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KU Outdoor Life

アウトドアおやじの日常冒険生活

ミレー・モニターインタビュー

2013年01月23日 | 道具

 本日は仕事を終えてから東京・目黒の「ミレー・ラフマ」本社へ。

 

 今回は「モニター・インタビュー」という企画で、一般ユーザーの意見交換により今後のミレーのより良いザック作りに反映させていこうというもの。
 書類選考の結果、本日呼ばれたのは8人で、最近、山を始めたばかりの若いニイちゃんから冬富士にストイックに挑むツワモノまで。(うち美女「山ガール」が1名)

 最初にザック全般、ミレーに関する印象などアンケートに記入してから、順番に意見を出し合う。
 が、フリードリンクで出だしからワインをいただいてしまった私は、早くもほろ酔いモード。(←こらっ!)

 あまり覚えてないが、皆さんからは大体こんな感じの意見が出た。
・最近は山にデジカメ、スマホ、i-padも持って行くので、小物を収納できるポケットをたくさん付けてほしい。
・ザックを下ろさずに小物を取り出せるよう身体の前面(ショルダーやウエストベルト)にポケットを作ってほしい。
・軽いザックがいい。
・ミレーはロゴが地味。マムートのようにかわいい(?)と目立つ。
・ウェアは街でも着たいので、いかにも雪山っぽい派手なカラーだけでなく、落ち着いた色のも欲しい。
・一本閉めのザックが好きなので、もっとカッコイイのを作ってほしい。などなど・・・。

 自分としては、とにかく最近のザックは機能重視でゴテゴテしていて、デザインも何だか安っぽい。
 もっとシンプルな作りでシブい色合い、やはり70年代にカリマーの「ジョー・ブラウン」と人気を二分した「グランドジョラス(ドメゾンモデル)」「ドリュ(ボナッティ・モデル)」など生粋のフランス製だった頃のデザインをぜひ復活させてほしいのだが・・。
 それにしても最近は山道具の買い方も、実際に店に足を運んだりせず、雑誌やネットで見ただけでポチッとする時代のようだ。

  

 一通り意見が出た後で、最後は実際にミレー・ザックのニューモデルを手に取ってインプレッション。
 本場シャモニーのガイド公式モデルで、たしかに機能、デザインともに洗練されている感じはするが、じゃあ自分が定価で即買うかと問われたら、ちょっとビミョー。
 
 自分が学生の頃はミレーのザックといえば値段も高く、高嶺の花だった。
 庶民のために、神保町「Sや」などは、まんまコピーした「ミレーもどき」をオリジナル商品として売ったりしていたが、ミレーのザックを持つことは一種のステイタス、それが似合うようになって初めて一丁前の山ヤという時代だった。
 つい最近も「ピンクのクラウン」が物議を醸したが、車でもザックでもオールドファンには昔の風格を取り戻してほしいところだ。

 ミレーの製品は現在も大型ザック、ウェア、冬靴といくつか使っており (もらい物やヤフオクが多いが)、これからも続いてほしいブランドなのでぜひヘンテコな方向へ走らず頑張っていただきたい。 (上から目線でスミマセン。)

  旧き良き時代のミレー・一本締め@一ノ倉沢南稜テラス(1979)

 
 
帰りは老舗ラーメン屋の「田丸」へ。
 創業1945年!以前、何かの雑誌でランキング入りしていたので期待値高く臨んだが、最近の「二郎」系に馴れてしまった身にはちょいインパクト薄くて残念。☆☆★

  
 人気メニューの「チャーシューメン」。
 洋食で使うような楕円形の器が意表を突くが、その分、量は少なめのような?



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