〈都知事選〉に丸山弁護士が不出馬表明をした由。
そして、報道陣に、「都知事選の候補予定者は、政党の看板を降ろしながら中身は政党頼りで、おかしいと思った。自分の心に灯がついた」と語ったという。
この、丸山弁護士の指摘は、全く同感である。
影で応援してもらうなんてことで選挙が勝てると思うのは、国民をなめている無礼な態度だと思う。立候補するなら、正々堂々としてもらいたい。
今年は、選挙の年だが、「無党派層の動向がカギ」といった表現をよく耳にする。
「無党派」とは、「特定の政党の思想に属していないこと」の由だが、今の「無党派」の多くは、「既成政党不信派層」というべきのように思うのである。
マスコミがその事をきちっと報道しないから、既成政党の議員諸君は、厚かましくも反省なしの体たらくである。
国民の期待にきちっと応えられるような、しっかりした政党の出現を望みたい。