2月5日(土曜日) 晴れ 風が冷たい日
ラグビーTVTV観戦。
長男の家の方に”Jスポーツ番組”契約がしてあるので
そちらの部屋で家内と応援。
今日はパナソニックとNTTの試合。パナソニックが完勝。
”埼玉パナソニック・ワイルドナイツ”と長くなった名前だ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
福島民友の編集日記は面白い。転記させてもらう。
順番待ち
お気に入りの一杯を目当てに立ち寄ったラーメン店に、いつもあった長蛇の列が消えていた。
休業日かと思ったが、のれんは出ている。
店内に入ると、ラーメンと客の熱気にあふれていた
~~~~~~~~~~~~~
▼店頭で人数を入力した後に発券されるQRコードをスマートフォンで読み込み、
待ち時間を確認する仕組みだった。案内時間はメールで通知され、店の前に並ばなくていい。
新型コロナウイルスの感染対策で、密を避けるために導入したという
▼国内の新型コロナワクチンの追加接種が進んでいない。
1、2回目にファイザー製を接種した高齢者らが、
供給量の多いモデルナ製を打つ「交互接種」を避ける傾向にあるという。
人気の飲食店と同様に順番を待てば、
いずれ希望のワクチンを接種できると考えている人も多いようだ
▼国のワクチンの確保状況を見れば、目当てのワクチンがいつ各自治体に配分され、
「接種可」と通知されるかは見通せない。岸田文雄首相も
「種類よりスピードを優先して」と呼び掛けている
▼現在の爆発的な感染拡大を食い止めるには、追加接種以外に有効な手だてはない状況だ。
長時間待つことを苦にしないとされる日本人だが、ワクチンの待ち時間は、短い方がいい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
備える
店の販売員は経験を積むと、客が入ってきた瞬間に何を買おうとしているのか
直感的に分かることがあるらしい。脳科学者の茂木健一郎さんはその仕組みについて、
脳が無意識のうちに、過去のデータに照らして推測しているからと解説する
▼人間の脳には言葉にできない膨大な情報を含めて、
自分の身の回りの環境について推理する働きがある。
「虫の知らせ」というのも、こうした働きによるものだという
(「幸せとは、気づくことである」プレジデント社)
▼「自分でもどうしてか分からないのだが」と、
東日本大震災当時のことを語ってくれたのは、
いわき市在住でトンガ出身の永田リセさん。
地震の前、なぜかせかされるように食料を買い、車の燃料を満タンにした。
▼十分な備えがあったため、1人暮らしの高齢者を自宅に招いて、
避難生活の場として提供することができた。
ほかの高齢者宅にも食料や水などを差し入れした。
▼永田さんの母国で大規模噴火が起こり、日本でも大きな地震が頻発している。
もし自分にも災禍が降りかかってきた時、どうするか。あの日から間もなく11年。
虫の知らせに頼らずとも、私たちは身をもって知っている。
日頃からの備えを大切にしたい。
==============
燃料
江戸時代、照明の役割を担ったあんどんの燃料は、主に菜種などの植物油が用いられた。
しかし食用にもなる菜種油は高級品で、庶民は半値以下で入手できる
イワシなどを搾った魚油に頼った
▼ただ安値だけに使い勝手は悪かった。魚の臭いが漂い、
すすや煙も多く、室内で使うには適さなかった。
そこで登場したのが石油だ。明治に入りあんどんより明るいランプが輸入されると、
燃料は魚油と同様に半値で入手できる石油に替わり、庶民の暮らしは大きく変わった
(東京油問屋市場編「東京油問屋史」)
▼原油高騰が収まらない。レギュラーガソリンの全国平均小売価格が13年ぶりに
1リットル当たり170円を超え、政府は初めて急騰抑制策を発動した。
元売り業者に補助金を支給し、ガソリンや灯油の店頭価格を抑える異例の措置だ
▼2度の石油危機を経た今も石油は車や発電所の燃料、
化学製品などの原料として生活を支え続ける。
今回の原油高は原材料価格や物流費の上昇、食品などの値上げを招き、家計を直撃している
▼1リットル当たり最大5円の補助金が、店頭価格にどう反映されるか分からない。
抑制策が功を奏し、家計のやりくりや中小企業の経営の希望の明かりとなってほしい。
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ラグビーTVTV観戦。
長男の家の方に”Jスポーツ番組”契約がしてあるので
そちらの部屋で家内と応援。
今日はパナソニックとNTTの試合。パナソニックが完勝。
”埼玉パナソニック・ワイルドナイツ”と長くなった名前だ!
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福島民友の編集日記は面白い。転記させてもらう。
順番待ち
お気に入りの一杯を目当てに立ち寄ったラーメン店に、いつもあった長蛇の列が消えていた。
休業日かと思ったが、のれんは出ている。
店内に入ると、ラーメンと客の熱気にあふれていた
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▼店頭で人数を入力した後に発券されるQRコードをスマートフォンで読み込み、
待ち時間を確認する仕組みだった。案内時間はメールで通知され、店の前に並ばなくていい。
新型コロナウイルスの感染対策で、密を避けるために導入したという
▼国内の新型コロナワクチンの追加接種が進んでいない。
1、2回目にファイザー製を接種した高齢者らが、
供給量の多いモデルナ製を打つ「交互接種」を避ける傾向にあるという。
人気の飲食店と同様に順番を待てば、
いずれ希望のワクチンを接種できると考えている人も多いようだ
▼国のワクチンの確保状況を見れば、目当てのワクチンがいつ各自治体に配分され、
「接種可」と通知されるかは見通せない。岸田文雄首相も
「種類よりスピードを優先して」と呼び掛けている
▼現在の爆発的な感染拡大を食い止めるには、追加接種以外に有効な手だてはない状況だ。
長時間待つことを苦にしないとされる日本人だが、ワクチンの待ち時間は、短い方がいい。
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備える
店の販売員は経験を積むと、客が入ってきた瞬間に何を買おうとしているのか
直感的に分かることがあるらしい。脳科学者の茂木健一郎さんはその仕組みについて、
脳が無意識のうちに、過去のデータに照らして推測しているからと解説する
▼人間の脳には言葉にできない膨大な情報を含めて、
自分の身の回りの環境について推理する働きがある。
「虫の知らせ」というのも、こうした働きによるものだという
(「幸せとは、気づくことである」プレジデント社)
▼「自分でもどうしてか分からないのだが」と、
東日本大震災当時のことを語ってくれたのは、
いわき市在住でトンガ出身の永田リセさん。
地震の前、なぜかせかされるように食料を買い、車の燃料を満タンにした。
▼十分な備えがあったため、1人暮らしの高齢者を自宅に招いて、
避難生活の場として提供することができた。
ほかの高齢者宅にも食料や水などを差し入れした。
▼永田さんの母国で大規模噴火が起こり、日本でも大きな地震が頻発している。
もし自分にも災禍が降りかかってきた時、どうするか。あの日から間もなく11年。
虫の知らせに頼らずとも、私たちは身をもって知っている。
日頃からの備えを大切にしたい。
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燃料
江戸時代、照明の役割を担ったあんどんの燃料は、主に菜種などの植物油が用いられた。
しかし食用にもなる菜種油は高級品で、庶民は半値以下で入手できる
イワシなどを搾った魚油に頼った
▼ただ安値だけに使い勝手は悪かった。魚の臭いが漂い、
すすや煙も多く、室内で使うには適さなかった。
そこで登場したのが石油だ。明治に入りあんどんより明るいランプが輸入されると、
燃料は魚油と同様に半値で入手できる石油に替わり、庶民の暮らしは大きく変わった
(東京油問屋市場編「東京油問屋史」)
▼原油高騰が収まらない。レギュラーガソリンの全国平均小売価格が13年ぶりに
1リットル当たり170円を超え、政府は初めて急騰抑制策を発動した。
元売り業者に補助金を支給し、ガソリンや灯油の店頭価格を抑える異例の措置だ
▼2度の石油危機を経た今も石油は車や発電所の燃料、
化学製品などの原料として生活を支え続ける。
今回の原油高は原材料価格や物流費の上昇、食品などの値上げを招き、家計を直撃している
▼1リットル当たり最大5円の補助金が、店頭価格にどう反映されるか分からない。
抑制策が功を奏し、家計のやりくりや中小企業の経営の希望の明かりとなってほしい。
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