中さん

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日記(8.18)

2023-08-18 13:39:57 | 日常
8月18日 (金曜日)   晴  気温上がる

8時にスイカを作った場所の囲いネットを外して
伸び放題の草を刈り払機で刈ってみる。
いくつかまだこれからの玉がゴロゴロ出てきたが、もう美味しくないであろう。
湿度も高く・・・陽も高くなってきて強烈な日差しで
 暑くて汗がポタポタ落ちる。
 危険な温度だ・・熱中症になる前に辞めた。草取りがはかどらない!
 とにかく今年は異常に暑いなあ~!
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毎日新聞 2023/8/18余録には
 葉の形状からその名がついたノコギリソウは本州から北海道にかけての
 山地に広く分布し、夏に白い花を咲かせる。
 種類は多いが、日本の近代史が刻まれた和名を持つのがシュムシュノコギリソウである

▲かつて日本領だった北千島最北端の占(しゅむ)守(しゅ)島
 が名の由来だ。
 カムチャツカ半島と海峡を隔てた島には第二次大戦末期、
 2万を超える精鋭部隊が置かれた。北洋漁業を行う日本企業の缶詰工場もあった
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▲島で戦闘が始まったのは玉音放送から3日後の18日未明。
 8日に対日参戦したソ連軍が上陸し、日本軍が反撃して双方に多くの犠牲者が出た。
 日本側が優勢だったが、停戦交渉を進めて5日後に武装解除した。

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浅田次郎さんの小説「終わらざる夏」は日ソ両軍に加え、
 缶詰工場に動員された女性従業員の視点も交えて描かれている。
 数百人いた女性従業員は全員が停戦前、小型船に分乗して脱出した。
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▲ソ連軍は9月上旬にかけて北方領土を含めた千島列島を占領した。
 満州、樺太(サハリン)にも侵攻し、占守島を含めた残存兵はシベリアなどに抑留された。
 終戦後も長く戦争の悲劇が続いたことを忘れることはできない。
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スターリンが抑留を命じた8月23日に東京の千鳥ケ淵戦没者墓苑で
 シベリア抑留犠牲者の慰霊祭が開かれる。

 過去にはロシアの団体がサハリンや占守島で収集した。
 日本兵の遺骨を自主的に返還してくれたこともある。
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 だが、ロシアのウクライナ侵攻で人道協力も難しい状況になった。
 新たな戦争が鎮魂の思いを妨げている。
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下野新聞のHOME 雷鳴抄に
字のない葉書

 脚本家の向田邦子(むこうだくにこ)のエッセーに、
「字のない葉書」と題した一編がある。
 終戦の年の4月、自宅のあった東京から田舎に疎開した妹の話である。
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▼父は自宅の住所を記したはがきを何枚も書き、妹に渡した。
 「元気な日にはこれにマルを書いて、毎日ポストに入れなさい」と。
  妹は幼くてまだ字が書けなかった。
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▼最初のはがきは赤字で書いた大きな○だった。
 家族一同安心したが、次第に黒鉛筆で書いた小さな○になり、
 ある時ついに×になってしまった。
 妹は痩せ細り、一回り小さくなっていた。
 いつも怒ってばかりの父が、戻ってきた妹の肩を抱いて声を上げて泣いた。
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▼この話は「字のないはがき」の題で絵本にもなっている。
 初版は2019年。
 原作から40年の時を超えて向田の大ファンである小説家の角田光代(かくたみつよ)さんが
 子ども向けに書き直し、絵画の才能にも定評のある
 小説家の西加奈子(にしかなこ)さんが絵を付けた。
 3人とも直木賞作家である。

▼向田は全国を転勤した父に従い、幼い頃に宇都宮市にも住んだことがあった。
 転出したのは1936年。
 二・二六事件が世を騒がせ、戦争に向かって突き進もうとする時代だった。
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▼「字のないはがき」も戦争を題材にした絵本である。
  悲しい話だが、悲惨な場面を強調することはない。
  戦争を次世代にどう伝えるか、3人の作家が教えてくれている。


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コメント
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