中さん

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日記(2.8)

2021-02-08 08:01:18 | 日常
2月8日(月曜日)昨日に比べ・・また冷え込む。

昨日の各行楽地は気温が上がったためか人出も多かったらしい
この辺りでは秩父方面にドライブに来る県外車両が目立つ。
巣ごもり・自粛疲れの反動であろうか!
日本人は旅行好きという統計データを思い出す。
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毎日新聞の余禄にあった。
 ある人が待合茶屋に芸者を呼び、
 豪華な料理を食べて2000円を使ったとする――
  こんな話を持ち出したのは戦前の名高い財政家、高橋是清である。

ケインズ理論を先取りしたとされる是清である。
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ケインズが世界経済の再生を主張しさっそうと現れたのは30年代の初めで、
世界経済が「大不況の嵐」に直面している時でした。
この大恐慌から世界経済を立て直すために、ケインズは、経済の再生・拡大にはまず、
「物がどんどん売れる」ということが何よりも重要である、と強調したのです。
つまり、人びとの旺盛な購買力があってこそその国の生産力は増強され、
より生産規模は拡大するものだ、
ということ。
旺盛な購買力とは、その国で作りだされる物とサービスを人びとがどんどん買うことを意味し、
それを経済学では「需要」と呼びます。需要の増大こそがその国の経済を拡大させる原動力だ、
つまり「消費は美徳」とケインズは力説し、理論化しようとしたのです。
そこでとても有名な「有効需要の原理」というケインズ理論の中心命題が出てきます。
簡単に言えば、「需要の増大こそがその国を発展させる有効な武器であり得る」
ということです。
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●ご存じの方も多かろうが、是清は
 この2000円がさまざまな業種の人の手に渡り、
 さらにその衣食住の費用となることで額面の何十倍もの需要を
 諸産業間にもたらすと説いたのである。
●失業者があふれる中の待合遊びの話は刺激的だったようだが、
 彼の財政で日本は世界恐慌からいち早く脱する
 今では財政支出と景気の関係は誰もが知る。
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 だが政治家の中には待合の散財のたとえ話しか覚えていない者も多いらしい。
●緊急事態宣言下なのに深夜の銀座のクラブ訪問や飲食が発覚した与党の衆院議員たちである。
 うち公明党の遠山清彦氏は議員辞職した一方、
 自民党の松本純議員は1人だったとの従来の説明の
 うそを認め同席の2議員と共に離党した。
●おりから世の注目が緊急事態宣言延長に集まり、
 また国民の権利を過料で縛る改正法案が成立しようとするさなかだった。

 うそで上塗りした失態で与党の支持率が下がるのは自業自得くだが、
 政治そのものへの不信が鬱積するのが怖い。
 世界恐慌であろうと、パンデミックであろうと、
 政治家があらゆる知力、想像力、表現力を国民の生命と暮らしを守るために
 駆使せねばならぬ危機である。
 物笑いのタネになっている場合ではなかろう。
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★高級クラブであれば、バレないとでも思ったか?
 心は広く身は小さく生きねばならぬ時に・・
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