました。
この巻は、75巻本の第8巻目であります。
「釈迦牟尼仏 過去心不可得 現在心不可得 未来心不」の漢文で始まります。
菅原先生お話では、「心不可得」とは、「心が得られない」ということでなくて、「不可得という心」を意味するそうです。
一般・日常的には、「自分の心」を、「可得という心」があるように思って生活しているのではないでしょうか?
私としては、生活の中で、「分らない」というところを大事にし続けるプロセスというように思うのですが、先生の講義をお聞きしながら、その辺についても明らかにしていけたらと感じているところです。
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