着物で文化人気取り

諸事情により最近は着物を着る機会が減り、
ネタも様変わり
日々感じたこと、本、映画など
思うままに書き綴っています

「さくらん」観て来ました

2007-04-05 21:27:51 | 映画
着物女子必見の映画「さくらん」。
早く行かなきゃ終わっちゃう~
ということで、レディースディの昨日、仕事帰りに観てきました

館内には土屋アンナが劇中で身につけた着物と、映画をイメージしてコーディネイトされた着物が展示してあります 
 

さて映画。
安野モヨコさんの漫画が原作。彼女、着物好きとしても有名ですね。
私としてはストーリーよりも劇中の着物と、
映像美だけでも楽しめれば良いかな、くらいの気持ちで行きました。

原作を読んでいないので何の予備知識も、先入観も無かったのが
かえって良かったみたい。最後まで楽しく観れました。



舞台は江戸時代の吉原遊郭。
映像は期待通りの極彩色 
安野モヨコと蜷川実花、そして椎名林檎という女性ばかりのコラボレーションにより
描かれたワールドは、あでやかで、華やかで、
そしてエロチックで、普通の時代劇とは全く違う。
時代考証の不自然さはこの場合は不問でよいでしょう。

出演者もとても豪華。
冒頭にしか出演していないけど、菅野美穂の迫真の演技は一番印象に残りました。
木村佳乃もこれまでのイメージを覆すすさまじい役どころ。


あ、でも先年公開された「SAYURI」と重なる部分も多かったな。
あちらは花街が舞台。芸者と花魁の違いはあっても、華やかさの陰に潜む女の薗の嫉妬や嫉みはどちらも一緒。
桃井かおりは夏木マリ、コン・リーが木村佳乃、菅野美穂はさしずめミシェル・ヨーといったところでしょうか 

それにしても、
土屋アンナ演じるきよ葉の生きざま。
強くてもろくて、潔すぎて、危なっかしい。 
映画のラストで満開の桜が咲き乱れるさまは、散り急ぐきよ葉の人生そのもの。

花冷えの夜、桜咲くガーリーな映画を満喫させて頂きました
もちろん着物も色っぽかったよ 

家に帰って何気にTVを観ていると、まちゃまちゃが出ていました。
彼女の顔を見て、「土屋アンナと同じ眉だ」と
思ってしまったのは私だけでしょうか

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
眉毛! (yuan.gang)
2007-04-05 23:42:37
まちゃまちゃ、似てるよ
確かに似てる!!
さくらんまだ見てない・・・見ない間に終わりそう・・・
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結局・・・ (けーこぽん)
2007-04-07 20:35:29
さくらん・・・結局見られないままです。
映画館で見られなかったからって、あとでテレビで見ても全然迫力ないんですよね~。
大きなスクリーンで見たかった!

ドラえもんは見に行ったんですけどねえ・・・。
それはそれでヨカッタですけど。←満足しているあたり、やばいです。

近々見に行く予定の映画は・・・
「クレヨンしんちゃん」になりそうです。あ~・・・
つらいわあ。でも最後はなんだかんだと感動して帰ってきます。プフッ!
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映像美は迫力 (くりくり)
2007-04-07 20:51:46
ユェンさん、
でしょ? 
似てるよね。アーチ型の眉とでっかいお目目 
良かった。そう思ったのは私だけじゃなかったのね。

けーこぽんさん、
確かに大きなスクリーンは音も映像もテレビと迫力が違いますからね~ 
どらえもんも、くれよんしんちゃんも、
私は映画版見たこと無いけど、大の大人でも泣けると
聞きますよ  

さくらんは、ラストの展開、好き嫌いが分かれそうです。
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はじめまして (ぴざあろは)
2007-04-09 07:45:05
ミクシィのawaiコミュからやってきました。
私も、着物を最近着始めました。一ヶ月に2回くらいしか着てませんが・・・。よろしくお願いします☆

さくらんは見ようと思いつつ、見れなくて残念でした。宣伝広告だけ見ても色の迫力がすごくて蜷川実花の映画だな~、と思いました。
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ひざあろはさん (くりくり)
2007-04-09 19:52:38
 
ようこそ~ 

ひと月に2度なら着ている方だと思いますよ 
最近着始めたのなら、一番楽しい時ですよね。
こちらこそよろしくお願いします。

「さくらん」は本当に蜷川ワールドでした
ぜひ機会があったらご覧になってみて下さい。 
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深夜にこんばんわ (青め猫)
2007-04-10 01:45:31
さくらん観に行かれたんですね。
私もストーリーはどうでも良くて、映像美を楽しみたかったなぁ。
大きなスクリーンではさぞかし絢爛豪華な世界だったでしょう。
私が観るときはテレビかPCかな。

最近は着物からのリメイクへも進むようです。(って、自分のことじゃんか)
周りも「和み」にしたくなったのです。
やりたいこといっぱいあって、頭の中でどんどこ良いアイデアが浮かび上がります。
「武士の一分」も手に入ったことだし。
本も読みたいし。。。

あ、絹の長襦袢、いいなぁ。
わたしゃ~1枚保管しているけれど、出番なさそう。
さぞかし着ここち良いのだろうナァ。
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青め猫さん (くりくり)
2007-04-10 21:02:28
「さくらん」映像美と、椎名林檎の曲がみごとにマッチしていました 
内容も、私はそれなりに楽しめましたよ 
ただ、土屋アンナ演じるきよ葉の生き方には
共感できなかったけど・・・ 
青め猫さんは手先が器用なんですね 
色々手作り品が増えているようで
感心する事しきり、です
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おいらん道中 (iina)
2007-04-15 14:32:42
花魁道中は、新しい祭でまだ5回目です。
たしか、樋口一葉が五千円の顔に決まったのを記念して、
一葉桜を小松橋通りに植えてはじまったのです。
他にも、浅草界隈がいっぱいですから、変わったところを
さがしてみてください。
また、浅草にオコシください。
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linaさん (くりくり)
2007-04-15 20:30:22
いらっしゃいませ 

そっかぁ新しいお祭りだったんですねぇ。
華やかでしょうね 

東京に行く事があればまた浅草に足を伸ばしてみたいです。
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