本日は午前中、職場のガン検診。
中途半端な時間に終わってしまったので、そのまま年休消化とし、上野の国立博物館で開催中の「大アマゾン展」を見に行く。
アマゾンといえば、やはり珍しい動植物や昆虫がウリ。
アリクイ、ナマケモノ、アルマジロ、アナコンダ、ヘラクレスカブトムシ、モルフォ蝶、ピラルク、ピラニアなどなど・・・。
そういえば昔、小学館の動物図鑑というのがあって、自分はこの本が大好きだった。
その頃はまだ動物の姿も写真でなくてイラストで、アフリカから始まりアジア、北米、南米、南極・・・とエリアごとに見開き2ページの 中に動物がぎっしり描かれており、こども心に何ともコーフンしたものだ。(昭和30~40年代に少年時代を過ごした中高年にはわかるはず)
そんなノスタルジックな気分に浸りながら展示を見て回る。
映像では、大スクリーンでアマゾン川の空撮やアナコンダの捕獲シーンなど。
世界の山々や極地の他、こんな所まで単独でイカダ下りした植村直己氏のスケールの大きさに改めて感嘆する。
展示そのものは効率よくまとまっていて良かったが、やはり剥製や標本が中心なので、生きた迫力が味わえないのが博物館のやや残念なところ。
あと人権問題などもあるのかもしれないが、自分としてはアマゾン先住民の文化とか歴史、民俗などをもっと加えてほしかった。
そう考えると、昨年行ったケニアの博物館(National Museums of Kenya)は、なかなか良かったと思う。
残り時間でアマゾン以外の既設展示も少々。
零戦や初期の国産自動車のレプリカなどが興味深かった。